リファレンスチェック「back check」、採用時のコンプラチェック機能を提供開始

SHARE:
「Solomon」と連携した「back check」。情報が見つかると、「信用調査結果」欄に「該当あり」と表示される。
Image credit: Roxx

HRTech スタートアップの ROXX は4日、同社が提供するリファレンスチェックシステム「back check」に、コンプライアンスチェック機能を追加、提供を開始したことを発表した。KYC コンサルティングが提供するコンプライアンスチェックシステム「Solomon」との API 連携により実現する。ユーザの設定にもよるが、back check ではリファレンスチェックを経て、最終選考プロセスにまで進んだ候補者に半自動的にコンプライアンスチェックを適用することが可能になる。

2013年に創業、その後、以前のサービス「SCOUTER」からピボットした ROXX は現在、クラウド求人データベース「agent bank」とリファレンスチェックシステム「back check」が経営の柱となっている。back check は今年10月でサービス提供から約2年を迎えるが、これまでに累計15,000件以上のリファレンスチェックに利用された。中途採用におけるミスマッチに悩む企業のニーズを捉え、同社がこれまで想定していたよりも大きな企業がユーザに増えてきたという。

大企業においては、採用候補のリファレンスに加え、将来のリスク管理に備えてコンプライアンスチェックを求める傾向は強い。また、スタートアップにおいても、上場審査の際には反社チェックなどが実施されるので、まだ、アーリーやミドルの段階から新規入社する社員をチェックしておきたい、というニーズは根強い。近年、さまざまなコンプライアンス・反社チェックツールが登場しているが、ROXX では今回の連携により、採用プラットフォームの中で統合的にチェックできることによる利便性向上を強調している。

アメリカでは、ギグワーカーのバックグラウンドチェックサービス「Checkr」が累計3億米ドルを調達、先月には人材インテリジェンスプラットフォーム「Eightfold AI」と提携したのは記憶に新しい。このほか、Instant Checkmate(経歴チェック)、Truthfinder(犯罪歴チェック)など複数のバックグラウンドチェックサービスが台頭し、バックグラウンドチェック市場規模はアメリカだけで28億米ドル(2021年)、世界で49.5億ドル(2020年)に上る。働き方の多様化や人材流動の高まりにより、今後需要が高まるとみられる。

BRIDGE Members

BRIDGEが運営するメンバー向けイベント「Tokyo Meetup」では新サービスの紹介やノウハウ共有などを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。メンバー登録は無料です。
  • BRIDGE Canvasの購読
  • メンバー向けDiscordご招待
  • BRIDGE Tokyoなどイベントご招待
無料メンバー登録