
ビットコインマイニング事業を展開する Fuel Hash は12日、シードラウンドで3.1億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、Headline Asia、THE SEED、名前非開示のエンジェル投資家複数。
Fuel Hash は2021年3月、ユニコーンとなった仮想通貨取引所スタートアップ Quoine で代表取締役 CFO、マイニング大手 Bitfury の日本拠点代表などを務めた紺野勝弥氏により創業。とかく多大な電力消費が取り沙汰された仮想通貨マイニングだが、Fuel Hash はロシアにある水力発電をエネルギー源とするデータセンターで、自社や投資家の仮想通貨マイニングを行っている。
同社では今回調達した資金を使って、仮想通貨マイニングのためのクラウドサービス(現在は投資家がマイニングマシンを Fuel Hash に預けてホスティングしてもらう形を取っている)、dApp 開発、NFT、将来的には DAO(自律分散型組織)の設立・運営支援なども視野に入れた Web3 領域への本格参入を図りたい考えだ。
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