WILLERとKDDI、エリア定額乗り放題サービス「mobi」を共同で提供

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

WILLER と KDDI は2022年1月から、エリア定額乗り放題サービス「mobi」を共同で提供する。両社は、合弁会社 Community Mobility を設立し、2022年4月1日から事業を開始し、本サービスの全国展開を目指す。モビリティサービスと通信を掛け合わせることで、地方・都市の社会課題解決と新たな移動体験の提供、交通業界の DX 化を支援する。

「mobi」サービスイメージ

子育て世代では子どもの送迎などに課題を感じる人は多く、加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大により自宅周辺で過ごす時間が増えたことで、近距離移動の需要が高まっている。また、高齢者の運転免許証の自主返納が増加する一方、地方都市などでは、毎年1,000km超の路線バスが廃止され高齢者を中心に移動手段がなくなることへの不安が増加しており、持続可能なまちづくりの実現に向け、交通課題の解消が重要になっている。

WILLER は、バスや鉄道などの移動サービスに IT マーケティングシステムを導入し、移動に新たな価値を創造してきた。また、シームレスにつながる社会交通システムを創造する上で、ワンマイルを移動するサービスがないことを課題ととらえ、半径約2kmを目安とした生活圏における暮らしの足となるエリア回遊型移動サービスとして本サービスを2021年から提供開始している。

KDDIは、2030年を見据えた KDDI の SDGs「KDDI Sustainable Action」を通じ、通信事業者としてデジタルを活用した地方創生に取り組んできた。社会のデジタル化にともない、移動の在り方が変わる中で、KDDI は「移動を、感動に変えてゆく。」のコンセプトのもと、モビリティを活用し地域の暮らしをつなぐとしている。プロジェクトを担当したKDDIビジネス開発部の松浦氏は次のようにコメントしている。

移動を、感動に変えてゆく」をコンセプトに、モビリティという新しい分野で、お客様への新しい体験価値の提供にチャレンジしていきます。WILLERという強力なパートナーと共に、地域の暮らしや生活者の身近な移動をもっと自由にするエリア定額乗り放題サービス「mobi」を提供。地域住民の皆さま、自治体、関係する地域事業者と共に新しいサービスを創り上げていきます!(KDDI ビジネス開発部 松浦年晃氏)

両社は本サービスを通じて、ストレスのない移動により地域交通網の課題解決を図るとともに、外出の機会や家族・コミュニティとの交流が増え、街が活性化し暮らしが豊かになる移動サービスの提供を目指すとしている。

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