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台湾のベンチャーキャピタル Cherubic Ventures(心元資本)は、1億1,000万米ドルの5号ファンドを立ち上げ、同社初の9桁額のファンドとなった。これにより、同社の運用資産総額は4億米ドルに達した。
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Photo credit: Cherubic Ventures(心元資本)
5号ファンドでは、通常のアーリーステージ投資とは異なり、50%をレイトステージおよびプレ IPO ステージの企業への投資に充てる。
Cherubic は、アジアとアメリカのスタートアップへの投資に注力している。ポートフォリオには150社が含まれ、そのうち10社がユニコーンである。
昨年は、多くの投資先企業が大きな節目を迎えた。アメリカの遠隔医療企業 Hims & Hers はニューヨーク証券取引所に上場し、台湾の e コマースプロバイダ 91App は現地証券取引所に上場し、日本の BNPL(後払い)企業 Paidy は PayPal によって27億米ドルで買収された。
Cherubicは、91App のほか、中国のプラットフォーム「Tian-Ge(天鴿)」を共同設立した Matt Cheng(鄭博仁)氏が2014年に設立した会社だ。台北に加え、サンフランシスコと上海にチームがいる。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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