「寝かせ玄米」D2Cの結わえる、2.5億円を調達——環境エネルギー投資、グロースポイント・エクイティらから

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「寝かせ玄米」の D2C 事業を展開する結わえるは10日、直近のラウンドで2億5,029万9,000円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドに参加したのは、環境エネルギー投資、グロースポイント・エクイティ、名前非開示の個人投資家。結わえるにとって、これは2020年4月に実施したラウンド(シリーズ B ラウンド相当)に続くものだ。グロースポイント・エクイティは、前回ラウンドに続くフォローオンでの参加。INITIAL は、同社の今年2月時点の時価総額を17億4,900万円と推定している

結わえるは2009年、船井総合研究所出身の荻野芳隆氏(現 代表取締役)が創業。創業以来、「寝かせ玄米」をテーマに製造販売を一貫して行なってきた。胚芽や糠層が含まれる玄米は、白米に比べ栄養成分が優れているため健康志向の消費者に人気があるものの、白米に比べ水を吸収しにくく炊飯が難しいため敬遠する人も少なくない。結わえるでは、100%特別栽培玄米を特殊な圧力釜で炊いてから3~4日熟成させたパッケージを開発することで、玄米を美味しく手軽に楽しめる体験を提供してきた。

結わえるは昨年12月、グランプリを獲得した ICC KYOTO 2021 の「スタートアップ・カタパルト」で、寝かせ玄米の販売数が累計1,000万食を超えたことを明らかにしている。同社では今回調達した資金を使って、ブランド強化、マーケティング、新商品の開発、コンテンツ開発、経営・マネジメント層をはじめとする人材採用、食を通じた健康課題解決に向けた新たな取り組みなどに注力するとしている。

via PR TIMES

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