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Skyland Venturesがスマホ分野向けの投資枠2億円を設定、動画投稿アプリのナナメウエに3,000万円を共同出資

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東京を拠点にスタートアップに投資する Skyland Ventures は、2014年6月までにスマートフォン分野のスタートアップ向けに2億円の投資枠を設定したと発表した。 先頃のこの記事にもあるように、日本では 2014年までに全ユーザの60.2%がスマホに切り替えるだろうと予測されている。廉価版のハンドセットの普及が進み、デスクトップよりもスマートフォンによるサービスが増えるのは、世界的なトレ…

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東京を拠点にスタートアップに投資する Skyland Ventures は、2014年6月までにスマートフォン分野のスタートアップ向けに2億円の投資枠を設定したと発表した。

先頃のこの記事にもあるように、日本では 2014年までに全ユーザの60.2%がスマホに切り替えるだろうと予測されている。廉価版のハンドセットの普及が進み、デスクトップよりもスマートフォンによるサービスが増えるのは、世界的なトレンドになるだろう。

この流れを受けて、Skyland Ventures は、動画投稿スマホアプリ SlideStory を開発するスタートアップ、ナナメウエに対し、East Ventures と共同で3,000万円を投資したと発表した。East Ventures は Skyland Ventures にとってLPであり、今回の投資における双方の出資比率については明らかにされていない。

ナナメウエは、THE BRIDGE でも何度か紹介している、東南アジア向けにメッセージアプリを展開しているクオンでエンジニアを務めていた、瀧嶋篤志氏と石濱嵩博氏によって2013年5月に設立された。同社のアプリである SlideStory は、日本、タイ、台湾などで通算40万ダウンロードを超え、これまでに制作した12個のアプリのダウンロード数を合計すると230万ダウンロードを超える。

SlideStory は、15枚の写真をスライドショーにして動画が作成できるほか、撮影した動画を繋ぎ合わせ、32秒間にわたる編集動画を作成することができる。機能面では、韓国の Tripvi Album やホンダの RoadMovies に似ていると考えてよいだろう。

動画のアップロード、ダウンロードを行うアプリは帯域を必要とするので、3G 回線でも非力さを感じてしまうことがある。回線インフラが貧弱な東南アジアで、そのようなアプリが流行するのか懐疑的だが、インフラ面での状況は格段に改善してきているようだ。

ちなみに、先般、ジャカルタに渡航した際、空港バスに車内WiFiが備わっていたのでスマートフォンで接続してみたのだが、足回り回線が 2G らしく、THE BRIDGE のバックエンドで使っている Yammer や Asana や Evernote のアプリが軒並みタイムアウトを起こしてしまい難儀した。対照的に、DailySocial の Rama Mamuaya は 4G回線を使っていたので、契約している回線帯域によって、使うアプリの幅に違いが出て来る〝Bandwidth Divide〟的な現象が起きている可能性はある。

新興国のインフラ普及のスピードは、日本のスタートアップの成長にも、直接影響を及ぼすことになりそうだ。

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