郵便物受取のクラウド化「atena(アテナ)」、Sansanと資本業務提携

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「atena(アテナ)」
Image credit: atena

郵便物受取の代行や管理をクラウド化するサービス「atena(アテナ)」を運営する atena(旧称 N-Technologies)は18日、Sansan(東証:4443)と資本業務提携を締結したことを明らかにした。atena が Sansan から調達した金額は不明。atena にとっては、この提携を通じた資金調達は、今年3月にしたシリーズ A ラウンドに続くものだ。同社は前回ラウンドまでに累積で2億5,500万円を調達している。

atena は共にオンラインプログラミング塾スタートアップ Yoki 出身の白髭直樹氏と北方佑樹氏により今年6月に創業。atena では、代理受取された郵便物が差出人名や装丁がわかるよう表面がスキャンされ、ダッシュボードに登録される。Slack や Microsoft Teams でユーザに通知されるので、ユーザはダッシュボード上から個々の郵便物が必要なものかどうか表面写真を見て判断。自身の受取住所に実物転送してもらうか、中身を開けてスキャンしてもらうか、廃棄してもらうかを選ぶことができる。

エンタープライズ向けに「atena for メール室」を展開。大企業からスタートアップまで採用され、これまでに16万通を超える郵便物を取り扱ってきた。一方、Sansan は、インボイス管理サービス「Bill One」、クラウド契約業務サービス「Contract One」を展開し、アナログ・デジタル双方の請求書・契約書をやり取りできるすることができる。atena が Sansan と事業連携 することで、シナジー創出が期待できるとしている。

via PR TIMES

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