Working From Home(WFH)を企業または個人が導入するかは、つい先日まで二極化するテーマだった。しかしパンデミック以降、WFHの状態でも生産性高い労働環境を作れることを多くの人たちが感じ始めている。 さて、現段階におけるリモートワークへの動きは、企業運営の安定や従業員の短中期的な雇用維持を目的としたものだった。つまり、企業は環境変化に対応しているようで、実際の多くの企業は新しい環境…
ピックアップ:Napier Park Financial Partners invests in Kasisto as oversubscribed round closes at $22 million. ニュースサマリー:金融業界に特化した対話型AIチャットロボットを開発するKasistoは、顧客対応をチャットボットで自動化させるDXプラットフォームだ。小売りの取引からコーポレートバンキング、…
重要なポイント:チャットボットは、コスト削減をするような守りの改善のためのツールである一方で、カスタマイズや即時対応によりチャットボットが売上高を増やしていくような攻めの側面も期待されている。例えば、ECでのチャットボットの活用による成約の実現の確度を上げることが想定されている。MARKETS AND MARKETSのレポートによると、対話型のAI市場は2020年の48億米ドルから2025年の139億米ドルへ、CAGRで21.9%成長すると予測されている。
詳細情報:Kasistoは、2015年から2018年にかけて284%成長し、デロイト社の2019年のTechnology Fast 500にも選定されるなど、今年5月にはFast Companyの選ぶ「最もイノベーティブなAI企業10社」に選定されるなど認知も高めている。
Napier Park Financial Partnersのパートナー兼プライベート投資の共同責任者であるManu Rana氏は「Kasisto社のプロダクトの品質と導入の容易さ、同社の顧客の熱意、同社の持つデータの広さと深さに感銘を受けている」と述べ、世界の金融業界における同社の拡大をサポートするのを楽しみにしていると期待をにじませた。
同サービスはカリフォルニア州で利用できないとされており、これは同社とドライバーが個人事業主として扱うかどうかについて、地元当局と争っていることが影響していると想定される。カリフォルニア州の新法「Assembly Bill 5」では、同州において労働者の勤務内容を企業が認知・管理している、また通常業務の一部を構成している場合は、従業員として雇わなければいけないと定められている。
ピックアップ:Exclusive: Carrot Fertility closes $24 million Series B in a sign of the sector’s strength ニュースサマリ:企業向けに従業員の不妊治療を支援するサービスを提供するCarrotは、2,400万米ドルのシリーズBラウンドの資金調達を完了したことを2020年8月18日に発表した。本ラウンドはU.S. …