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名刺管理のSansan、東南アジアや日本での事業拡大に向けシリーズEラウンドで30億円を調達——日本郵政キャピタル、T. Rowe Priceなどから

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日本とシンガポールで事業を行う、クラウドベースの連絡先管理サービス「Sansan」は、シリーズ E ラウンドで30億円を調達した。日本郵政キャピタル、T. Rowe Price、SBI インベストメント、DCM Ventures が参加した。 この調達を受けて、Sansan のこれまでの累計調達金額は1億ドルに達した。 Sansan の 創業者で CEO の寺田親弘氏は、次のように述べている。 今…

日本とシンガポールで事業を行う、クラウドベースの連絡先管理サービス「Sansan」は、シリーズ E ラウンドで30億円を調達した。日本郵政キャピタル、T. Rowe Price、SBI インベストメント、DCM Ventures が参加した。

この調達を受けて、Sansan のこれまでの累計調達金額は1億ドルに達した。

Sansan の 創業者で CEO の寺田親弘氏は、次のように述べている。

今回の調達により、マーケティングから営業、カスタマーサクセスまでのバリューチェーン全体を強化できる状況が整った。

Sansan の共同創業者で、取締役の富岡圭氏は、次のように述べている。

シンガポールは、東南アジアのリージョナルハブであることから、我々が最初の国際オフィスを作る上で最高のロケーションだ。我々のチームは、Sansan のバリューを日本国外ではシンガポールを皮切りに提供することを目指し、そこから世界中に展開していく。

2007年にスタートした Sansan は、名刺をベースとした連絡先管理ソリューションを企業に提供。あらゆる規模の企業は、Sansan のスキャナや携帯電話で名刺をスキャンすることで、リアル世界の人的ネットワークの連絡先データベースを構築することが可能になる。

言い方を変えれば、Sansan は企業の中で休眠している名刺をアクション可能なデータに変える。独自の OCR ソフトウェアを使って名刺を即座にデジタル化するが、人がその名刺内容をチェックし正確性を確認する。繋がりがある人物が仕事を変えても連絡先の変更を追跡支援するので、その人のバックグラウンドやソーシャルメディア上での存在も見ることができる。

Sansan は、個人ユーザ向けに「Eight」という B2C アプリを提供しており、200万人超がユーザ登録するプロフェッショナルソーシャルネットワークに成長している。Eight はインスタントのチャットメッセージやニュースフィード機能などのオプションを提供し、ビジネス機会やタイムリーアップデイトを共有できる。日本国外では2017年のローンチ以降、インドネシア、インド、マレーシア、フィリピン、シンガポールで10万人を超えるユーザを獲得した。

同社によれば、これらのサービスが世界中で7,000社超に導入されており、顧客には Lenovo Group(聯想集団)、Merck &Co.、セブン&アイ・ホールディングスなどがいる。シンガポールの顧客は、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)、Ngee Ann Polytechnic(南洋工科大学)、東京ガス、商船三井、島津製作所、住友化学など。

DCM Ventures は、30億米ドル超を投資してきた VC グループだ。シリコンバレー、北京、東京にオフィスを置き、実務的な経営アドバイス、グローバルビジネスネットワーク、資金提供を通じて起業家を支援している。

SBI インベストメントは、SBI ホールディングスの子会社で、グロース領域の VC 投資にアクティブに関わっている。今回のラウンドには、同社の AI ブロックチェーンファンド を通じて参加した。

T. Rowe Price は、アメリカに拠点を置く主要な独立系資産運用会社だ。合計1兆米ドル超の資産を運用し、世界中16カ国で事業を展開している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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名刺管理のSansan、ゴールドマン・サックスとジャパン・コインベストから総額数十億円を調達——月内にもインドでの正式サービスをローンチへ

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東京を拠点に、名刺を元にした CRM ソリューションを提供する Sansan は8日、ゴールドマン・サックスと三井住友信託銀行が運営するファンドのジャパン・コインベストから資金調達を実施したと発表した。 調達金額はゴールドマン・サックスから20億円、ジャパン・コインベストからの調達額は非開示だが数十億円程度とみられる。8月に実施したシリーズ D ラウンドのフォローオンとみられる。Sansan によ…

東京を拠点に、名刺を元にした CRM ソリューションを提供する Sansan は8日、ゴールドマン・サックスと三井住友信託銀行が運営するファンドのジャパン・コインベストから資金調達を実施したと発表した

調達金額はゴールドマン・サックスから20億円、ジャパン・コインベストからの調達額は非開示だが数十億円程度とみられる。8月に実施したシリーズ D ラウンドのフォローオンとみられる。Sansan によれば、今回の調達は新規発行株式による第三者割当ではなく、既存普通株式の譲渡によるものとのことだ。

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Sansan のこれまでの調達の中には調達額が開示されていないものもあるが、今回の調達を受けて、Sansan の累積調達額は100億円を超えたものと推定される。開示されている情報によれば、同社がこれまでに調達した金額の約4割は海外投資家からのものだ。

Sansan は10月からシンガポールでの正式サービスをローンチしており、11月中にはインドでも正式サービスをローンチする見込み。Sansan が提供する「Sansan」や 「Eight」に似たサービスとしては Wantedly が提供する「Wantedly People」があるが、Wantedly もまた今年3月のシンガポール進出を経て、9月に東証マザーズへの上場を果たしており、Sansan についても近日の IPO 発表が期待される。

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名刺管理のSansan、未来創生ファンドなどから42億円を調達——インドやシンガポールでの事業拡大を加速【報道】

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 日経が今朝(原文掲載日:8月5日)早くに報道したところによると、東京を拠点に、名刺を元にした CRM ソリューションを提供する Sansan は、トヨタ自動車と三井住友銀行が支援する未来創生ファンドから42億円を調達した模様だ。この投資には、DCM Ventures と Salesforce.com も参加した。 S…

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

日経が今朝(原文掲載日:8月5日)早くに報道したところによると、東京を拠点に、名刺を元にした CRM ソリューションを提供する Sansan は、トヨタ自動車と三井住友銀行が支援する未来創生ファンドから42億円を調達した模様だ。この投資には、DCM Ventures と Salesforce.com も参加した。

Sansan は、今回調達した資金を使って、アジア市場、中でもインドやシンガポールで、同社の名刺管理アプリの事業拡大を加速するとしている。同社は先ごろ、フリーミアム名刺管理アプリの「Eight」について、企業顧客に求人情報や広告を Eight のタイムラインに挿入させることで、マネタイズする手段の確保に到達したことを明らかにしている。

今回の調達に先立ち、Sansan は昨年1月、シリーズ C ラウンドで DCM Ventures、Salesforce Ventures、ニッセイ・キャピタルなどから1,680万ドル(約20億円)を調達している。

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名刺管理アプリ「Eight」、いよいよ本格マネタイズフェーズへ——新機能「企業ページ」をリリースし、人材採用・広告ソリューションを提供へ

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名刺管理サービスを提供する Sansan は22日、同社のアプリ「Eight」について大幅バージョンアップし、企業のコンテンツを Eight のフィード上で受信できる「企業ページ」をリリースすると発表した。企業ページを作成した企業は、Eight 上に登録されたユーザの名刺データに付随した情報をもとにターゲティングして、人材採用やフィード上への広告の出稿が行えるようになる。この機能は6月末にリリース…

左から:Sansan 取締役で共同創業者の塩見賢治氏と、Eight 事業部チーフプロデューサーの千住洋氏

名刺管理サービスを提供する Sansan は22日、同社のアプリ「Eight」について大幅バージョンアップし、企業のコンテンツを Eight のフィード上で受信できる「企業ページ」をリリースすると発表した。企業ページを作成した企業は、Eight 上に登録されたユーザの名刺データに付随した情報をもとにターゲティングして、人材採用やフィード上への広告の出稿が行えるようになる。この機能は6月末にリリースされる次期バージョンに実装される予定で、早ければ28日にも利用できるようになる予定だ。PC 版のほか、iTunes AppStore から iOS 版、Google Play から Android 版をダウンロードできるようになる。

Eight は2012年にサービスローンチした、Sansan の個人向け名刺アプリだ。データエクスポートなどの機能を除き、基本的な機能は無料で使えるフリーミアムモデルで提供されている。2015年にユーザ数が100万人を突破し、その後、ユーザのコミュニケーションを促進するため、「フィード」や「グループメッセージ」といった新機能を追加した。現在では、ユーザ数が150万人を超えている。

ユーザが Eight に名刺データを登録すると、その情報には各個人が所属している会社の情報が結びついている。この結びつきをもとに、企業が PC 版の Eight で操作をすることで「企業ページ」が生成される。「企業ページ」を作成した企業の採用担当者は潜在転職者に直接スカウトメッセージを送れたり(Eight Talent Solution)、マーケティング担当者は Eight ユーザのフィードに広告が掲出できたり(Eight Ads)する。Eight 上に登録された企業情報は帝国データバンクが持つ企業情報と連携しており、これらの情報と名刺情報を人工知能で解析することにより、スカウトメッセージの送信先や広告の掲出先は、最適ユーザをターゲティングできる仕様となっている。

22日に都内で開かれた記者会見には、Sansan 取締役で共同創業者の塩見賢治氏と、Eight 事業部チーフプロデューサーの千住洋氏らが登壇。「Eight Talent Solution」と「Eight Ads」は有償で提供される見込みだが、現時点では料金体系は未定。塩見氏は、業界の既存のサービスから見て、大きな差の無い価格帯に設定したいとした。「企業ページ」を中心とする一連の追加機能については、日産自動車、岡村製作所、サイバーエージェント、サイボウズ、ランサーズなど約10社が、機能のローンチから早々に利用開始することを表明しているそうだ。

今回の Eight の新機能リリースは、Sansan という顧客管理(CRM)のスタートアップが、HR やアドテクに進出するという見方もできる。HR スタートアップの Wantedly が、昨年11月にローンチしたアプリ「Wantedly People」で、CRM の領域に進出したのと対極的な動きでる。

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Sansanが、DCM、セールスフォース、ニッセイ・キャピタルなどからシリーズCラウンドで約20億円を調達

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私と同じように、読者におかれても、オフィスデスクの片隅では、引き出しの中で常に場所を取っているのは、おびただしい数の名刺だろう。 東京拠点の名刺管理サービス Sansan は、企業がこのような名刺をクラウド上に配置するのを支援してくれる。同社は今日(原文掲載日:1月11日)、プロダクト開発と国際ビジネス成長の加速のため、シリーズCラウンドで2,420万シンガポールドル(1,680万米ドル)を調達し…

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写真出典:Sansan

私と同じように、読者におかれても、オフィスデスクの片隅では、引き出しの中で常に場所を取っているのは、おびただしい数の名刺だろう。

東京拠点の名刺管理サービス Sansan は、企業がこのような名刺をクラウド上に配置するのを支援してくれる。同社は今日(原文掲載日:1月11日)、プロダクト開発と国際ビジネス成長の加速のため、シリーズCラウンドで2,420万シンガポールドル(1,680万米ドル)を調達したと発表した。

このラウンドに参加した投資家は、シリコンバレーを拠点とする DCM Ventures、Salesforce の戦略投資部門 Salesforce Ventures、日本のアーリーステージ対象のベンチャーキャピタルであるニッセイ・キャピタルなど。

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Sansan は調達資金のうち、420万シンガポールドル(280万米ドル)を、アメリカに加え、同社の国際展開の最大市場であるシンガポールでの市場リーチを進めるために使うとしている。

正式発表の中で、Sansan の創業者兼 CEO の寺田親弘氏は次のように語っている。

シンガポールでは、生産性を高めるべくデジタル化やクラウド・ソリューションの採用を急速に進める多数の中小企業に使ってもらえることを期待している。コスト管理の改善はもとより、さらに重要なことには、顧客のエンゲージメントやローヤルティの向上、そして究極的には、ビジネスの成長を支援したい。

調達した資金の残りについては、モバイル製品の強化や、他のエンタープライズ・サービス経由で大企業をつなぐプラットフォームの開発に使うとしている。

シンガポールにおける寺田氏の目標は中小企業への集中だが、同社はインテル、日本郵便、セブン&アイ・ホールディングス、トヨタなど、4,000社以上におよぶ多岐にわたる顧客を有している。さらには、日本の経済産業省をも顧客にしているとのことだ。

シンガポールでのサービス価格は、名刺2,000枚につき月額60シンガポールドル(41米ドル)で、5,000枚では月額120シンガポールドル(83米ドル)、10,000枚では月額220ドル(152米ドル)。このサービスでは企業内での社員の協業を意図しており、複数の拠点をまたいで社員が情報共有できることがメリットの一つであるとしている。

Sansan は2007年に設立された日本企業で、2015年10月には Sansan Global PTE というシンガポール子会社を設立している。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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法人向けクラウド名刺管理サービス 「Sansan」がAPIを公開

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Sansanは、同社の提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のAPIを公開した。このAPIの開放により、社内システム、CRM、SFA、業務改善プラットフォームなど、各種ビジネス向けITサービスと連携が可能になる。 Sansanユーザは自社システムやパートナーの製品上でSansanに登録した名刺情報を取得して利用できるようになった。Sansanは名刺の情報から顧客情報を入力、その後…

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Sansanは、同社の提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のAPIを公開した。このAPIの開放により、社内システム、CRM、SFA、業務改善プラットフォームなど、各種ビジネス向けITサービスと連携が可能になる。

Sansanユーザは自社システムやパートナーの製品上でSansanに登録した名刺情報を取得して利用できるようになった。Sansanは名刺の情報から顧客情報を入力、その後クラウド上で顧客情報が常に正確・最新に保たれる仕組み。このSansanのデータベースを活用することで、名刺管理が各種ITサービスの利用促進へとつながるとSansanは見ている。

Sansan Open API ver1.0で提供される情報は、期間指定での名刺情報の取得、条件指定での名刺情報の取得、名刺に紐付いた人物の詳細情報の取得、Sansan内で名刺に設定したタグ一覧の取得など。APIの利用料金は無料となっている。

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名刺管理「Eight」がタイムライン追加へ、国内ビジネス・ソーシャルの絶対的地位を狙う #IVS

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現在宮崎で開催中の招待制カンファレンス、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットのセッション内で興味深いサービスが発表された。名刺管理サービスのEightが新バージョンでよりソーシャルネットワークに近い、タイムラインを実装するそうだ。本件についてプレゼンテーションの前にSansan取締役で共同創業者の塩見賢治氏に話を聞くことができた。 新バージョンのリリース予定は7月13日。Eightはコンタクト情…

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Sansan取締役で共同創業者の塩見賢治氏

現在宮崎で開催中の招待制カンファレンス、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットのセッション内で興味深いサービスが発表された。名刺管理サービスのEightが新バージョンでよりソーシャルネットワークに近い、タイムラインを実装するそうだ。本件についてプレゼンテーションの前にSansan取締役で共同創業者の塩見賢治氏に話を聞くことができた。

新バージョンのリリース予定は7月13日。Eightはコンタクト情報管理アプリで、スマートフォンで撮影した名刺を登録するとクラウドソーシングによる入力支援を受けることができるのが特徴だ。

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2012年2月のリリース以降改定を重ね、現在プロフィールを登録しているユーザーは既に100万人を突破し、来年には200万人に到達する見込みだという。塩見氏も日経新聞のオンライン(訂正:日経紙の購読数の誤りでした。訂正させていただきます)ユーザー数(308万人)と比較して「悪い数字ではないのでは」と言っていた通り、私も含め、周囲に利用者が多い印象がある。

元々このEightは単なる名刺管理というよりはソーシャルネットワーク、特にLinkedInのようなビジネス・ネットワークの方向性を持っており、Eightで登録しているユーザー同士であれば、実際に名刺交換をしなくても情報を交換できる仕組みがあったりする。塩見氏の話では現在、全名刺登録の枚数は年間1億枚でその5%がオンライン上でのコンタクト交換に置き換わっているという。

そして今回、搭載されるタイムラインはそのソーシャル機能をより前に推し進めることになるだろう。

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塩見氏の話では、Eightユーザーはタイムライン上で繋がっている(名刺交換をした)ユーザーの更新情報やその人と繋がっているユーザーの情報(これは自分が繋がっていない人については個人情報は見れない)、ニュースやユーザーが所属している会社のプレスリリースなどをチェックすることができる。コメントなどのコミュニケーションも可能だし、そこからつながりを申請することもできる。

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話の印象ではfacebookのタイムラインに近いものと思えばいいかもしれない。ある程度ビジネスソーシャルネットワークが構築されている状態のEightがこのタイムラインを実装すると、これまで自分が名刺交換した人たちのつながりを可視化できそうだ。

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名刺管理サービスのSansanがシンガポールでローンチ、東南アジアでの英語版サービス展開を加速

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから 名刺管理サービスの Sansan は今日、シンガポールでのサービスの正式ローンチを発表した。英語圏でのサービスの立ち上げとしては、今年5月末のアメリカでのローンチに続いて2カ国目の展開となる。 Sansan は名刺をスキャンすることで、社内で容易に顧客管理環境を構築できるクラウドサービスだ。アメリカでのサービスローンチ…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

名刺管理サービスの Sansan は今日、シンガポールでのサービスの正式ローンチを発表した。英語圏でのサービスの立ち上げとしては、今年5月末のアメリカでのローンチに続いて2カ国目の展開となる。

Sansan は名刺をスキャンすることで、社内で容易に顧客管理環境を構築できるクラウドサービスだ。アメリカでのサービスローンチ以降、同社には特にアジア地域からサービスのローンチに対する問合せが相次ぎ、これを受けて7月からベータ版をシンガポールでローンチしていた。過去約2ヶ月間におよぶ英語版の運用の中で、同社はアメリカやシンガポールから、300社以上の企業ユーザを獲得している。

SanSan CEO の寺田親弘(ちかひろ)氏は、今回のシンガポール進出について、次のようにコメントしている。

今後3ヶ月で、100社以上の顧客を獲得することが目標だ。インド、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、香港などの英語圏にも進出したいと考えている。

同社は2007年6月に設立され、同年9月から Sansan は日本国内で企業向けに Sansan(旧称:Link Knowledge)を提供してきた。同社は約6年半を要して日本国内で2,000社のユーザを獲得してきたわけだが、アメリカとシンガポールでは約2ヶ月間で300社を獲得しているので、単純計算でも6倍の速さで顧客獲得できていることになる。この顧客獲得のスピードを見る限り、むしろ、日本国外の方が商機の大きなサービスなのかもしれない。

Sansan は企業向けに有料名刺管理サービスを提供する一方、個人向けには Eight というフリーミアムの名刺管理サービスを提供している。

Sansan は今年5月、国際ビジネス展開を目的として、DCM、日本経済新聞デジタルメディア、産業革新機構、環境エネルギー投資、GMO Venture Partners から14.6億円を調達した。彼らの素晴らしい眺めのオフィスは最近、日本経済新聞社とニューオフィス推進協会から、その革新的なデザインに対して賞を与えられた。

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クラウドワークス、Sansan、nanapi、クックパッド、スタートアップにおけるエンジニアの採用と評価とは

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ベンチャーヒューマンキャピタル事業を展開するスローガン株式会社がプロデュースし、アマゾン データサービス ジャパン株式会社との共催で「2020年のエンジニア像 ~ エンジニアがこの先生きのこるには? ~」が先週開催された。 スタートアップ向けにエンジニアの採用、育成、評価に関する事例共有やエンジニアの働き方に関するパネルディスカッションなどが行われた。 ゲストとして参加したのは、 株式会社クラウド…

ベンチャーヒューマンキャピタル事業を展開するスローガン株式会社がプロデュースし、アマゾン データサービス ジャパン株式会社との共催で「2020年のエンジニア像 ~ エンジニアがこの先生きのこるには? ~」が先週開催された。

スタートアップ向けにエンジニアの採用、育成、評価に関する事例共有やエンジニアの働き方に関するパネルディスカッションなどが行われた。

2020年のエンジニア像 ~ エンジニアがこの先生きのこるには? ~

ゲストとして参加したのは、

というメンバー。スタートアップ各社におけるエンジニアの採用についてや、評価制度についてのトークについて紹介する。

スタートアップにおけるエンジニアの採用と評価制度

クラウドワークス – フェーズごとの採用ポイント

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クラウドワークスの開発体制は、立ち上げ期、創業期、成長期と3つのフェーズに分けられる、と野村氏は説明する。

野村氏「立ち上げ期はほぼ自分一人。一番気をつけていたことは体調管理で、フリーランスの方の力を借りつつ開発していました。創業期ではエンジニアが2人入りました。ベテランで、かつ最近話題のフルスタックエンジニアという人達。創業期におけるCTOの役割で大切なことは採用圧力に負けないこと。

サービスインまでは順調に進みますが、一度リリースすると、ユーザサポートなどもあり、スピードは落ちます。そうすると人を増やそう採用へのプレッシャーがかかる。ですが、そこで採用することを優先して人材に妥協するのではなく、あくまで価値ある人材を採用することに重きを置いていました。」

創業期にエンジニアを採用する際に気をつけていたポイントを、「重要なのは事業にコミットできるかどうか」だと野村氏は語る。

野村氏「創業期においては、技術力が最優先の項目ではないんです。事業にコミットメントする力があるかどうか。それは、持続的に成長している会社の出身かどうか、スタートアップを経験しているか、自分のプロダクトを持っているか、など事業を伸ばすことがどういうことかを理解しているかどうかで判断します。」

成長期においては採用における考え方は変化する。

野村氏「成長期では技術力を重視します。CTOよりも優秀な人を採用する事。採用によってチームの力、技術力を向上させるつもりで採用を行います。これまでは速度重視で進めてきた開発のおかげで、パフォーマンス上の問題など負債が積み上がっている状態。これを解決できるチームにしていくことが求められます。」

人の採用には「お金」や「安定」、「人的リソース」など、様々なものが必要になる。だが、スタートアップは大手企業と比較し、この面が弱い。

野村氏「スタートアップには「夢」しかない。露出して夢を語っていく。そして賛同してくれる人を集める。これまではマスメディア、プレスリリース、イベント登壇や協賛、社内や業界での勉強会などを実施することで露出して、採用につなげてきました。現在では結果的にはうまくいっています。」

Sansan – 良いエンジニアを見極めるには

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Sansanの藤倉氏は、法人向けサービスの開発責任者。自分の部署の採用に責任をもっている。

藤倉氏「Sansanは、エンジニアの教育や評価といった部分にはあまり力をいれていないのが現状です。というのも、エンジニアの採用には絶対に妥協していないからです。採用をしっかりやっていれば、教育や評価に割くリソースを抑えることができます。

しっかりと任せられる人、背中を預けられるエンジニアを採用します。これはうちはまだまだ安泰というような規模の会社ではなく、さらに名刺関連のサービスということもあって個人情報を扱っています。何か障害が起きたり、事故が起こることは避けなくてはなりません。一緒に命をかけてサービスを開発できる人かどうか、そういったことを見ています。」

また、採用において技術力より実務能力を重視していると、と藤倉氏は語る。

藤倉氏「個人的には技術が評価されるのは、それがサービスなり事業なりを作り上げ、残すことができたときだと考えています。技術単体で見るだけでは評価はできず、なんのための技術なのか、それが重要です。そういった意味では、適切な技術を選択していくことが重要であり、実務能力が重要になると考えています。」

採用を加速させるために必要なことについては、

藤倉氏「まず、応募を加速させるためんはメディアに出て露出を増やすことが重要です。仕事でもやることは山ほどあるのですが、露出の機会があればそれを最優先しています。次にはダイレクトリクルーティング。勉強会に出て、様々なコミュニティに出ていると、出会ったタイミングでは転職の意思がなくても、転職したくなったときに思い出してもらってコンタクトをもらうこともあります。

あとは社員からの紹介。これを盲目的に信じるわけではありませんが、良い人に巡り合う可能性は高い。そして、大事なことがエンジニアの採用はエンジニアにしかできないということ。私は広報や人事だけで完結するエンジニア採用はありえないと考えています。とはいえ、人事や広報の協力は不可欠なので、うまく協力しながら活動していくこと。

nanapi – 変化し続けること

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nanapiは現在、ライフレシピ共有サイトの「nanapi」、モバイルQ&Aアプリ「アンサー」、海外向けメディア「IGNITION」の3つを運営している。エンジニアは11名。

和田氏「nanapiの教育制度は、「変化し続けるものが強い」という考え方に基いていいます。企業風土としては、業界も事業も変わりうる。会社自体、人材も変化し続けないといけない。新しい技術をキャッチアップ、学び続けることができる人を重視しています。

nanapiは事業が先にあってそこに人をアサインしていくのではなく、チームを作りそのチームでどんなサービスを生み出すのか、という順番でサービスを作っています。普段使っている技術だけでサービスを作っているとどうしても視野が狭くなってしまいます。そのため社としては幅を広げていくことを促しています。」

変化に強いチームにするために、nanapiがやっていることはどのようなことなのだろうか。

和田氏「具体的には1日1時間、業務内に時間を確保して、そこで新しいテクノロジーや今やっていないことをキャッチアップする時間を設けています。クオーターごとにチームで何か学ぶことを設定し、クオーターが終わるころには何か新しいことができるようになっている、そんな状態が生まれるようにしています。

社全体のレベルを上げたいと考えていて、最終的には社内からコードが書けない人間がいなくなるところを目指しています。これにはけっこう私がコミットしていまして、週に一回非エンジニア向けの人に講座を開いてプログラミングを教える、といったこともしています。」

こうした考え方、企業風土を持っているnanapiでは採用に対してこのように考えているという。

和田氏「採用は事業計画と密接に関係するもの。ですが、事業も採用も計画通りにはいかないものです。私たちは採用は結局「縁」と「運」だと考えています。そのため、採用活動は継続的に実施しなくてはいけないと考えていますし、良い人がいれば採用する、というスタンスです。

採用の基準に関しては、志望動機は重視していません。先ほどお話したようにうちはサービスが先にあるのではなくチームが先にあります。志望動機を重視すると現状のサービスへの想いが中心になる人が多い。これは私たちが既存サービスから新サービスへの転換をすることになった場合、よくありません。ですので、志望動機よりも変化に強いこと、ウェブやテクノロジーへの関心が高いことを見るようにしています。」

とはいえ、スタートアップには中々人は入ってきてくれない。

和田氏「なかなか良い条件が出せないスタートアップにとって大事なことは、如何にして口説くかということ。最初のメールのやりとりから採用活動は始まっているので、最近までそのメールのやりとりから自分でやっていました。応募してきてくれた人にとってもCTOからメールが来ると「おっ」と思ってもらえる。そのあたりは肩書を有効活用します。

あとは社員の紹介というのはやはり合う可能性が高いですし、あとは直接の応募も会社に合う人が多い。求人媒体なども使うのですが、コストもかかりますし、リソースも割くことになるので最初のうちは大変です。慣れないうちは人材要件がうまく伝えられないということもありますし。」

和田氏は最後に、nanapiの評価制度についてコメント。

和田氏「基本的にうちの会社ではサービスごとにチームを組んでいます。基本的にはプロジェクトに対してどれだけ貢献できたかが一番多くの割合を占めています。プロジェクトリーダーが査定を行い、役員がチェックして決議、という流れです。

オーソドックスですが、クオーター単位で目標設定をし、末にその確認をします。目標設定に関しては、役員やリーダーから「もっとこのあたりまで目標に入れようよ」などフィードバックをしながら目標を決めていきます。おそらくあまり人数が多くないから可能なやり方かな、と思っています。また、新しい技術へのキャッチアップも考慮には入れています。」

技術的なチャレンジが評価されるべきということもあるし、プロジェクトへの貢献性が評価されるべき、という考え方もある。和田氏は「いまだ最適解は見つかっていないが、今度試行錯誤しながらよりよいやり方を見つけていければ」とコメントしていた。

クックパッド

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現在、クックパッドの社員は150人ほど。エンジニアは60数名。今回、クックパッド CTOの舘野氏はクックパッドでのエンジニア評価制度について紹介した。

舘野氏「クックパッドのエンジニアの7、8割は事業部に所属して仕事をしています。すると、エンジニアを評価するための視点は2つになります。

  • 部室評価 – 部の目標にどれだけ貢献したか
  • 横断評価 – エンジニアとしての技術力評価

今回は、特に横断評価、エンジニアとしての技術力評価についてお話していきます。」

エンジニアを評価するために、クックパッドでは以下のような点を見ているという。

  • 「ユーザの問題発見、解決を主体的にできているか」
  • 「誰にも負けない分野で仕事ができているか」
  • 「シンプルな設計にできているか」
  • 「社内外の開発者全体に貢献できているか」

舘野氏「ユーザの抱ええいる課題を発見し、どうしたらそれを解決していくことができるのかを考えることが非常に重要です。これは直接サービスやプロダクトに関わっていないエンジニアにとっても重要なこと。

誰にも負けない分野で仕事ができているかというのは、自分の強みを持ち、業務へ適用できているかです。自分だからこそ実現できたであろう成果を、出せているか。これをひとつの指標として置いています。

シンプルな設計にできているか。これは技術への深い理解があるからスピードをもった開発が可能になり、知識がないと無駄が増え複雑になってしまいます。シンプルとは何かを考え、それを開発に活かすことができている人を評価するようにしています。

社内外のエンジニア全体に貢献できているか。事業部単位だけではなく、社全体や社会への貢献をどれくらい意識しコミットできているかを評価するようにしています。」

このような指標をおき、チームやチーム外のエンジニアからの評価の次にリーダーからの評価、その次にはCTOや技術の統括責任者が評価を行った後、各部室長に給与提案込みでフィードバックしているという。

舘野氏「評価制度は一度設定したら終わりというものではなく、見直しが必要です。さらに、評価制度を考える上では、会社自体がどういう組織であり続けたいかということが重要です。クックパッドの場合は、ユーザにとって価値があるサービスを提供し続けることが価値だと考えています。

なので、エンジニアにかぎらず、ユーザファーストを最優先としています。ユーザの課題解決のために、どれだけ技術をうまく活用することができるか。この部分を大事にしています。今クックパッドは「ユーザのために技術を役立てる会社」。そのため、今では採用時に「技術の会社ではない」と伝え、そこには齟齬がでないようにしています。」

スタートアップにとって、会社の規模もサービスの規模も変化の速度が早く、採用や評価についての制度を整えることに課題を抱えているのではないかと思う。今回伝えた内容が、少しでも参考になれば幸いだ。

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クラウド名刺管理のSansanがDCMなどから14.6億円の資金調達を実施

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クラウド名刺管理サービスのSansanは5月19日、DCM、日本経済新聞デジタルメディア、産業革新機構、環境エネルギー投資、GMO VenturePartnersを引受先とする第三者割当増資を発表する。調達金額は14億6000万円。日経が報じており、Sansanはこの大型調達を経て北米への展開を開始するという。 Sansanの創業は2007年6月。シード期にインキュベイトファンドからの支援…

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クラウド名刺管理サービスのSansanは5月19日、DCM、日本経済新聞デジタルメディア、産業革新機構、環境エネルギー投資、GMO VenturePartnersを引受先とする第三者割当増資を発表する。調達金額は14億6000万円。日経が報じており、Sansanはこの大型調達を経て北米への展開を開始するという。

Sansanの創業は2007年6月。シード期にインキュベイトファンドからの支援を受け、その後、2009年の6月と2013年4月に資金調達を実施し、4回目となる今回の調達と合わせると総額20億円を超える資金調達を実施したことになる。

「和製LikedIn」と評価される側面も強い名刺管理のSansanはそのクライアント数を昨年6月の1,000社から12月には1,500社にまで拡大させており、2012年2月から開始しているスマートフォンアプリ「Eight」は60万人のユーザーを獲得している。

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