名刺管理のSansan、ゴールドマン・サックスとジャパン・コインベストから総額数十億円を調達——月内にもインドでの正式サービスをローンチへ

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東京を拠点に、名刺を元にした CRM ソリューションを提供する Sansan は8日、ゴールドマン・サックスと三井住友信託銀行が運営するファンドのジャパン・コインベストから資金調達を実施したと発表した

調達金額はゴールドマン・サックスから20億円、ジャパン・コインベストからの調達額は非開示だが数十億円程度とみられる。8月に実施したシリーズ D ラウンドのフォローオンとみられる。Sansan によれば、今回の調達は新規発行株式による第三者割当ではなく、既存普通株式の譲渡によるものとのことだ。

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Sansan のこれまでの調達の中には調達額が開示されていないものもあるが、今回の調達を受けて、Sansan の累積調達額は100億円を超えたものと推定される。開示されている情報によれば、同社がこれまでに調達した金額の約4割は海外投資家からのものだ。

Sansan は10月からシンガポールでの正式サービスをローンチしており、11月中にはインドでも正式サービスをローンチする見込み。Sansan が提供する「Sansan」や 「Eight」に似たサービスとしては Wantedly が提供する「Wantedly People」があるが、Wantedly もまた今年3月のシンガポール進出を経て、9月に東証マザーズへの上場を果たしており、Sansan についても近日の IPO 発表が期待される。

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