ShiruBe、マネジメントプラットフォーム「哲学クラウド」をβローンチ——mintやWらから4,100万円をシード調達

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左から:W アソシエイト 高田拳伍氏、ShiruBe 代表取締役 上館誠也氏、mint インベストメントマネジャー 岡澤雄介氏
Image credit: ShiruBe

HR 領域における哲学活用の啓蒙と社会実装に取り組む ShiruBe は19日、シードラウンドで4,100万円を調達したと発表した。このラウンドは mint がリードし、W、宇佐美峻氏(mikan 創業者)が参加した。調達した資金は CTO、COO などの人材採用に用いられる。

また、この発表に合わせてマネジメントプラットフォーム「哲学クラウド」β版を提供開始した。4月に創業して以来、ShiruBe では約半年間ユーザへフィージビリティを行い、市場ニーズの検証やサービス開発を行ってきた。調達を受けて、哲学クラウドのプロダクト UX やオペレーション体制強化によるサービス品質向上を目指す。

哲学クラウドは正解なき時代に「考える」を習慣化するマネジメントプラットフォームだ。働く中での違和感やモヤモヤを文章でアプリ上に投稿すると、哲学の専門家が分析して思考の傾向や類似する哲学を提示。個々人のデータをもとにチーム全体の自律状態やその原因となっている哲学の違いを可視化する。

創業者の上館氏は学生時代に英単語アプリ「mikan」の創業に携わった後、新卒でリンクアンドモチベーション(東証:2170)に入社し、チームワーククラウド、コミュニケーションクラウドの立ち上げに携わった経歴がある。今後はプロダクト開発や外部の HRtech との連携などを進め、2023年5月ごろに正式版のリリースを目指す。

via PR TIMES

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