VRゲーム売上は2024年までに倍増の32億ドル、ヘッドセットは4,600万台の可能性【Newzoo予測】

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画像クレジット: Newzoo

Newzooは今週、仮想現実市場におけるソフト・ハード両面の近い将来を予測する新たなレポートを発表した。調査結果の分析によると、VRゲームの収益は2024年までに倍増の32 億ドルに到達し、アクティブなヘッドセットが4,600万台も使用される可能性があると予測している。具体的にはVR市場規模が2022年に18億ドルに達し、2,770万のヘッドセットが使用されるそうだ。Newzooは人気のあるゲームエンジンがVRをサポートしたことや、スタンドアロンのヘッドセットとクラウド ストリーミングによりゲームがよりアクセスしやすくなったことを理由として挙げている。

注目すべき点は、Newzooが依然としてゲームがバーチャルリアリティ最大のユースケースであると指摘していることだ。残念ながらバーチャルイベントへの参加や旅行(おそらくメタバースの利用シーンとして想定されている種類のユースケース)はリストの下に名前を連ねている。レポートでは調査対象のヘッドセットユーザーの73% が、ビデオゲームをプレイすることを楽しみのひとつとして挙げている。

ゲームで最も人気のあるジャンルはアドベンチャーゲーム、シューティングゲーム、シミュレーションで、「Walking Dead: Saints and Sinners」「No Man’s Sky」、「Boneworks」、「Microsoft Flight Simulator」など最も人気があるタイトルのようだ。

VRへの新たな関心

Newzooは、VRが現在人気になりつつあるという予測の裏にはいくつかの要因があると考えている。まず、VRは他のゲームと同じように、パンデミックによって引き起こされたブームに乗った。次にMetaが手頃な価格のQuestヘッドセットをリリースしたことで、消費者にVRゲームをプレイするためのコストパフォーマンスの高い手段が提供されることになった。これらのヘッドセットは高価で強力なPCなどの他のハードウェアなしにスタンドアロンで遊べる。

最後にNewzooは、これらのハードをふんだんに活用するための「VRキラー アプリ」が誕生したことも指摘している。彼ら的には「Half-Life: Alyx」が三つ星評価なのだが、アクセスしやすいスタンドアロンのヘッドセットを彼らが評価しているのであれば(AlyxのようなPCが必要なVRゲームではなく)個人的にはBeat SaberのようなゲームをVRキラーアプリと呼びたい。

2023年、PlayStationはPS5ユーザー向けにPS VR2ヘッドセットをいくつかの新タイトルとともに発売する予定だ。Metaは最近、Quest Proヘッドセットも発売した。Newzooは、Picoのようなメーカーの台頭も指摘しているが、どちらもより多くのゲーマーをVRに引き込む可能性がある。その一方、Newzooは今年のゲーム市場全体については減少すると予測している点は注目に値する。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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