更年期に対する不安や悩みへの対処を支援「TRULY」〜KDDI ∞ Labo7月の全体会から

TRULY 代表取締役CEO 二宮未摩子氏

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

2023年7月21日、KDDI ∞ Laboの月次全体会において、スタートアップ8社が大企業に向けてピッチを行いました。MUGENLABO Magazine編集部のめぇ〜ちゃんが登壇企業にインタビューを行いました。

7社目はTRULYです。更年期などオトナの男女に向けた正しい情報を発信するオンラインメディア「TRULY」、男女の相互理解促進サービス「TRULY for Business」を展開するスタートアップです。今回は、TRULY代表取締役CEOの二宮未摩子氏に話を聞きました。

更年期に特化したメディアとオンライン相談サービス、企業の福利厚生サービスやマーケティング支援を行っています。(めぇ〜ちゃん)

代表取締役CEOの二宮氏に伺いました

何をしている会社ですか?

二宮:TRULYは更年期の課題に取り組むフェムテックカンパニーとして、医療専門家監修の更年期に特化したメディアとチャット相談サービスを提供しています。法人向けには福利厚生サービスやマーケティングサポートを通して、働く男女が抱える更年期に対する不安や悩みに正しく対処するためのサポートを行っています。大手製薬会社との事業共創やサービス連携も積極的に進めており、8月からは男性更年期のホルモン検査サービスの提供を開始しました。

オンラインメディア「TRULY」

>なぜ会社を立ち上げたのですか?

二宮:前職の広告会社で社内ベンチャーのコンペに参加しました。私自身、妊娠時の悪阻で早くにキャリアを中断した経験があり、性に関する知識不足への課題感と、次に迎える更年期への不安から、その分野に特化したサービスがもっと充実すべきだと考えるようになりTRULYを起案しました。男女がポジティブに更年期を過ごしていけるような社会を目指して起業を決意したのですが、社内ベンチャーとしてではなく、外部VCからの出資を受けスピンアウトしました。

これからの目標はありますか?

二宮:これまで更年期は恥ずかしいコトとして扱われ、個人が我慢してやり過ごしてきた分野です。なかなか新たに生まれにくい更年期の悩みや不調を解決するためのサービスを、スタートアップだからこそ生み出しスケールさせていきたいです。また更年期のネガティブなイメージを変えたい。男女ともにスタイリッシュに更年期をケアしている、それが当たり前の社会になるように挑戦していきたいです!

最後に一言お願いします

二宮:更年期にまつわる男女双方の生活者意識に精通した専門性の高いサービス、ヘルスケア分野の記事やPRに必須の医療監修専門家チームのアセットやマーケティング力を最大限に活かした共創を実現したいです。

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