企業に眠る“事業家”を発掘「SPIN X10」募集開始、スピンオフ・スピンアウト促進狙う

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ゼロワンブースターキャピタル(01Booster Capital)は10月18日、新たなプログラム「SPIN X10」を立ち上げることを発表した。東京都が実施する、多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」の協定事業者に選定されたことを受け、同社が新たに立ち上げたもの。

このプログラムでは、企業の企業内起業の手法である「スピンオフ・スピンアウト」を活性化させることを目標とし、11月末から参加企業の募集を開始する。20回程度のクローズドのセミナーに参加できるコースには50社の参加を見込む。これに加え、参加した50社の中から20社を目処に、約6カ月間にわたりメンタリングやコワーキングスペースの提供も実施する。募集の最終締め切りは2024年9月末で、それまでの間、随時募集して定員に達し次第、締め切りとなる。費用は無料。2025年上旬には成果を報告するイベントも開催する予定。

スピンオフは社内人材が株式による過半数未満の出資を所属企業から受けた上で起業し、社内で独立性を持って事業推進をするモデル。一方のスピンアウトは出資を伴わないが所属企業との関係を保った状態で独立開業するもの。同社では募集開始に合わせ、11月28日に東京都内で「SPIN X10 キックオフイベント」を開催する。

via PR TIMES

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