現代版どこでもドアの「tonari」、サブスクレンタルできる小型モデルをローンチ——海外にも設置が容易に

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Image credit: tonari

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

2つの空間と空間をつなぐ次世代遠隔コミュニケーションサービス「tonari」を開発する tonari は18日、新製品「tonari lite」を導入し、従来モデル「tonari pro」とともに18日から販売を開始した。tonari lite には、サブスクベースのレンタルプランも導入された。

tonari は過去3年間にわたり、多くの組織や施設に導入されてきたが、今後の展開において、コスト削減と設置の簡素化が必要と考えていた。同社では製造プロセスの改善とデザインの見直しにより、汎用性の高いサイズと価格の最適化を実現。これにより、設置作業が簡素化され、国際展開や小規模チームにもフィットしやすくなった。

tonari lite は、従来モデルの機能を維持しつつ省スペース化を図り、少人数でのコミュニケーションに最適化されているため、小規模オフィス、医療施設、教育機関など、スペースの限られた場所でも利用しやすい。また、設計が見直されたことで、設置作業の手間が大幅に削減される。同社では、tonari lite の活用により、海外出張の頻度を減らせるとしている。

tonari は2018年に Google の元プロダクトマネージャーの Taj Campbell 氏とエンジニアの川口良氏により創業(創業時のプロダクト名は Continuum、社名は WorkAnywhere)。離れた2拠点をシームレスに繋げる等身大の映像システムを自社開発し、自然に目線が合う仕組みや、クリアな音声、低いレーテンシーにより、スムーズで臨場感のある空間を作り上げている。

tonari は2020年11月にシードラウンドで3.4億円(One Capital がリード、Mistletoe Japan、リバネスキャピタル、ABBALab、エンジェル投資家数名が参加)、2022年6月にプレシリーズ A ラウンドで4.5億円(リアルテックファンド、One Capitalが参加)を調達したことを明らかにしている。

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via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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