クラウド型稟議・承認ワークフローシステム「kickflow」、デット含め5.1億円をプレシリーズA調達

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Image credit: kickflow

クラウドワークフロー「kickflow」を提供する kickflow は26日、プレシリーズ A ラウンドで5.1億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、HENNGE(東証:4475)、Sansan(東証:4443)、mint、グリーベンチャーズ、三菱 UFJ キャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル。なお、調達額には、商工組合中央金庫と日本政策金融公庫からのデットが含まれる。

kickflow はこれまでに HENNGE から通算で複数回に及ぶ調達を行っている(調達額は非開示)。kickflow は、SmartHRのグループ会社として2020年2月に設立され、2020年5月に kickflow をβローンチした。2021年10月にシードラウンドでHeadline Asia、mint、グリーベンチャーズ から約2億円を調達し、MBO(経営陣による買収)した。

kickflow は中堅・大企業向けに開発されたクラウド型稟議・ワークフローシステムだ。数百社の課題ヒアリングを通じて分かった「組織変更、人事異動に強い」「豊富なAPI」「洗練された UI」「高度なセキュリティ支援機能」などのエンタープライズ企業のニーズに応える機能を搭載した次世代型ワークフローシステムとして誕生した。

資本業務提携をしている HENNGE とはユーザの企業属性が近く、事業シナジーを生み出すことを目的に HENNGE による販売も行われ、従業員数百〜数千名規模においても運用実績が存在する。kickflow では、今回調達した資金を採用やマーケティングの強化に活用するとしている。

via PR TIMES

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