スマホで注文、街角の店舗で受け取れる食品EC「レコセレ」/Monthly Pitch! スタートアップの扉

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白寧杰さん

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要:レコセレが目をつけたのは、食品EC。温度管理が必要なので置き配ができず再配達が多くなり、倉庫での温度管理が大変なせいで、コールドチェーンの効率が悪く、かつコストも高くなってしまっているエリアです。レコセレは、提携店舗をハブとした新しい物流網を構築することでこの課題を解決しようとしています。

まず、レコセレは飲食店・理容室・スーパーなどの提携店舗を準備しました。そして顧客が食品を注文すると、自宅ではなく提携店舗に商品が届くのです。これにより再配達がなくなり、また在庫管理が集約されることでこれまで1000円以上かかっていた冷蔵・冷凍便の送料を200円程度に抑えることを可能にしました。

レコセレはこの仕組みを引き提げ、食品のEC化率向上を狙います。

Monthly Pitch編集部はココに注目:レコセレはECと物流の両方を運営することで、食品ECの課題を解決しようとしています。エンドユーザーのメリットは、ロングテールの商品力や、ボリュームディスカウントによるコスト競争力。ヒアリングをすると、送料が安く手軽に受け取れるという点を魅力に感じているユーザーが多いそうです。

現在は家族世帯などのまとめ買い需要や、オーガニック食品を買いたいと望む方の需要を狙っていますが、今後は成長市場であるミールキットや冷凍・冷蔵の惣菜・弁当市場、最終的には食品全般の市場を取りにいきたいと、白さんは意気込みます。

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