「lit.link」「WeClip」運営のTieUps、3.7億円をプレシリーズA調達——元DeNAの大木誠氏がCOOに就任

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TieUps の皆さん
Image credit: TieUps

プロフィールサイト「lit.link(リットリンク)」、コミュニティ SNS「WeClip(ウィークリップ)」を開発・運営する TieUps は25日、プレシリーズ A ラウンドで3.7億円を調達したと発表した。

このラウンドに参加したのは、三井住友海上キャピタル、JFR MIRAI CREATORS Fund(J.フロント リテイリングの CVC)、キャナルベンチャーズ(BIPROGY の CVC)、 ANOBAKA、GMO ペパボ、SMBC ベンチャーキャピタル、新生企業投資、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、三菱 UFJ キャピタル。

これは TieUps にとって、2022年3月に実施したシードラウンドに続くものだ。ANOBAKA は前回ラウンドに続くフォローオンでの参加。累積調達額は4.7億円に達した。同社では、調達した資金を使って、lit.link のグローバルビジネスの立ち上げ、WeClip の機能拡充、採用の強化を行うとしている。

TieUps は2020年4月、ノジマ子会社の責任者を経て、マクロミル や SnSnap の事業開発を手掛けた小原史啓氏(現 代表取締役)により創業。同社は、2021年1月に lit.link、2021年10月に WeClip をローンチした。

「lit.link(リットリンク)」と「WeClip(ウィークリップ)」
Image credit: TieUps

TieUps は、lit.link については、ユーザが200万人を超えたことを明らかにしている。lit.link は、SNS、ブログ、商品販売ページなどを、写真や動画を使ってビジュアルリッチにまとめることができる無料のプロフィールサイト。メインユーザーは、6割がZ世代で、8割以上が女性だ。

WeClip はコミュニティ単位でフォローする SNS で、各コミュニティ内のユーザが3段階の権限に分かれていて誹謗中傷への素早い対処ができ、活発なコミュニティ継続が期待できる。企業がコミュニティをベースとした体験型ファン育成プラットフォームとして導入・活用している。

TieUps の COO に就任した大木誠氏
Image credit: TieUps

また、今回の調達とあわせて、TieUps の COO に大木誠氏が就任したことも明らかになった。大木氏は楽天で楽天市場事業プロデューサー、台湾楽天市場の立ち上げ、フィットネス事業の副事業責任者などを経て、ネイルサロン運営や化粧品メーカーの執行役員として DX 戦略の推進、グリーではオンラインリフォームサービスの立ち上げを手掛けた。2017年に DeNA に入社し、SOMPO ホールディングスとマイカーリース事業の合弁会社を設立し、事業企画部長を務めた。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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