衛星データで農業を支援するサグリ、メルカリ米法人でエンジニアを務めた牧野直矢氏をCTOに招聘

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サグリの経営陣(一部)。後列(起立)左から:代表取締役 CEO 坪井俊輔氏、取締役 CRO 田中貴氏、常勤監査役 武内瑠璃子氏、取締役COO 益田周氏。前列(着席)左から:管理部長 阿部祥史氏、CTO 牧野直矢氏
Image credit: Sagri

衛星データを活用した農業支援プラットフォームを提供するサグリは10日、Mercari USA(メルカリアメリカ法人)の元シニアエンジニアリングマネージャー牧野直矢氏を CTO として招聘したことを明らかにした。牧野氏は2018年月に Mercari USA に参画し、メルカリのアメリカ版アプリの開発を牽引したことで知られる。昨年末の X への投稿で、7年間務めた Mercari USA を退職したことを明らかにし、その後の去就について注目を集めていた。

サグリは衛星データを活用することで、安価かつスピーディーな土壌分析を実現する。この技術を元に、農家が土壌分析を行えるサービス「Sagri」、行政機関が農地調査を効率化できるサービス「アクタバ」や「デタバ」を提供している。これらのサービスはインドやタイなど海外の農家へも提供している。また、昨年1月にシンガポールに法人を設立し、衛星データによる土壌分析を活用し、農地から排出される温室効果ガスの削減量や吸収量を評価し、カーボンクレジット化するサービスの計画も明らかにしている。

サグリでは、サービスの拡大や市場の開拓を進める中で、今回の牧野氏の CTO 就任は経営体制を強化する取り組みの一環だという。同社では昨年12月にも、新たな監査役として武内瑠璃子氏、月岡大次郎氏が就任している。今回の牧野氏の CTO 就任に伴い、これまで CTO を務めていた田中貴氏は CRO(Chief Research Officer)にポジションを変更し、国内外の研究機関と共同で、カーボンクレジットの創出に資する土壌や作物モデルの開発に取り組む業務へと移行する。

同社はまた、ミッションを「農地の見える化で、価値を創造する」、バリューを「Active Ownership、One Team、Focus on Impact」に改めたこともあわせて明らかにした。

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via Sagri

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