シフト管理SaaS「らくしふ」を展開、クロスビットが9億円を調達

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Image credit: Xbit

シフト管理DXサービス「らくしふ」を運営するクロスビットは10日、直近のラウンドで約9億円を調達したと発表した。このラウンドにはEight Roads Ventures Japan、ニッセイ・キャピタル、Salesforce Ventures、三菱UFJキャピタルが参加した。

ニッセイ・キャピタルは2020年9月のシリーズAラウンドの1stクローズ、Salesforce Venturesは同年12月のシリーズAラウンドの2ndクローズに続くフォローオンでの参加。今回調達した資金は新規事業の開発、既存事業の加速、ビジネスサイドの採用、M&Aに充てられる予定だ。

らくしふは、2017年8月より提供開始されたシフト管理DXサービス。主な機能は、LINEを用いたシフトの作成・管理機能や、店舗のデータをもとにした従業員の最適配置機能、労働基準法に対応したアラート機能など。業務の効率化と利益率拡大をサポートする。

その他、らくしふと連動して利用できる「らくしふワーク」「らくしふ労務管理」などの関連サービスを展開しており、シフト作成から、労務管理、予実管理・人件費などの可視化・最適化までシフト管理業務のDXをサポートしている。リリースによると2024年現在、中小企業から大手企業まで様々な業種で利用されており、継続率99.4%、導入事業所数20,000件を突破したという。

クロスビットは、「らくしふ」を通じて蓄積してきた労務管理、予実管理・人件費などのデータやノウハウを活用し、今後は「採用」「教育」「評価」まで、一つのアプリケーション内で完結するサービスへと進化させていくとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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