トレーラーハウスを活用、全国で自然共生型の宿泊施設を展開するBLANC/KDDI ∞ Labo2月全体会レポ

BLANC 代表取締役CEO 山中拓也氏

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

BLANCはトレーラーハウスを活用し、全国に自然共生型のホテルをつくる事業を展開しています。これまでに沖縄県の来間島のジャングル地帯に「RuGu Glamping Resort」を、山梨県富士吉田市の建築不可の土地に「BLANC FUJI」をつくりました。

トレーラーハウスでホテルをつくるメリットは、主に3つあります。1つ目は、ホテルを建設できない遊休地を活用できることです。2つ目は、自然と共存しやすいことです。日本の国土の15%は自然公園や国立公園と呼ばれ、自然を保護するために厳しい規制が定められていますが、一方で活用されていない自然資源が多く存在しているといいます。

トレーラーハウスを活用すれば、自然を保護しながら、自然との境界が限りなくゼロに近い快適な空間を提供できるそうです。3つ目はウェルビーイングを追求できる点です。BLANCのホテルは宿泊施設としての機能に加え、自然と共存した環境で過ごすことによるウェルビーイングの追求ができる点に特徴があるといいます。

またホテルを設置して移動させる「MX(モバイルトランスフォーメーション)」も推進しているそうです。今後は特定の場所に一定期間だけ設置する「移動型スマートホテル」や電力を自給自足でまかなう「オフグリッド型ホテル」の展開により、人々のウェルビーイングに貢献していくといいます。

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