営業データプラットフォーム「infobox」、6.6億円をプレシリーズA調達——XTech VやANRIなどから

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Image credit: Infobox

営業データプラットフォーム「infobox」を提供するインフォボックスは14日、プレシリーズ A ラウンドで6.6億円を調達したと発表した。このラウンドは、プレシリーズ A ラウンドで XTech Ventures、(プレシリーズ A の)エクステンションラウンドで ANRI がリードし、グリーベンチャーズ、三菱 UFJ キャピタル、Headline Asia、茂野明彦氏、加松宏樹氏、KSK Angel Fund が参加した。今回の調達を受けて、インフォボックスの累積調達額は約7億円に達した。

infobox は、市場リサーチから企業リスト作成、決裁者アプローチまでを一気通貫で担う営業データプラットフォーム。営業体験に必要なセールスストーリーの構築を支援する。特に、従業員規模や業種に関する基本データをはじめ、展示会の出展有無や新卒採用の有無、部署直通番号に至るまでの詳細なデータを提供し、営業活動に役立つ情報を広範にカバーしている。

日本のBtoB市場においては、売り手の企業が顧客情報を閉じた形で管理しているため、買い手と売り手のタイミングの不一致、売り手の競争意識が買い手の購買体験を損ねるという課題がある。この問題を解決するため infobox は、買い手のニーズや購買タイミングを可視化し、戦略的な市場開拓を支援することで、売り手と買い手のタイミングの不一致を解消する。これにより、無駄な営業工数を削減し、本質的な提案に注力できる環境を提供しているという。

今回の資金調達を通じて、インフォボックスはプロダクトの企画・開発体制の拡充とマーケティング・営業の採用を強化し、製品リリースに向けた組織づくりを進めるとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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