情報セキュリティSaaS「セキュリオ」運営、1.8億円を調達——MUCAP、関西の地域系ファンドから

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Image credit: LRM

神戸に拠点を置く情報セキュリティコンサルティング会社の LRM は24日、直近のラウンドで1.8億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドには、三菱 UFJ キャピタル、南都キャピタルパートナーズ、みなとキャピタル、KOBEスタートアップ育成1号ファンド(フューチャーベンチャーキャピタルが運営)が参加した。これは2022年9月の調達に続くものだ。

LRM は2006年12⽉の創業。ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)や P マークなどの企業の情報セキュリティルールや策定や取得のためのコンサルティング提供している。「セキュリオ」は、同社が開発中のクラウドサービスで、AI を活用して従業員に最適化されたセキュリティ教育を自動提供する。同社では今回調達した資金を、セキュリオの研究開発、販売促進、人材採用に活用するとしている。

セキュリオは、標的型攻撃メール訓練やセキュリティアウェアネス教育を含む、多角的なアプローチで企業の情報セキュリティ教育を支援する。自動化と社員毎のパーソナライゼーションにより、専門的な知識を持たない企業でもセキュリティ対策が実施できるのが特徴で、累計1,600社に導入されているという。今後、2024年内に利用者数を累計40万人、2030年までには300万人の獲得を目指すとしている。

via PR TIMES  Summarized by ChatGPT

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