個人の強みと仕事を独自技術マッチングで転職支援、「ミートキャリア」運営が1.2億円をプレシリーズA調達

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Image credit: fruor

社会人向けキャリアプログラム「ミートキャリア」を運営する fruor(フルオル)は17日、プレシリーズ A ラウンドで1.2億円を調達したと明らかにした。このラウンドには、栖峰投資ワークス、East Ventures が参加した。なお、金額には日本政策金融公庫からの資本性ローンが含まれる。これは同社にとって、2021年6月に明らかにした4,500万円の調達に続くものだ。今回の資金調達を機に、全国で働く6,925万人への支援サービス提供を目指すとしている。

転職市場の課題は、転職希望者が年々増える中、実際に転職する人は限られていることだ。fruor の調査では、働く人の10人に1人が「転職したいが動けない」といった悩みを抱えており、その最大の理由は自分の強みや転職目的が明確でないことにあった。既存の転職サービスでは求人情報は提供されるものの、個人に合った職場を見つけるための適切な支援が行われていないというのが実情だ。

fruor は、個人の生まれ持った強みと仕事をマッチングする独自の技術を開発。この技術を使えば、誰もが自分に合った仕事や環境を見つけられるようになるという。同社では既に6,000件以上のキャリアプログラムを提供し、利用者満足度は94%と高い評価を得ていると言う。今回調達した1.2億円の資金は、強みマッチング技術の進化と事業展開の加速に向けたプロダクト開発、組織拡大のために活用される予定だ。

via PR TIMES  Summarized by ChatGPT

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