企業間物流支援「Meech(ミーチ)」運営、5,400万円をシード調達——EV、HAKOBUNE、ウェルディレクションから

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「Meech」
Image credit: LOKIAR

企業間物流に特化した物流支援事業を展開する LOKIAR は4日、シードラウンドで5,400万円を調達したと発表した。このラウンドには East Ventures、HAKOBUNE、ウェルディレクションが参加した。今回調達した資金は企業間物流支援サービス「Meech(ミーチ)」の開発と拡販に向けた組織体制の強化に充てられる。

Meech は、物流管理業務の効率化とリスク軽減を図る物流支援サービス。配送や納品ステータスの可視化・共有、納品先情報の可視化・共有、法律や制度対応と予実管理などの機能を提供し、無駄なコミュニケーションを削減し、営業担当や物流担当が本来の業務に集中できる環境を作る。また、ドライバーが初めての納品先でもトラブルなく納品できるよう支援し、法改正にも対応することで会社のリスクを最小化する。

これらの機能を通じて、配送状況や納品確認に多くの時間を費やしている企業、顧客ごとの集荷・納品の条件やルールを整理できていない企業、待機時間や付帯作業の実態を把握できていない企業に最適なソリューションを提供することを目的としている。

今回の調達の背景には、2024年問題や業界の慣習による物流課題がある。LOKIAR はこれまでのコンサルティングやシステム開発受託を通じて多くの企業が抱える共通の課題を明らかにしてきた。これらの課題解決に向けて、先月には Meech のベータ版をリリースした

同社では今回の資金調達により、顧客の声を元に Meech の開発を加速し、顧客基盤を拡大する。また、製造業をはじめとする荷主企業の物流効率化と物流に関わるステークホルダー間の連携強化を目指し、サービス機能の追加やパートナーシップの強化を実現するとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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