チャット一元管理ツールのZenmetryがシード調達、2024年秋に正式版リリースへ

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Image credit: Zenmetry

チャット一元管理ツールの開発・提供を行う Zenmetry は4日、シードラウンドで資金調達を実施したことを発表した。このラウンドには MIRAISE、ユナイテッド(東証:2497)、One ip 弁理士法人、キャロットキャピタル、三村真宗氏(コンカー元代表取締役)、個人投資家コミュニティ Power Angels 所属の個人投資家が参加した。

これは同社にとって、2022年8月に実施したプレシードラウンドに続くものだ。MIRAISE は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。Zenmetry は今回の調達資金を活用し、正式版のリリースに向けて採用を強化し、事業を促進していく方針だ。

Zenmetry は2022年4月創業。ストレスフリーのチャット最適化ツールの開発・提供を行っている。2023年冬には複数のワークスペースでのSlackなどのチャットに届いた自分宛のメッセージを一元管理できるツールのベータ版をリリースした。

同社によると、Zenmetry 開発の背景には、近年、生成 AI をはじめとした作業を楽にする技術は飛躍的な進歩を遂げているものの、人間の業務プロセスはあまり変わっていないという現実がある。現代人は仕事環境で、1日約300通のメッセージを受け取り、2分に1回処理を行い、その処理時間は平均10時間にも及んでいるそうだ。

このような背景からメッセージの処理負荷を最小化したいというニーズの高まりに対応すべく、Zenmetry ではチャット最適化ツールを開発している。同社では今回の資金調達により、製品版のプロダクト開発を加速させ、秋頃の製品版リリースを目指すとしている。

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via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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