舞台・展覧会チケットのサブスク「recri」、1億円をプレシリーズA1調達——NES、ユナイテッド、DRG Fundらから

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Image credit: recri

舞台や展覧会チケットのサブスクリプションサービス「recri(レクリ)」を展開する recri は27日、プレシリーズ A ラウンドを1stクローズし、1億円を調達したことを発表した。このラウンドには NES、ユナイテッド(東証:2497)、DRG Fund、齋藤太郎氏、山代真啓氏、工藤拓真氏、亀井威次郎氏、青栁智士氏らが参加した。今回の調達を受けて、recri の累計調達額は1.6億円に達した。

recri は、ユーザの好みや予定に応じて舞台や展覧会のチケットを毎月提供するサブスクリプションサービス。ユーザは自分の興味やスケジュールに基づいて簡単な診断を行うと、その結果をもとに AI と専門家が選んだチケットが届く。自分では見つけられなかった新しいエンターテイメントに出会う機会が増え、芸術鑑賞の幅を広げることができるという。

サービスには、舞台専用プランや展覧会専用プランなど複数のプランが用意されている。届いたチケットには、作品の解説レターも同封されており、鑑賞する際のポイントや背景情報を知ることができる点も特徴である。

同社によると、日本のエンターテイメント業界は日々成長を続けているが、芸術鑑賞の敷居の高さや興行市場における空席の問題は依然として解決されていないという。recri は、こうした課題に対処するため、同社独自のマッチングシステムにより、ユーザごとに最適な興行を提案する新たな体験が提供されており、このサービスはコストパフォーマンスの高さや趣味としての楽しさが評価されているという。

今回の資金調達により、recri はまずユーザ数のさらなる拡大を目指してマーケティング活動を強化する方針だという。また、プロダクトのアップデートとして、機能追加や UI/UX の改善、チケットラインナップの充実を図る計画も進めるとしている。さらに、エンジニアの採用や PR 関連業務を担当するインターンシップの採用など、人材採用にも力を入れていく予定だ。

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via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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