SkyDrive は27日、シリーズ C ラウンドで新たに追加調達したことを明らかにした。参加したのは、Inventum Ventures、大阪市高速電気軌道、環境エネルギー投資、みずほ銀行。環境エネルギー投資は、シリーズ A ラウンド、シリーズ B ラウンドの1st クローズに続くフォローオンでの参加。
今回の調達を受け、同社はシリーズ C ラウンド全体の調達額が合計約80億円に達したことを明らかにした。シリーズ B ラウンドまでの累積調達額は57億円とされており、創業以来の累積調達額は約137億円に達したことになる。
SkyDrive は、この資金を活用して「空飛ぶクルマ(eVTOL=Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft または UAM=Urban Air Mobility)」の開発および製造を加速させる方針だ。
同社の製品「SKYDRIVE(SD-05型)」は現在、型式証明取得に向けた証明活動を行っており、今後は地上試験や飛行試験の環境や体制を強化する。また、量産に向けた品質保証部門等の増員・強化にも着手する予定だ。
SKYDRIVE(SD-05型)は、日本、アメリカ、韓国、ベトナムの4カ国から合計263機のプレオーダーを受けている。今後は、納入後の機体管理を可能にするデジタルプラットフォームの構築も進める。同社はスズキ(東証:7269)の協力により、2024年3月にはスズキグループの静岡県磐田市の工場で「SKYDRIVE(SD-05型)」の製造を開始したことを明かした。
インドではグジャラート州政府と戦略パートナーシップを締結。アメリカでは2023年11月に SkyDrive America を設立し、複数の州で航路検討を進めている。
<関連記事>
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する