〝空飛ぶクルマ〟を開発するSkyDrive、DroneFundやZコーポレーションなどから15億円を調達——年内にも有人飛行試験を開始へ

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SkyDrive のチームの皆さん
Image credit: SkyDrive

航空機・ドローン・自動車エンジニアが集う有志団体 CARTIVATOR メンバーから発足したスタートアップ SkyDrive は30日、15億円を調達したと発表した。投資ラウンドは不明。このラウンドに参加したのは、DroneFund、ヤフーの投資会社である Z コーポレーション、STRIVE、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、環境エネルギー投資。

DroneFund と Z コーポレーションは過去のラウンドにも参加している。SkyDrive によれば、同社の累積調達額は20億円。今回の調達と合わせ、STRIVE 代表パートナーの堤達生氏が SkyDrive の社外取締役に就任する。同社では調達した資金を使って、2019年内の有人飛行試験開始に向け開発を加速する。

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SkyDrive が開発する「電動垂直離着陸型無操縦者航空機」は、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴。モビリティ分野の新たな動きとして、世界のみならず日本でも都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものと期待されている。既存の航空機に比べ低コスト・低騒音で、離発着場所もコンパクトになる。

SkyDrive は2014年に「TOKYO STARTUP GATEWAY 2014」のファイナリストに採択。 Infinity Ventures Summit 2015 Spring in 宮崎の Launch Pad で5位に選ばれ、今年組成された Drone Fund 2号ファンドから出資を受けたことが明らかになっていた。

via PR TIMES

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