AIとデータで工場自動化支援、名古屋発Robofullが1億円をプレシリーズA1調達——自動車部品製造業から1億円分受注

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Image credit: Robofull

名古屋を拠点とする Robofull は21日、プレシリーズ A ラウンドの 1st クローズで1億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、今回の資金調達では、MTG Ventures(Central Japan Seed Fund)、いわぎん事業創造キャピタル、NOBUNAGA キャピタル(十六銀行の投資専門子会社)。これは同社にとって、2022年10月に明らかにした約1.5億円の調達に続くものだ。NOBUNAGA キャピタルビレッジは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。

Robofull は、AI とデータを活用して工場向け自動化設備の販売に取り組んでいる。「レガシー化した製造業の設備取引のあり方を変える」ことを目指し、AI データベースを活用して各工場に最適な自動化設備を安価に販売することで、人手不足に悩む製造業の課題解決に挑戦している。全国の中小製造業10万社分の保有設備情報と、自動化設備の設計・開発を手掛ける SIer の情報を収集・解析し、マッチングを行うことで、各工場に最適な自動化設備を提案する。

Robofull では、サービス開始から1年足らずで、近畿および東海地域の自動車部品製造業を中心に約1億円の受注を獲得した。今後は顧客業種・地域の拡大を進め、人手不足に苦しむ製造業の自動化を支援していく方針だ。Robofull は自動化ソリューションの拡大と組織体制の強化拡大を通じて、さらなるサービス拡充を目指すとしている。この資金調達により、同社は製造業への自動化設備提供に向けた事業加速を図る。

via PR TIMES      Summarized by ChatGPT

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