成長と同時に苦労を抱えるUber、NYでは一時的に拠点のいくつかが利用停止に

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Image by Adam Fagen on Flickr
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<ピックアップ>New York City has temporarily banned some Uber bases

利用者の安全性や、信頼のおけるドライバー獲得に取り組み始めているUber。そんなUberが、NYでは現在一部利用できない状態になっています。タクシー協会らとのやりとりのなかで、昨年の4月から9月までの乗車データに関する交渉が難航していることから、いくつかのUberXの拠点に対して利用停止命令を出し、違反したならば罰金を請求する、といった状況になっています。市民にとってもはやなくてはならないツールになりつつあるUberながら、既存のタクシー団体や行政ともやりとりを踏まえてサービスの提供を行うためのロビーイングがいま求められているようです。

成長著しいUberながら、世界に広まっていく中で安心・安全のためのオペレーション強化を図ろうとしているUberにとって、今年は苦難の年になるのかもしれません。

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