YCombinatorがシード投資したスタートアップのレイトステージに出資する新ファンドを設立

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<Pick Up> Y Combinator creates new fund to invest in its later-stage companies

世界でも有数のスタートアップ・インキュベーターである「Y Combinator」。2005年の設立から、今年に入ってその1,000社目への出資を実施した。そのポートフォリには、Airbnb、Reddit、Stripe、Instacartなどのスタートアップが名を連ねてる。

そんなY Combinatorが新設したのが、7億ドルのベンチャーファンド「Y Combinator Continuity Fund」。従来のシード投資ではなく、スタートアップのレイターステージへの投資を目的としたもの。

毎年2回スタートアップを受け入れて、一社あたり12万ドルを投資する(株式保有率で約7%)。その後、プログラムを卒業するとスタートアップは実質、独り立ちするというのがこれまでの流れだった。今後は、その中でも3億ドルの評価額に到達したスタートアップを対象に追加投資。一方、3億ドル以上の評価額を受けるスタートアップに関しては、より慎重に厳選するとのこと。

新設ファンドは、昨年パートタイムのパートナーとしてY Combinatorに参加したTwitterの元COO (Chief Operating Officer)であるAli Rowghaniが指揮を執る。

via. Business Insider

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