コンテンツと商業アプリをシームレスに連携させてマネタイズ、モバイルアプリのアフィリエイト「Button」が2,000万ドルを調達

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<ピックアップ> This startup raised $20 million to help Uber and OpenTable find customers inside other aps

ニューヨークが拠点のスタートアップ「Button」が、新たに2,000万ドルの調達を発表した。これで同社の累計調達額は、3,400万ドルに達した。

2014年創業のButtonは、モバイルアプリ専用のアフィリエイトネットワークを構築している。Buttonを活用することで、例えばコンデナストのようなパブリッシャーは、UberやOpenTableなどのサービスを自社アプリ内で提供できるようになる。

読者は、例えば、好きなアプリを閲覧している際にUberの配車予約をしたり、OpenTableで好きなレストランを予約したりできる。予約が遂行された場合、アプリ側にアフィリエイト費用が支払われる仕組み。このような技術的連携をディープ・リンキングと呼ぶ。

Buttonは、今後、アプリのコンテンツに関連した体験を提供する「コンテキスチュアル・コマース」(文脈的コマース)が普及していくと見込んでいる。

アプリにとっては、Buttonを活用することでマネタイズはもちろん、お世辞にも美しいとは言えないバナー広告を排除するという利点も生まれる。

via. Recode

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