現代アートのグローバルプラットフォーム「TRiCERA.NET」は5月14日、フジ・スタートアップ・ベンチャーズ、DK Gate、グローブアドバイザーズ、そのほか個人投資家を引受先として第三者割当増資を実施したと発表。なお、個人投資家名および調達額は公表されていない。
TRiCERAは日本やアジア諸国をはじめ、世界中のアーティストが自由形式に作品を発表・販売できるオンラインプラットフォーム。同社によると、現在アート市場は約7兆円と推定されているが、実際に作品販売によって生計を立てられているアーティストの割合はごく少数に限られる。また販売やプロモーション用のスペースレンタルには多大なコストがかかる。
TRiCERAではオンラインによる作品紹介・販売のプラットフォームを創出し、これまで海外マーケットにアクセスできなかったアーティストの露出と販売機会の増加を目指す。昨年3月にローンチした「TRiCERA.NET」には現在900名を超えるアーティストが参加し、総出品数5,000点を超える。総取扱高は約12億円。
今回の資金調達は、参加するアーティストと世界中のユーザーがよりマッチングしていくためのコンテンツ強化及び機能開発を目的としている。
via PR TIMES
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