コミュニケーション AI ロボット「newme(ニューミー)」の開発・提供を行う avatarin(アバターイン)は18日、シリーズ B ラウンドで37億円を調達したと発表した。このラウンドにはオムロンベンチャーズ、三愛オブリ(東証:8097)、ソフトバンク、芙蓉総合リース(東証:8424)、みずほ銀行、三井住友信託銀行が参加した。
今回の調達を受けて、avatarin の累積調達額は77億円に達した。これは同社にとって、2023年4月に実施したシリーズ A ラウンドに続くものだ。
avatarin は2020年4月に設立された ANA ホールディングス(東証:9202)発のスタートアップで、人と AI が共存する業界特化型 AI サービスの創出を目指している。newme は、プロフェッショナルスキルを学習したAIを搭載した、コミュニケーション AI ロボット。遠隔から収集したデータを活用し「AI 化」することにより、人材不足の解消を実現する。
newme は、遠隔操作で見て、聞いて、話し、動き回ることでサービスを提供し、その過程でマルチモーダルデータを記録し、AI 学習を行う。現在、AI 関連の機能は開発中だ。BRIDGE では、2018年に札幌で開催された NoMaps での同機を使ったデモを紹介している。また、2020年に沖縄で開催された ResorTech Okinawa では ResorTech Award の総合グランプリを受賞した。
avatarin は、これまでに培った技術を活用し、プロフェッショナルのスキルを AI 化し共有できる世界共通のプラットフォームを構築している。また、このプラットフォームに接続された多種多様なロボットやモビリティを通じて、人々がいつでもどこでも助け合える世界を目指している。
同社は、今回の資金調達を通じて、生成 AI やロボティクスをはじめとする技術の研究・開発を一層促進し、人と AI が共存するサービス創出を6社の出資者と共に推進する方針だという。
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
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