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駐車場シェアのakippaが事業大手7社から8.1億円調達、70万人利用の「akippa ID」を活用したモビリティプラットフォーム構築へ

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駐車場のシェアリングと予約サービスを提供するakippaは5月22日、第三者割当増資および業務連携の実施を公表した。増資の引受先となったのは既存株主の住友商事のほか、日本郵政キャピタル、JR東日本スタートアップ、ニッポンレンタカーサービス、FFGベンチャービジネスパートナーズ、中部日本放送、千島土地らが加わった合計7社。調達した資金は総額で8億1000万円で、同社の累計調達額は24億円となった。 …

akippa代表取締役の金谷元気氏

駐車場のシェアリングと予約サービスを提供するakippaは5月22日、第三者割当増資および業務連携の実施を公表した。増資の引受先となったのは既存株主の住友商事のほか、日本郵政キャピタル、JR東日本スタートアップ、ニッポンレンタカーサービス、FFGベンチャービジネスパートナーズ、中部日本放送、千島土地らが加わった合計7社。調達した資金は総額で8億1000万円で、同社の累計調達額は24億円となった。

akippaは調達した資金でサービス向上を目指すほか、新たにモビリティプラットフォームの構築を目指すとしている。

また同社はこのリリースに先立って電子錠を開発・販売するアートと共同でIoTを活用したゲート式駐車場のコントロールシステム「シェアゲート」の発表も実施している。

シェアゲートはゲート式駐車場の出入り口に設置される機器に後付けできる端末。従来、akippaで利用する駐車場は入退場の関係でこういったゲートのない平置きタイプのものに限られていた。シェアゲートを使うことで、akippaのユーザーは駐車場を予約後にBluetoothでシェアゲートに接続するか、アプリから発行される暗証番号を入力することでゲートを開閉することができる。これにより、無人の駐車場でも事前予約およびスマホ決済が可能になった。

シェアゲートの開発により、駐車場事業者はakippaを使って稼働率の低い時間帯の駐車場貸し出しも可能になる。端末の導入費用は20万円でこれに設置費用5万円がかかる。月額保守費用は無料で契約機関は2年。ただし2018年内にakippaと契約した場合はこれらの費用は全額同社が負担し、実質無料となる。端末の保守についてはアートが提供する。リリース時点で大和ハウスパーキングや大和リース、いずみパーキングの3社が導入している。

akippaが狙うMaaSーーakippa IDによるプラットフォームの未来

akippaが大型調達を発表した。2016年12月のトヨタとの提携以来、約1年半年ぶりのニュースだ。現在のakippaは会員数70万人、利用できる駐車場の数は2万拠点に拡大している。一方で駐車場シェアについては既存の事業者や新興のプレーヤー含め、競争が激しくなってきている。今年4月のソフトバンク参入はそれを象徴する話題だろう。

会員数で先行するakippaはどのようにこれら大資本の追随をかわすのか。同社代表取締役、金谷元気氏に聞くとその答えは「akippa ID」の利用拡大にあるという。

「事業計画的に(成長曲線は)見えてきました。ざっくりとコインパーキング市場の5分の1というのが売上の予測です」(金谷氏)。

金谷氏の説明では、現在提供しているakippaの通常サービスはこのまま計画通り伸ばしつつ、獲得したユーザーIDに対して別のサービス、例えばC2Cカーシェアリングなど「移動」に関する体験を提供しようという話だった。まだ構想段階としつつ、モビリティプラットフォームを構築して多くの外部企業を巻き込んでいくという戦略なのだそうだ。

例えば今回提携に入っているニッポンレンタカーサービスなどとは、現状でレンタカー店舗の空き駐車場を共有するような足元での業務連携を進めつつ、両者のIDを共通化することで、現在利用しているユーザーの相互利用促進などを推進させる、といった具合だ。

同社は今後、2020年までに駐車用の箇所を10万件に拡大させ、構想しているモビリティプラットフォームの構築を進める。

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予約駐車場サービス「akippa」がトヨタと業務提携、ナビから空き駐車場を利用可能にーー未来創生ファンドから数億円の出資も

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予約駐車場サービス akippa は12月1日、トヨタ自動車(以下、トヨタ)と業務提携を締結したことを発表した。また本件に関連して akippa はトヨタと三井住友銀行が出資する未来創生ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施する。同社代表取締役の金谷元気氏によれば増資の詳細は非公開ながら「数億円規模」の出資になるということだった。 また、業務提携についてはトヨタが12月1日に開始するナビゲー…

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予約駐車場サービス akippa は12月1日、トヨタ自動車(以下、トヨタ)と業務提携を締結したことを発表した。また本件に関連して akippa はトヨタと三井住友銀行が出資する未来創生ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施する。同社代表取締役の金谷元気氏によれば増資の詳細は非公開ながら「数億円規模」の出資になるということだった。

また、業務提携についてはトヨタが12月1日に開始するナビゲーションサービス「TCスマホナビ」に同社の予約駐車場サービスが組み込まれることになっている。利用ユーザーは今日から同ナビゲーションサービスを経由して akippa の駐車場予約を使うことができるようになっている。

また一部報道に掲載された通り、今後、トヨタの関連ディーラー等が所有するスペースを使った駐車や点検などのサービス提供も予定されている。サービスは東京や大阪などの首都圏を中心に開始され、順次全国展開していくことになる。

金谷氏によれば、今回の話はトヨタ側から新サービスのナビで駐車場を予約したいというリクエストから実現したのだそうだ。ちょっと裏話的ではあるが、仲介に入ったのが IoT 通信プラットフォームのソラコムだったというのも興味深い。トヨタはソラコムに対して akippa と同様、未来創生ファンドを通じて出資する関係にあると同時に、モビリティにおける通信サービスのグローバル展開を共に検証している。

国を代表する自動車産業のトップが空きスペースを駐車場にするシェアリングサービスや IoT クラウド通信のトップ・スタートアップたちと手を組んで大きなビジネスを仕掛ける姿は頼もしい。オープンイノベーションが叫ばれて久しいが、こういう実りある取り組みがもっと増えて欲しいと願いたい。

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宿泊管理運営システム提供のSQUEEZEが駐車場シェアサービス「akippa」と提携

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民泊・ホテル・旅館に特化したクラウドソーシングサービスを展開するSQUEEZEが、akippaとの提携を発表した。SQUEEZEが運営する宿泊事業者向けクラウドソーシングサービス「Mister Suite」のユーザに対して、空き駐車場のソリューションを提供する。 物件の空室に悩むオーナーは、所有している駐車場にも空きがあり困っているケースが多いという。そこでSQUEEZEは自社の顧客基盤を利用し、…

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民泊・ホテル・旅館に特化したクラウドソーシングサービスを展開するSQUEEZEが、akippaとの提携を発表した。SQUEEZEが運営する宿泊事業者向けクラウドソーシングサービス「Mister Suite」のユーザに対して、空き駐車場のソリューションを提供する。

物件の空室に悩むオーナーは、所有している駐車場にも空きがあり困っているケースが多いという。そこでSQUEEZEは自社の顧客基盤を利用し、同社サービスに既存ユーザや潜在ユーザに対して「akippa」のサービスを紹介することで、様々な遊休資産を有効活用するソリューションを提供する。

SQUEEZEは「Mister Suite」を通じて、物件オーナー向けには宿泊管理運営システムを提供し、物件の清掃のためにクラウドソーシングと連携させてサービスを提供してきた。今回のように他のシェアリングサービスとの相性は良いと考えられる。

現在の駐車場貸出エリアは、東京都、千葉県と神奈川県の一部地域、札幌市、大阪市、京都市など。両社は今後もそれぞれの顧客基盤や事業ノウハウを融合していく方針だ。

民泊向けクラウドソーシング「Mister Suite」運営のSQUEEZEがジャフコ、インキュベイトファンド等から約 4.2 億円を資金調達

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駐車場シェアのakippa、アイシンAWやヤマハ発動機とのナビアプリ連携、セブン-イレブンとの法人提携で空きスペース活用を推し進める

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akippaは3月25日、アイシンAW、ヤマハ発動機、セブン-イレブン・ジャパンとの提携や新機能リリース発表を行った。 「akippa」は月極駐車場や個人宅の空いてるスペースを貸し出し、ユーザはスマホやウェブを通じて駐車利用ができるサービス。すでに5000拠点以上の駐車場を提供している。 2016年1月にグロービス・キャピタル・パートナーズ、トリドール、朝日放送、DeNAなどから総額6億円の資金調…

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akippaは3月25日、アイシンAW、ヤマハ発動機、セブン-イレブン・ジャパンとの提携や新機能リリース発表を行った。

akippa」は月極駐車場や個人宅の空いてるスペースを貸し出し、ユーザはスマホやウェブを通じて駐車利用ができるサービス。すでに5000拠点以上の駐車場を提供している。

2016年1月にグロービス・キャピタル・パートナーズ、トリドール、朝日放送、DeNAなどから総額6億円の資金調達を実施。開発強化や営業・人材採用などに力をいれている。

今回提携したアイシンAWは、同社が2011年から運営しているカーナビアプリ「NAVIelite」を運営。同サービスとakippaが連携し、カーナビ上で駐車場を選択し利用できるという。NAVIelite内のカーナビ上で行き先をセットすると、目的地近くのakippa駐車場をカーナビ内で表示し、ユーザは予約ボタンを押すことでakippaへ移行し、駐車場の予約が行える。

左から、akippaアライアンス担当の田中氏、アイシンAW の杉浦氏、清水氏
左から、akippaアライアンス担当の田中氏、アイシンAW の杉浦氏、清水氏

「これまで、カーナビサービスが浸透しているなかで、駐車という運転の最後の行為までの価値が提供できていなかった。今回の提携でそのラストワンマイルを提供することで、運転者に対する価値提供ができる」とアイシンSW担当者の清水氏。4月にiOS、5月にAndroid版でakippaの利用が可能だ。

akippaでは、自動車ユーザだけでなくバイクユーザ向けにもサービスを提供している。そこで、ヤマハ発動機との連携ではバイクナビアプリ「RevNote」と3月より提携し、ナビ上で駐車場をアナウンスし、バイクユーザに対して空いている駐車場を提供する。

セブン-イレブン・ジャパンとの提携は、これまでコンビニ近くのコインパーキングに停めて搬入していたために多くのコストが発生していた。akippaと提携することで一定料金でakippaの駐車場を自由に出入りできるようにした。提携にともない、akippaがセブン-イレブンの希望エリアに対して駐車場を用意する営業を展開していく。すでに駐車場がない300店舗の近隣に駐車場を提供。今後1000店舗に駐車場を提供し法人利用を推進していく。

「企業の空いてるスペースを休日に貸し出す事例も増えてきた。同時に、こうした法人向けの利用やカーナビサービスとの連携を強化し、駐車場ニーズをスムーズに提供していきたい」(akippa代表取締役 金谷氏)

今回のリリースでは、新機能としてこれまでakippaでは一日利用だったものを、3月23日から15分単位での利用が可能となった。まずは大阪市内を中心とした府内限定、ウェブ経由の予約限定だが、今後6〜7月から全国エリアで利用可能にする予定だ。

「駐車場利用ニーズの多くは3時間以内。15分40円や50円程度で、近隣のコインパーキングよりも格安な駐車場を提供おり、ユーザにとっても手軽に利用できる。また、これまでは一日利用設定から短時間利用になったことで回転率も向上し、駐車場オーナー、自社それぞれの売上にも寄与できる」(金谷氏)

現在、大阪市内の拠点数確保に力をいれており、2016年5月までにJR環状線の内側250メートル四方に1つの駐車場ができるよう営業に力をいれている。駐車料金の設定は、これまでのノウハウをもとにエリア毎での推奨価格をオーナーに提示しつつ、オーナーとそれぞれ交渉しながら料金設定を行う。利用料金のうち6割が駐車場オーナー、4割がakippaの収入となる。

記者会見は、akippaに掲載されている駐車場で行われた
記者会見は、akippaに掲載されている駐車場で行われた

今回の記者会見は、akippaの駐車場オーナーの所有駐車場で開催。実際の駐車場オーナーによるオーナーセッションも行われ、駐車場オーナーがakippaを使うようになったきっかけや、ユーザと普段どういったやりとりをしているかなどの話がされた。甲子園近辺で個人宅の駐車場を貸し出している駐車場オーナーは、月次最高で5万円以上の収入を得ており、遊休スペースの活用として意義あるものだ、と語られた。

特に、これまでのコインパーキングでは悪質な利用者が多くトラブルも発生していたのが、akippaでは事前決済やクレジットによる個人情報を把握していることから、ユーザトラブルもほぼなく、駐車場オーナーとユーザとのコミュニケーションも起きているという。

事業による売上のみならず、オーナーとの密なやりとりなど丁寧なコミュニケーションを意識して事業を行っているakippa。サービスの成長だけでなく、リアルな空間だからこそのそこにいる人の顔が見える取り組みに力を入れながら、2017年には駐車場拠点数1万7000ヵ所による駐車場業界一位を目指し突き進んでいる。

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金谷にビジネス界のバロンドールを穫らせたいーー隠れたキーマンを調べるお・akippa松井氏インタビュー

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編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。 2014年12月のIVS(Infinity Ventures Summit)Launch Padで優勝した、駐車場をかんたんに貸し借りできるサービス「akippa」。…

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akippa取締役副社長の松井建吾氏

編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。

2014年12月のIVS(Infinity Ventures Summit)Launch Padで優勝した、駐車場をかんたんに貸し借りできるサービス「akippa」。先日はグロービスなどから約6億円の資金調達を発表するなど勢いあるakippaの「隠れたキーマン」である取締役副社長、松井建吾さんにお話を伺いました。

大柴:初めまして。今日はよろしくお願いします!こういったインタビューは初めてだとか。

松井:そうなんです。緊張しますね…。よろしくお願いします。

大柴:akippaは大阪で設立された会社ですが、松井さんは東京オフィスが多いのですか?

松井:いえ、週に2日くらい東京にいるくらいで、あとは基本大阪です。

大柴:そうなんですね。松井さんの役割はどのようなものなのですか?

松井:採用面を主に担当しています。あとはCS部門も見ていますが、組織拡大中なので、採用のウェイトが大きいかもしれません。採用基準はスキル面で自分たちより優秀な人であることはもちろんですが、マインド面も大事です。素直で、お互いを認め合うことができるメンバーを集めていきたいと思っています。

大柴:採用は重要ですよね。

松井:はい。最近ではGoogleや楽天、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)、トーマツ出身といった素晴らしい人材を採用できていて、良い組織ができてきていると自負しています。プロパーと後から入ってきた人との関係性も良いですし。その中で理念や価値観はとても重要です。

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akippaの全社集合写真/提供:akippa

大柴:その通りですね。さて、松井さんは金谷さんと高校が同じだと聞いています。

松井:はい。元々地元が一緒で、当時は面識無かったのですが、高校に進学し、入った部活の1学年上に金谷がおりまして。

大柴:そういえば金谷さんはかなり本格的にサッカーをやっていたと聞いたことがあります。

松井:そうですね。金谷はFWで、テクニカルなタイプではなかったのですが決定力があり、またとてもストイックでした。リーダーシップもあってキャプテンに指名され、金谷キャプテンの下でプレイしていました。

大柴:松井さんのポジションは?

松井:僕はボランチです。中盤の底で守備をし、奪ったボールをFWの金谷に託すという感じですね。

大柴:今と似てる感じですね。

松井:そうと言えばそうですね(笑)。金谷は少し天然のところもありますが、優れたリーダーシップで素晴らしいキャプテンでした。金谷達が引退し、次期キャプテンには僕が指名されました。

大柴:キャプテンはどのように決められるのですか?

松井:顧問の先生とキャプテンで決めます。

大柴:金谷さんは松井さんに後を託したんですね。ところで高校卒業後はどのような活動をなさっていたのですか?

松井:大学に入ったのですが中退し、その後は様々な仕事をしました。最終的にはとある通信会社の営業をやっていました。そんな時に金谷の話を聞いて、久しぶりに会うことになったんです。

大柴:久しぶりというと?

松井:卒業以来初めて会いました。同級生から「元気さん(金谷)が起業した」と聞いて。起業志向が自分にはあったので勉強がてら大阪の雑居ビルにあったオフィスに見学に行ったんです。思ってたより「ちゃんと」やってるなと(笑)。

大柴:予想よりちゃんとしてたんですね(笑)。

松井:リーダーシップがあったし、そういう面ではおかしくはないのですが、天然なところがあったので、そこが少し心配でした(笑)。でもちゃんとしてたし、経営の勉強ができそうだし、当時は何より自分自身現状に満足いっていなかったので一緒に働くことに決めました。自分がこれまでやってきた営業スキルも会社に貢献できそうだと感じたので。

大柴:なるほど。それがいつ頃ですか?

松井:2010年4月です。会社は2009年設立ですので、設立から1年後くらいの頃です。4人目のメンバーとして入社しました。その頃は携帯電話の代理店として販売したり、自社で求人サイトを運営していました。その他イベント業なんかもやってましたね。

大柴:へぇ。

松井:いろいろと数年やって足下の数字は出ていたし、それはそれでよかったのですが、中長期の戦略が無くて。今良ければ良いみたいな感じになってて。それだと顧客満足度も社員満足度も上がらない。そもそもなんのために仕事しているのだろうか?いろいろわからなくなってきて。

大柴:いつ頃ですか?

松井:2012年暮れくらいですかね。そして、金谷に聞いたんです。「この会社の目指すとこは?」と。でも「決めてない」と返事されて。それで「一度それを考えてきてもらってもいいですか」とお願いしたんです。

大柴:シリアスな雰囲気ですね。

松井:個人的に会社をやっていて一番辛い時期でした。

大柴:なるほど。

IVSでakippaが優勝

松井:その結果「世の中のインフラになるような事業をやりたい。なくてはならぬものを作りたい」と金谷が言ってきて。「なら、それをやりましょう!」と。早速壁に模造紙を貼って、そこに「不便に思っているもの」をみんなで書き出していったんです。その中に「駐車場の空き情報が知れたら便利」ってのがあって。他の候補と合わせて3つ選んで調べてみた結果、駐車場のサービスが良いねってことになりました。

大柴:ついに!

松井:はい。それでできたサービスが「akippa」です。2014年4月25日にリリースしました。

大柴:飛躍のきっかけはやっぱり。

松井:はい、IVSです。2014年12月に開催されたIVSのLaunch Padで優勝したことがやはり大きかった。サービスには自信があったけど、まさか優勝するとは思いませんでした。

大柴:優勝が決まった瞬間はどうだったのですか?

松井:ピッチイベントではあるのですが、会社として世間から認められることが初めてで。実績が全く無かったため、これまで味わった事がないくらいの高揚感がありました。方向が間違ってなかったというか。もちろんサービスとしてはその後のほうが重要なので、かなり事業を頑張りました。

大柴:約2年前に松井さんが金谷さんに質問をぶつけたのが結果的にターニングポイントというか、大きかったですね。

松井:そうですね。良かったです。

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大柴:高校の時に出会い、会社を一緒にやることになり、ずっと金谷さんを見てきてると思いますが、何か変化はありますか?

松井:元々持っていたリーダーとしての資質は今でももちろんありますが、経営者として大きく成長してきたと思います。マインドも変わったし、イメージをロジカルに伝えられるようになりましたね。ここ数年で凄く成長したのではないでしょうか。

大柴:なるほど。

松井:IVSに出る前からディー・エヌ・エーさんにはお世話になっていて、足りてない部分をサポートしてもらって、経営でもとても勉強になっています。今では1月に投資していただいたグロービス(・キャピタル・パートナーズ)さんも定例会に参加していただき、経営チームをビシビシ鍛えていただいています。

大柴:今後はどのような夢をお持ちでしょうか?

松井:今扱ってる領域はポテンシャル的には凄く大きいと思ってるんです。スケールが大きい事業だと思うし、それに見合ったスケールの会社にしていきたいです。もちろんグローバルにも展開していきたいです。金谷はディー・エヌ・エーさんにもグロービスさんにも「この事業を1兆円以上の価値に絶対したいから、力を貸してください」と話してますね。

大柴:夢は広がりますね!

松井:はい。金谷はクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表の世界的サッカー選手)や、マーク・ザッカーバーグと同じ学年で「サッカーの世界ではロナウドに勝てないが、ビジネスならばザッカーバーグに勝てるんじゃないか」と天然な部分もあって言っていますが、おそらく本気です(笑)

金谷にビジネス界のバロンドール(サッカーの世界年間最優秀選手賞)を穫らせてあげたいです。

大柴:いいですね!今日は貴重なお話、ありがとうございました!

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モバイルSDKの投入で、決済UXを進化させるPayPal〜新アプリを公開した「akippa(あきっぱ)」の場合

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2015年を象徴づけたスタートアップ・トレンドに、シェアリングエコノミー、オンデマンドといった言葉を欠かすことはできないだろう。モバイルが可能にしたこれらのサービスにおいて、競合との優劣を決定づける最大の要素が UI/UX であることは明らかだ。商業サービスである以上、ユーザから料金を徴収する決済行為は必ず必要になるので、決済フローをどれだけスムーズかつスマートに済ませられるかは、サービスをデザイ…

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2015年を象徴づけたスタートアップ・トレンドに、シェアリングエコノミー、オンデマンドといった言葉を欠かすことはできないだろう。モバイルが可能にしたこれらのサービスにおいて、競合との優劣を決定づける最大の要素が UI/UX であることは明らかだ。商業サービスである以上、ユーザから料金を徴収する決済行為は必ず必要になるので、決済フローをどれだけスムーズかつスマートに済ませられるかは、サービスをデザインする上で重要な課題となる。

一方、C2C やクラウドソーシングの隆盛に伴って、スタートアップは料金を徴収するだけではなく、報酬を支払うという機能を求められるようになった。価格の安い商品の売買や、すきま時間を利用したマイクロタスクという概念をワークさせるには、小口金額を効率的に授受できる方法が必要になるが、このような局面で頻繁に使われるのは PayPal だ。親会社だった eBay からの分社が完了し、今年7月に晴れて NASDAQ に上場した PayPal はここからどこへ向かうのだろう?

PayPal のスタートアップでの利用動向や今後の行方について、日本市場を担当する PayPal Pte. Ltd. 東京支店のディレクターである曽根崇氏(マーチャントサービス担当)に話を聞くことができた。

PayPal の進化

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PayPal Pte. Ltd. 東京支店ディレクター曽根崇氏(マーチャントサービス担当)

曽根氏によれば、PayPal から見た決済周辺の最近のトレンドは、1. モバイル利用の増加、2. シェアリングエコノミー、3. 越境EC の3つに集約できるという。

モバイルのネイティブアプリからの決済ニーズが増加しており、ネイティブアプリから直接 PayPal 決済が行える PayPal モバイル SDK(アプリ内決済SDK)を、アメリカを中心に2014年から提供している。シェアリングエコノミーや越境EC においても、スマートな決済がもたらす効用は大きい。シェアリングエコノミーの代表格である Uber や Airbnb のアプリには、PayPal が提供する Braintree(日本では未提供)の SDK が組み込まれており、Uber 利用の際に都度認証が不要で、降車時に自動的に決済が完了する UX は、日本でタクシーに乗り慣れている筆者にとっては感動すら覚える。

もともと、P2P用に開発された PayPal でしたが、eBay という C2C マーケットプレイスに買収されたことで C2C に親和性の高い決済ソリューションになり、そして、PayPal が独立したことで、また新たに進化していきます。(曽根氏)

PayPal の目から見ても、例えば、オーストラリアの Freelancer に代表されるようなクラウドソーシング・プラットフォームでは、欧米の企業がマイクロタスクを発注し、それを東南アジアなど新興市場のユーザが受注して仕事をこなす、というフローが顕著になってきているそうだ。

PayPal は、自社プラットフォームを使った203カ国への国際送金に加え、アメリカ国内ではP2Pの送金や支払にVenmo(昨年 PayPal により買収)が利用可能となっており、さらに今年7月には、国境を越えて30カ国以上へ公共料金の請求書支払などができる Xoom の買収を発表している。

<関連記事>

モバイル SDK の導入第1号は、空き駐車場サービスの「akippa」

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右から:akippa 代表取締役の金谷元気氏、執行役員CMO兼事業企画室長 広田康博氏

空き駐車場サービスの「akippa(あきっぱ)」は、同社のアプリ上でのクレジットカード決済に PayPal モバイル SDK を導入したAndroid は本日より対応、iOS は近日対応予定)。キャリア決済を実現にしたり、Google アカウントによるログインを可能にしたり、アプリの UI/UX 改善に日夜勤しんでいるようだ。

駐車場の件数で、大手の時間貸し駐車場を1~2年で追い越す勢いです。akippa では営業マンが自転車で地域を巡り、貸してもらえる駐車場を開拓。最短で3時間でオープンが可能です。

面白いケースでは、例えば、東京ドームの近くのオフィスビルの駐車場が週末には空いているので、akippa のユーザに開放してもらって、東京ドームに来たお客さんに安価で利用してもらっています。(akippa 金谷元気代表)

akippa-credit-card-paymentC 向けのみならず、最近では B 向けのサービスにも着手したとのこと。その一つが大手コンビニエンスストア・チェーンとの取り組みだ。コンビニの各店舗には、商品を届けるトラックが1日平均7回やってくるが、このトラックの駐車スペースの確保が課題になっている。短時間とはいえ路上駐車すると渋滞を引き起こし、付近の住民の迷惑にもなりかねない。akippa ではコンビニ本部と提携し、トラックに akippa の駐車場を使ってもらう実験を始めている。入出庫の都度に料金精算をする必要がなく、決まった料金を支払えば出入りが自由な akippa ならではのソリューションだ。

akippa のモバイルアプリに PayPal モバイル SDK が導入することで、今後、akippa の UX はどのように変わっていくのだろう?

今後のバージョンでは、停めたい駐車場が予約の段階で満車になっている場合、キャンセル待ちができる機能を追加します。空車になったタイミングでプッシュ通知を飛ばし、ここからワンタップ、ツータップとかで決済できるようになれば、ユーザの利便性は高まります。

我々にとって、これまで満車になっている akippa の駐車場では、すでに予約で埋まっている以上にどの程度の潜在需要があるのかを見込めませんでした。キャンセル待ちを受け付けられるようにすることで、潜在需要の見通しが立てられるようになり、どの地域にどの程度の新規駐車場を開拓すべきか、営業戦略にも生かせるわけです。(akippa 執行役員CMO兼事業企画室長 広田康博氏)

人気の高いエリアの駐車場では、空車が出てもすぐに予約が埋まる可能性が高いので、ユーザにとってプッシュ通知を受け取ってからスムーズに予約と決済が済ませられることは重要だ。この新機能を実装した次期バージョンのリリースも楽しみにしたい。

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空き駐車場予約サービスの「akippa」、会員登録なしでの利用やキャリア決済に対応

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空き駐車場のシェアリングを通じた予約駐車場アプリの…

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空き駐車場のシェアリングを通じた予約駐車場アプリのakippaは、9月30日にキャリア決済対応を行ったと発表した。対象は、docomo、au、SoftBankで、これによって携帯電話の通話料金と合算で請求できるようになる。

akippaでは、これまではクレジットカード決済をもとにサービスを提供してきた。また、スマートフォンアプリという性質上、スマホユーザを中心とした利用のなかで、スマホユーザの多くは若い世代に多い。また、クレジットカードを持っていない若者も多く、スマホユーザとクレジットカード所有だけでなく、新たにクレジットカード非所有者へリーチするためにも、キャリア決済によるユーザ数の増加がねらいだ。

「若い人がクレジットカードを所有していないだけでなく、普通の会社員や地方の人はクレジットカードを持っているけどインターネットでクレジットカードを使ったことがない人は非常に多いです。一般の人達にも使いやすくするために、今回のキャリア決済対応を行いました」(akippa代表取締役社長、金谷氏)

金谷氏は「若者だけでなく、インターネットでクレジットカードを使いたくない層も一定数いる」と話し、彼らの多くはゲームや通販などもキャリア決済やコンビニ決済などの支払い方法が多いという。

また、今回のリリースではakippaの利用に会員登録なしでも予約可能にしたという。会員登録なしに空いている駐車場の予約が可能になったことで、新規ユーザやインターネットサービスに不慣れな人たちへのリーチを増やすという。

「土日祝日は一般的なファミリー層、平日は通勤のサラリーマンにもっと気軽に使ってもらいたい。駐車場というものは誰もが使うもの。それはネットサービスや決済という方法によって敷居を高くしては意味がない。マス向けのサービスとして気軽に使ってもらうよう改善をしていきたい」(金谷氏)

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駐車場シェアリングサービスのakippa、飲食店と提携し飲食店の従業員向けに駐車場を提供

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駐車場のシェアリングサービス「akippa」を運営するakippa社の新たな一手は、企業向けへの展開だ。これまで個人向けに空いてるスペースの駐車の需要に応えるサービスを行ってきたが、このたび「丸亀製麺」などのチェーン店を運営するトリドールと提携し、飲食店に対して駐車場スペースの提供を始めた。 例えば、人気飲食店などであれば、繁忙日にお客の乗用車で駐車場があふれることもあり、時に駐車場に停めれないお…

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駐車場のシェアリングサービス「akippa」を運営するakippa社の新たな一手は、企業向けへの展開だ。これまで個人向けに空いてるスペースの駐車の需要に応えるサービスを行ってきたが、このたび「丸亀製麺」などのチェーン店を運営するトリドールと提携し、飲食店に対して駐車場スペースの提供を始めた。

例えば、人気飲食店などであれば、繁忙日にお客の乗用車で駐車場があふれることもあり、時に駐車場に停めれないお客が入店する機会を逸してしまう。本来サービスを提供するべきユーザのために場所を数台でも確保すれば、その分売り上げが向上したりユーザの離脱を防ぐこともできる。しかし、そこで働く従業員のための駐車場も確保しなければならず、特に地方や車を利用するユーザが多いエリアでは駐車場問題が課題となっている。

そこで、飲食店などの近隣にあるakippaに登録している駐車場を斡旋し、利用してもらうことでその課題を解決するという。今回でいえば、トリドールとの契約によって約400店舗の近くにある駐車場を、優先的に利用することができる。利用料金も、通常の個人向けと同じく1日500円から1000円という値段設定だ。

「ロードサイド店などは、従業員さんも車で出勤されます。しかし、忙しい時間帯にお客さんが駐車場に貼れないことで売り上げに影響することある。そこでakippaで従業員さん用の駐車場を数百店舗で準備しました。akippaは、基本的には個人向けがメインですが、法人店舗周辺の駐車場も確保していく予定で営業をしています」(akippa代表取締役 金谷元気氏)

駐車場をもつスペースオーナーにとっても、駐車場の利用率が上がれば売り上げも上がる。さらに、そのスペースを利用する相手が近隣の飲食店など企業であれば安心な気持ちにもなれるだろう。

個人向け法人向け双方ともに、空いてるスペースを通じたマッチングということで、さまざまな需要がそこには存在する。すでに全国各地で4万7千台分以上ものスペースを管理しているakippa。空きスペースの活用方法は、まだまだ可能性を秘めている。

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前回 #IVS LaunchPad優勝の「akippa(あきっぱ)」、駐車場予約数が昨年比100倍に

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現在宮崎で開催中の招待制カンファレンス、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットに参加している。 このイベントで最も注目を集めるステージといえばLaunch Padだ。今回の勝者はトレンダーズの創業者であり、女性連続起業家の経沢香保子さんが自らの起業と子育ての両立という経験を元に立ち上げたソーシャル・シッティングサービス「KIDSLINE(キッズライン)」となった。 そしてこの前回大会(2014年1…

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akippa代表取締役の金谷元気氏

現在宮崎で開催中の招待制カンファレンス、インフィニティ・ベンチャーズ・サミットに参加している。

このイベントで最も注目を集めるステージといえばLaunch Padだ。今回の勝者はトレンダーズの創業者であり、女性連続起業家の経沢香保子さんが自らの起業と子育ての両立という経験を元に立ち上げたソーシャル・シッティングサービス「KIDSLINE(キッズライン)」となった。

そしてこの前回大会(2014年12月開催)で優勝したのがパーキングスペースシェアリングの「akippa(あきっぱ)」だ。

会場で同社代表取締役の金谷元気氏に現在の状況を聞いたところ、IVSの出場をきっかけに大きく変わったことがいくつかあったという。結果、駐車スペースの予約利用数は前年土比で100倍の成長を果たしたそうだ。

「元々営業会社だったのでテクノロジーには強くなかったんです。このakippaも当初は一人で開発をしていました。IVSでの優勝をきっかけに優秀な技術者の方が大阪にUターンしてきてくれたり、開発力は格段にあがりましたね」(金谷氏)。

現在は同社に出資しているディー・エヌ・エーからの出向者を含め10名ほどの開発体制になっているそうだ。元々空き駐車場のマッチングについては利用者のニーズはあったが、サービスの精度や作り込みが不足していたところが補強された結果、このような急激な成長につながったという。

金谷氏が「採用は180°変わった」というほど、LaunchPadでの優勝というのは大きなインパクトだったらしい。ちなみにテクノロジー界隈やスタートアップという文脈に携わる人はあまり車に乗らないらしく、ユーザー数などの影響は小さかったそうだ。

また同時に駐車場数も順調に伸びているという話だった。シェアリング・エコノミーのテクノロジー文脈で考えると、どうしても駐車場オーナーが自分で遊休スペースを登録して使いたい人とマッチング、という状況を想像するのだが、実際は人手をかけて丁寧にakippa側が場所を調査して使える駐車場を選定しているという。

「大手であれば2カ月ぐらいかけてひとつの駐車場を作るんですが、akippaは選定してコーンを置くだけでサービスが開始できます」(金谷氏)。

人手がかかるといっても大手に比べれば大幅な時間短縮が可能なため、十分に太刀打ちができる。駐車場の拠点数(駐車場数ではなく、より大きな単位での拠点)は現在業界で第三位の位置にまでつけているという。

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さらにakippaが始めた法人向けサービスもユニークだ。

例えばロードサイドに店舗を構える「丸亀製麺」では、従業員用のパーキングスペースを周囲のakippaで提供しているという。これは、店舗にやってきた車での来場客が、パーキングに入る際、満車で離脱するのを防ごうというもので、従来従業員が使って埋めていたスペースを客のために解放することができる。

特に土日はファミリー層が多く、従業員用にakippaで用意した駐車スペース分を会社が負担しても、十分に元が取れるという。しかもコインパーキングよりも安く設定できる(元々遊休スペースのため)。

こういった大手事業者から提携や商談の引き合いが多くなったのもIVS出場以降なんだそうだ。

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ナビタイムジャパン、akippaや軒先と業務提携しカーナビアプリ上でリアルタイムな駐車場予約を実現

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シェアリングエコノミーを推進するために、大手企業とスタートアップが積極的なタッグを組み始めた。 ナビタイムジャパン社は、同社が運営するカーナビアプリ『カーナビタイム』『NAVITIMEドライブサポーター』などのナビゲーションサービスで、駐車場のシェアリングサービスを提供するakippaと軒先パーキングの駐車場の検索が可能になる。つまり、大手ナビゲーションサービスがシェアリングエコノミーを運営する二…

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シェアリングエコノミーを推進するために、大手企業とスタートアップが積極的なタッグを組み始めた。

ナビタイムジャパン社は、同社が運営するカーナビアプリ『カーナビタイム』『NAVITIMEドライブサポーター』などのナビゲーションサービスで、駐車場のシェアリングサービスを提供するakippa軒先パーキングの駐車場の検索が可能になる。つまり、大手ナビゲーションサービスがシェアリングエコノミーを運営する二社と事業連携を図ったのだ。

この機能、昨日4月27日からスタートしている。カーナビタイムやNAVITIMEドライブサポーターを立ち上げると、駐車場の検索画面や地図上からakippaや軒先パーキングで利用可能な駐車場の予約状況やリアルタイムな空席情報の確認、その場の予約による利用などを申し込むことができる。

カーナビアプリ内の表示例
カーナビアプリ内の表示例

もちろん、現在地から予約した駐車場あでのルートも確認できる。(目的地までのナビゲーションは、『NAVITIMEドライブサポーター』のプレミアムコース(有料)への登録が必要。)

従来まであったコインパーキングなど通常の駐車場と予約制駐車場が一つのサービス内で検索できるようになるため、駐車場の混雑状況や利用目的に合わせて、より最適な駐車場を選ぶことが可能になる。

今回の提携の狙いとして、「5月の大型連休であるゴールデンウィークや夏休みとった行楽シーズンを前に、利用者の増加を図りユーザのアクティブ率や利用シーンを増やす」(akippa代表取締役社長、金谷元気氏)ものだったり、「これまで自社サイトでの集客をメインとしていてが、ナビゲーションサービスに駐車場情報が表示されることで、これまでリーチできていなかった層にリーチでき、出先でいままさに駐車場を探している人たちに利用していただく」(軒先代表取締役社長、西浦明子氏)といった狙いが二社にはあるという。

また、今回の事業提携は、ナビタイムジャパン側からそれぞれに提案されたものだという。

「ナビタイムさんには軒先パーキングのリリース前である2012年秋頃に一度弊社から協業の打診をさせていただいたことがありましたが、サービスローンチ前ということもあり可能性が未知数ということで一旦見送られました。しかし、昨年2014年末に再度先方よりコンタクトがあり、今回の提携に至りました」(西浦氏)

「今回の提携は、ナビタイムさんから直接お声がけいただき、一番アクセスが集まるGW前には提携が整えるように進めてきました」(金谷氏)

2012年頃は、まだまだシェアリングエコノミーという言葉自体も浸透していなかったが、UberやAirbnbなどの海外勢の日本進出などさまざまなプレイヤーの参入によって市場全体が活性化し、ユーザニーズの盛り上がりを後押ししたものであることと言える。

同時に、オリンピックも含めて観光に力を入れていきたいという社会全体のニーズと、そこにビジネスチャンスを見出している企業にとって、よりよいサービスを提供するためにも、こうして積極的に大企業とベンチャーが提携していくことに意味を見出していることと言えるだろう。

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