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SOSVが台北で運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」第7期デモデイから、ピッチしたスタートアップ10社をご紹介

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台湾を拠点とし、新興市場のモバイルアプリスタートアップ向けに設けられたアクセラレータプログラムの MOX は、第7期のバッチで10社が卒業したと発表した。 インド、香港、タイ、インドネシアのスタートアップから成る今回のコホートには、すでに利益を上げている世界的な企業のほか、母国に相当のユーザベースを持つシードステージのスタートアップなどがある。 MOX のマネージングディレクター兼 SOSV のジ…

Image credit: MOX

台湾を拠点とし、新興市場のモバイルアプリスタートアップ向けに設けられたアクセラレータプログラムの MOX は、第7期のバッチで10社が卒業したと発表した。

インド、香港、タイ、インドネシアのスタートアップから成る今回のコホートには、すでに利益を上げている世界的な企業のほか、母国に相当のユーザベースを持つシードステージのスタートアップなどがある。

MOX のマネージングディレクター兼 SOSV のジェネラルパートナーである William Bao Bean 氏は次のように述べている。

最初にインターネットにアクセスした10億の人はパソコンを使っていますが、東南アジア、東ヨーロッパ、南アメリカにいる40億のユーザはモバイルしか使っていません。何億もの人々がスマホからネットに接続しているのです。MOX では、ローカライゼーション、マネタイゼーション、無料ユーザ獲得に特化した当社のアクセラレータを通して、世界中のスタートアップがインド、インドネシア、東南アジア、南アジアで事業を成功させる手助けをしています。

スタートアップ各社の概要は次の通りだ。

Whatscut Pro

WhatsCut Pro では、どのような動画でもシェアするに値するコンテンツ、写真、動く編集物に変えられる。これまでに100万回のダウンロード、500万のストーリー共有、10万人の月間アクティブソーシャルメディアインフルエンサーを獲得している。

Chekk

Chekk では、消費者や企業がシェアしている内容やシェアされている人などのデジタル ID を統制するために、銀行、保険会社、フィンテック企業が顧客にオンボードして管理できるようにしている。

NATBAY

NATBAY は、世界的に有名なデザイナーから入手した希少な服やアクセサリーを販売している高級ファッション・ライフスタイルのプラットフォーム。ローンチからわずか半年で24万米ドルの GMV(流通総額)を獲得、売上の80%はソーシャルのチャネルからもたらされている。

Vidyakul

Vidyakul はオンラインのラーニングプラットフォームで、有名教師と生徒をつないでいる。手頃な価格で複数言語による教育コンテンツを提供。これまでにインド全域で100人の教師と、1,500万人以上のソーシャルリーチを持つ生徒を獲得した。

Podd

Podd はインドの信用会社で、小売店が顧客を理解し、顧客が次々と小売店の評判スコアを提供できるようにしている。

PlayTooMe

PlayTooMe では、誰であれ友達と一緒にライブやステージなどのコンサートが開けるようにしている。日時を決めて、チケットを販売すれば、会場の提供、プロダクション、レコーディング、ライブストリーミングなど、あとは PlayTooMe が手配してくれる。PlayTooMe のアーティストコミュニティには毎月100人のアーティストが加わり、最近その数は6,000人を超えた。Enterprise Singapore、Venture Catalysts、SOSV MOX が出資している。

Woovly

誰もがバケットリスト(人生でやりたいことのリスト)を持っている。Woovly では、エベレスト山登頂からタトゥーを入れるといった個人の夢を、コンテンツ、シェアリング、レコメンデーションを通して実現させている。200万もの願望がプラットフォーム上で作られた。

Phable

Phable では、マシーンラーニング対応 IoT プラットフォームを活用した継続的な患者モニタリングで医師による治療のコンプライアンスを70%改善させる手助けをしている。インド第2の病院グループとパートナーとなり、前月比35%の成長を果たしている。

Zotezo

健康やウエルネスのインフルエンサーたちは Zotezo のプラットフォームを活用することで、キュレーションされた健康、美容、フィットネスのコンテンツ、製品、サービスに関心のあるフォロワーにリーチして関わり合うことができる。インドの大手メディアコングロマリット The Times Group の出資も受けている Zotezo はすでに、2,000万のフォロワーを持つ健康専門家やインフルエンサーを支援しており、その数は毎月数百万人増加している。

PinjamWinWin

PinjamWinWin では、インドネシアで銀行サービスにアクセスできない1億8,500万人に対して、迅速で気軽に利用できる個人・中小企業向けの融資を行っている。すでに利益を上げているほか、毎年3桁の成長を達成している。


MOX(Mobile Only Accelerator)とは、ローカライゼーション、オプティマイゼーション、マネタイゼーション、パートナーシップに特化した集中プログラムである。 運営主体は6億5,000万米ドルの資産を管理する VC 企業 SOSV。シリコンバレーを本拠とする SOSV では、6つのバーティカルに特化した以下のアクセラレータプログラムを運営している。モバイルインターネットの MOX(台北)、バイオテックの IndieBio と RebelBio (サンフランシスコとロンドン)、ハードウェアの HAX(深圳、サンフランシスコ)、インターネットとソフトウェアの Chinaccelerator(中国加速、上海)、フードテックとアグリテックの Food-X(ニューヨーク)。

【via e27】 @E27co

【原文】

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モバイル特化アクセラレータMOX第5期デモデイから、ピッチしたスタートアップ6社をご紹介

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アジアでは安価なスマートフォンの急速な普及によって、インドネシアや中国、インドのような途上国におけるインターネット利用の広がりが加速している。 ASEAN UP の統計によると、2018年1月時点でインドネシアの人口2億6,540万人のうち半数がネットを利用しており、同国の1億7,790万人がモバイルユーザである。10年前と比べると、当時インターネットに接続していたのは1,860万人に過ぎなかった…

MOX_DemoDay5_accelerator

アジアでは安価なスマートフォンの急速な普及によって、インドネシアや中国、インドのような途上国におけるインターネット利用の広がりが加速している。

ASEAN UP の統計によると、2018年1月時点でインドネシアの人口2億6,540万人のうち半数がネットを利用しており、同国の1億7,790万人がモバイルユーザである。10年前と比べると、当時インターネットに接続していたのは1,860万人に過ぎなかった。

この成長に後押しされて、世界中の VC、エンジェル投資家、スタートアップ、インキュベータ、アクセラレータがこの地域で活動を始めており、溢れ出るチャンスをものにしようとしている。

Mobile Only Accelerator としても知られている MOX もそういったエンタープライズ向けアクセラレータの1つだ。台湾を拠点とするこのアクセラレータは、アメリカに本社を置くアクセラレータ兼 VC、SOSV のスピンオフである。SOSV は3億米ドルの資金を運用し、7つの世界的なアクセラレータを経営しており、深圳とサンフランシスコを拠点とするアクセラレータ HAX もその中に含まれている。SOSV は600人を超えるメンターを擁しているため、すべてのスタートアップは一対一のコーチングを受けることができる。

その名が示唆するとおり、MOX はモバイルに注力したスタートアップに投資し、協力してソリューション、ビジネスモデル、そしてチームを洗練させてきた。同社はまた自身のプラットフォーム上のスマートフォンユーザ1億6,700万人とスタートアップを結びつけ、ブランドや通信事業者とパートナーシップを締結、そして他のアプリとのクロスプロモーションを通じて、(収益の一部をリターンとして受け取り、)スタートアップのユーザ獲得を手助けしている。

SOSV のゼネラルパートナー William Bao Bean 氏によると、スタートアップがローカライズやマネタイズの戦略を最適化できるように、大量のマーケットデータを分析する手助けをすること、それが MOX が行っていることである。

現在 MOX はインド、インドネシア、フィリピンを拠点とするスタートアップに注力しているが、近い将来にはマレーシアやベトナムといった同地域内の他の国にも拡大したいとしている。

とは言うものの、世界中の他の場所から生まれた企業であっても、素晴らしい製品を持っているのであれば同社は門戸を開いている。本日(8月24日)シンガポールで開催された第5回目のデモデイで、MOX はそういった6社のモバイルスタートアップを紹介した。

それでは見てみよう!

<関連記事>

escapex

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ニューヨークを拠点とする企業 escapex はソーシャルメディアのインフルエンサーや有名人に、興味深い販売を行っている。社名と同じ名を冠したソーシャルメディアツールは分散型のホワイトラベルプラットフォームであり、インフルエンサーが自身のアカウントに対するより幅広い選択肢や自主性を持つことで、エンゲージメントを高め、ソーシャルメディア上の存在感を手に入れてそこから利益を得ることもできるようにしている。

たとえば、フォロワーは気付いてもらえるようコメントを目立たせるためにお金を払うことができる。インフルエンサーや有名人はフォロワーに有料の特別コンテンツを提供することや、スポンサーになってもらうこと、もしくは提携している商品を売ることなどもできる。これらすべてが1つのソーシャルメディアプラットフォーム上で可能なのだ。

CEO 兼設立者の Sephi Shapira 氏によると、俳優のジェレミー・レナーやモデルのアンバー・ローズを含む一流の有名人を200人以上プラットフォーム上に擁しているという。

escapex は1.5%のエンゲージメント率を出せるとしており、これは Instagram の0.5%よりも高い。潜在的には、ユーザ1人につき1米ドルの利益を期待することができる。

同社は東南アジアの複数の投資家から2,000万米ドルを調達している。

miFon

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スマートフォンの価格は下落しているかもしれないが、1つだけ決して失われない価値は、その内部に蓄えられたデータだ。大切な写真、メッセージ、電話番号など。

インドでは毎年推定で1億5,000万台のスマートフォンが盗難、紛失されているが、miFon はこの問題に取り組もうとしている。

同社が開発しているソフトウェアは、ユーザがスマートフォンの場所を追跡でき、スマートフォンの電源が切れていたりネット接続されていなかったりしても写真を開くことができるようにするものである。

ユーザはブラウザを通じて自らのアカウントにログインするか、スマートフォンに SMS を送るだけでよい。このサービスの継続利用には5米ドルがかかる。

自動のクリーナー、バックアップ、マルウェアからの防護といった他のサービスも提供している。

同社はパナソニックなどのブランドと提携しており、インドネシアやバングラデシュの通信事業者ともパートナーシップを求めている。すでに200万台のスマートフォンにインストールされており、50万人を超えるアクティブユーザがいる。

同社は200万米ドルを調達予定だ。

Fleksy

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Fleksy はアプリを用いて、モバイルのキーボードタイピングにより良いインテリジェントなアシスタントを提供したいと考えている。設立者兼 CEO の Olivier Plante 氏によれば、それはトレーニングを積んで「タイピングするユーザの考えを読む」ことができるようになるものである。

本質的には、Fleksy はタイピングを重ねるにつれてデータを集め分析し、ユーザの興味や言葉の選択、習慣を学ぶことができるということだ。すると次は800のカテゴリの中の1つのプロフィールにユーザを当てはめる。

これがもたらすものは、自動修正や、GIF 画像および感情アイコンの候補提示の向上である。アプリを離れることなく他のサービスで作動させることもできる。たとえば、デモで Plante 氏がこういう例を示して見せた。Fleksy を通じて「sushi」という単語を WhatsApp 上の会話でタイピングすると、寿司店へのリンクが出てくる。別の例では、「Trump」とタイピングすればアメリカ国旗やオレンジ色の顔の絵文字が出てくる。

Fleksy は95万人を超える月間アクティブユーザを擁しており、3,000万台のスマートフォンに組み込まれることになる可能性がある3件の取引にサインしている。

同社は200万米ドルの資金調達を目指しており、120万米ドルはすでに確実であるとしている。

Unboxed

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広告はインフルエンサーマーケティングという宣伝活動へと移行しつつあり、多くのブランドがそのアプローチをとっている。しかし同時に、ソーシャルメディアで炎上したり虚偽のフォロワーを買ったりしない、正しいインフルエンサーや信頼に足るインフルエンサーを見つけるという困難にも直面している。

それに加えて、インフルエンサーマーケティングという宣伝活動はスケールが難しい。

Unboxed が目指すのは、「大衆」やマイクロインフルエンサーの力を活用して、この問題に取り組むことである。同社によると、人々は製品やサービスに関して他の一般的な人のレビューを信頼する傾向があり、そのためマイクロインフルエンサーマーケティングの方が5倍のエンゲージがあるという。

Unboxed は96%の正確性でクライアントが求めるマイクロインフルエンサーを見つけることができるという。またブロックチェーンを使うことで、インフルエンサーがきちんと検証されており安全であるとしている。そしてこれらのマイクロインフルエンサーはパフォーマンスによってランク付けされる。

同社は Mars、Nestle、Philips を含む100社以上の世界的なブランドと協力している。

アジア市場に進出するため50万米ドルを調達したいとしている。

Achiko

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インドネシアのような途上国のゲーマーは、子どもであればなおさら、銀行口座を持っておらず、そのためオンラインの取引を行うことができない。モバイルサービスに対して顧客が現金で支払えるよう ATM や店舗、通信事業者と協力することで、Achiko はこの問題を解決しようとしている。

現在 Achiko は毎月65万件以上のモバイルトランザクションを手助けしており、これは総額で月に50万米ドルを超える利益を生み出している。

また、彼らのソリューションは完全に斬新なものというわけではないことも特筆すべきだ。MOLPay もまたユーザがモバイルサービスに現金で支払いができるようにしているソリューションである。

Achiko は150万米ドルの調達を目指している。

ClearDekho

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インドは視力の低下という問題を抱えており、その結果として視力を失う人の割合が世界で最も高くなっている。

問題は、十分な眼鏡店がないこと、特に小さな町や村にないことにある。インドでは7万人に対して1店舗しかなく、売られている眼鏡も50米ドルという価格で、一部のインド人にとっては少々高すぎる。

ClearDekho は格安の眼鏡店を作ることでこの問題に取り組もうとしている。使用者の度数が-3から+3の範囲内であれば、眼鏡の値段はほんの7米ドルだ(これを超える度数であれば追加料金が必要)。

また、オンラインの店舗も提供しており、利用者はそこで処方箋を入力、眼鏡を注文し、自宅まで配達してもらうことができる。

現在 ClearDekho は25店舗を持っており、収入は月ごとに40%成長している。Growthroots とのパートナーシップを通じてさらに100店舗開くという計画で、毎月6~7店舗を追加している。第2~3級そして4級の小さな町や市にも力を入れていくこととなる。

これまでに4万5,000人を超える顧客があり、3万8,000米ドルを超える収入を得ている。

同社は300万米ドルの資金を調達したいとしている。

【via e27】 @E27co

【原文】

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SOSVが台北で運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」がIVSでピッチイベントを開催、新進気鋭の11社が登壇

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本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。 ベンチャーキャピタル SOSV が台北を拠点に運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」は7日、台北市内で開催されているスタートアップカンファレンス Infinity Ventures Summit の会場で、アクセラレーションプログラムに参加中のスター…

本稿は、6月6〜8日に開催される、Infinity Ventures Summit 2018 Spring in Taipei の取材の一部。

ベンチャーキャピタル SOSV が台北を拠点に運営するモバイル特化アクセラレータ「MOX」は7日、台北市内で開催されているスタートアップカンファレンス Infinity Ventures Summit の会場で、アクセラレーションプログラムに参加中のスタートアップ11社を披露するデモデイを開いた。

11社の顔ぶれを見てみよう。

<関連記事>

Bitholla(韓国)

仮想通貨市場は資産ベースで1,600億米ドル、取引ベースで40億米ドルを超える市場に育った。投資家は複数のプラットフォームを管理し、最良の取引レートと最速の取引パフォーマンスを追う必要がある。Bitholla を使えば、一つのインターフェイスで複数のプラットフォームを管理でき、従来の半分の費用での仮想通貨運用が可能になる。

BigGo(台湾)

BigGo は、価格比較とオンラインショッピングのためのサーチエンジン。分野別に価格の透明性を追求し、東南アジアのユーザが安心して、オンラインまたはオフラインで商品を購入できるようにする。世界的に見て、ユーザへのキャッシュバックもできるサーチエンジンとしては唯一の存在。

Bubbleye(台湾)

Bubbleye は、人工知能を使ったモバイル広告出稿の最適化および全自動化プラットフォーム。主要なモバイルアプリやゲームアプリのデベロッパに採用されている。広告費用をリアルタイムで自動調整し、最終的には目標のパフォーマンスを達することを目指す。100万米ドルを調達中。

Portier(アメリカ)

Portier は、ホテルが宿泊客に無料通話・無料インターネットができるスマートフォンを貸し出し、相互にコミュニケーションを取りやすくするためのサービス。ホテルは、外出中の宿泊客に対してもリーチし続けられ、カスタマイズされた、あるいは、タイムリーなプロモーションを展開することで、追加収入が得られる。ホテルには1部屋あたり1ヶ月あたり15米ドルでライセンス、通信キャリアなどと提携してホテルに提供。

Judolaunch(アメリカ)

過半数のオンライン購買客が商品を海外から買っているのと対照的に、オンライン店舗が海外の顧客に商品を販売することは珍しい。商品をローカライズし、さまざまなオンライン広告を使いこなさなければならないからだ。Judolaunch は、店舗が海外市場に販売展開する際、商品一覧、販売者アカウントなどを Amazon のマーケットプレイスで国別(市場別)に作成し、各国別に掲載した商品内容を一元管理できるようにする。140万米ドルを調達中。

Mobio(カナダ)

中国の都市労働者や学生人口の40%は日々、不安やストレスに悩んでいるという。Mobio は、バイオフィードバック(自覚・制御が難しい現象を、センサー等により検出し人間が感覚できる音や光などに変換し対象者に自覚させる)、脳健康、UX デザインを駆使して、労働者、学生、患者などに精神的安寧をもたらすアプリを開発している。カメラを使った心拍数検出や、心拍数の変動に基づいたストレス認知などを可能にする。シードラウンドで150万米ドルを獲得。

Oomph(インドネシア)

Oomph は、インドネシア市場向けにローカライズされたアプリ、ゲーム、ニュースを求めれるスマートフォンユーザ向けに、レコメンドとリワードプログラムを提供する。日本の Spiral Ventures、ジーニー、ユナイテッドから出資を受けている。

Whycall(韓国)

Whycall は、電話番号データベースの共有により、スパム電話やスパムテキストを防御するサービス。スパムと思われる相手から電話がかかってきたときには、発信者通知番号機能による認識により、スパムであるかどうかをユーザに伝え、判断を仰ぐ。自分が投入したスパム発信元の電話番号は、Whycall を通じて共有される。

LiqEase(中国)

世界的に見ても、中小企業の67%以上が人材流動性の必要を感じている。世界で最も多くの中小企業を抱える中国だけでも34%以上の中小企業が大きな人材流動性を望んでいる。LiqEase はブロックチェーンを使い、クレジットギャップ(民間信用ではは賄えない社会的には必要な信用)を埋める金融手段を提供。投資家は金利が史上最安とされる市場環境の中で、高収益が得られる層にアクセスできるようになる。

Dream(イギリス)

Dream は、ブロックチェーン人材プラットフォームを開発。雇用者側がプロジェクトに合った最適なフリーランス人材を、一人一人選んでチームを作る作業の流れではスケールしづらいが、Dream は過去のプロジェクトを人工知能が分析することで、最適なスキルを持った人材をピックアップしチームを作り上げるのを支援する。トークンエコノミーにより、人工知能モデルを開発する上で、新しい決済手段を取り入れたり、ゲーミフィケーションも取り入れたりしている。

Goama(ミャンマー)

Goama は、400件以上のプレミアムなモバイルゲームを低価格のサブスクリプションで提供するサービス。現在200万米ドルを調達中で、うち4分の1ほどの調達は投資家からコミットを受けている。

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SOSV運営のモバイル専門アクセラレータ「MOX」、第3期デモデイ参加のスタートアップ6社を紹介

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インターネット2.0(スマートフォンの利用からオンラインに初めて触れるようになったという人が激増する現象)との相性という意味では、東南アジアという地域は世界中のどの地域よりも優れている。 We Are Social のレポートによると、東南アジアでは2016年にインターネットユーザが8,000万人も増加している(同レポートは今後も30%ほどの増加率で増え続けると予想)。この数字の大部分がモバイルイ…

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インターネット2.0(スマートフォンの利用からオンラインに初めて触れるようになったという人が激増する現象)との相性という意味では、東南アジアという地域は世界中のどの地域よりも優れている。

We Are Social のレポートによると、東南アジアでは2016年にインターネットユーザが8,000万人も増加している(同レポートは今後も30%ほどの増加率で増え続けると予想)。この数字の大部分がモバイルインターネットの成長によってもたらされたものだ。

つまり、今こそモバイルオンリーのスタートアップを起ち上げる(または投資する)絶好のチャンスというわけだ。

少し Mox について見てみよう。Mox は、アクセラレータ兼 VC の SOSV とそのマネージングディレクターである William Bao Bean 氏によって設立された、まだ誕生したばかりのアクセラレータだ。

デモデイイベントで Bean 氏は次のように語っている。

消費者の中には、(インターネットの)初体験が携帯電話からだという人々がいます。彼らはその他の人々とは性質が異なり、異なるニーズ、異なる要求、そしてマネタイズの方法まで異なります。私たちはサービスの面で「スタートアップ」に協力しています。そして最も重要なことは、ユーザ獲得のための支援を行っているということです。

MOX に参加した企業はうまくいっていることが多く、きちんと収益を生み出している企業もかなりある。すでに利益が出ている企業もあるほどだ。

こうしたスタートアップの分野は、価格比較プラットフォームからホームスクリーンコンテンツクリエイターに至るまで様々だ。それではスタートアップを紹介していこう。

Screea(団団賺)

割引やセールをしなくても新規顧客を引き付けられるように企業を支援するスタートアップ。金銭的インセンティブを与えることで、特定の店舗で食事をしたり買い物をしたりしたときに、それをシェアしてもらう仕組みをとっている。

例えば、顧客が料理を写真で撮ってそれをソーシャルメディア上でシェアすることで報酬を得られるようなロイヤリティポイントプログラムを展開している。レストラン側は、シェアしてくれた顧客に報酬として(例えば5%の)キャッシュバックを提供する。Screea(団団賺)は、そのキャッシュバックから手数料を取って収益とする。

この仕組みの強みは、単純にソーシャルメディア上で広告を買うよりも効果的なマーケティングの形態であるピアツーピアのシェアを通じた販売促進を行うことができる点だ。

CashFi

モバイルホットスポットを共有してくれた人に金銭的報酬を与えることによって、モバイルデータ通信環境をくまなく広げることを目指すスタートアップ。モバイルデータプランを利用することができない人々でもネットを利用できるようにするのが狙い。

ユーザは CashFi を利用して自分の通信環境を共有することでポイントがもらえ、それをギフトカードか現金と交換することができる。利用する人が多いホットスポットほど、その所有者がそれだけ多くの報酬を得られる。

CashFi の CEO である Heewon Kim 氏はピッチの中でこう語っている。

中国ではすでに Wi-Fi アプリケーションベースのモデルが確立されています。最も大きなサービスでは、バリュエーションが10億米ドルでユーザ数が9億人にも及ぶものもあります。

Wi-Fi を利用したい人は、ホットスポットにアクセスするために広告などのコンテンツを視聴しなければならないため、企業側にも魅力的なサービスとなっている。大企業にとってはユーザに報酬を提供するインセンティブとなる。

BigGo(比価網)

BigGo(比価網)は、オフラインの買い物客をターゲットにした価格比較モバイルアプリ。例えば、携帯電話を買うために訪れた電気店で、その販売価格が適切かどうかを確認することができる。この検索エンジンではあらゆる種類の商品を網羅しているので、ユーザは簡単に検索し、商品の価格をチェックしたりオフラインでの販売価格が適正かどうか確認したりすることができる。

同社によると、台湾における月間ユニークビジター数は600万人で、料金を支払って BigGo で広告を出している法人顧客は30社以上だという。まだ設立から1年も経っていないが、すでに30万米ドル弱の収益を上げており、なんと利益も出ているという。

BigGo は、2017年中に東南アジアでローンチするための資金として、100万米ドルの調達を予定している(タイではすでにサービスを展開している)。

Ulike

イスラエル拠点の Ulike は、ユーザがターゲット広告を見るだけでデータプランの支払いを減らしてくれるスタートアップ。同社は、ほとんどの人々が7分に1度自分の携帯電話をチェックするという事実を利用したいと考えている。ユーザは電話をチェックするときにターゲット広告を見ることによって、後で通信・電話料金の支払いの割引を受けることができる。

同社は通信事業者をターゲットに提携を進め、そこから収益を得たいと考えている。フィリピンとフランスでベータ版を最近ローンチし、携帯企業との契約を3件獲得している。

200万米ドルの調達を予定しており、すでに34万米ドルを確保している。

Tomoto(蕃茄大咖)

Tomoto(蕃茄大咖)は、ネットセレブが自身のブランドから収益を得るためのサポートを行うスタートアップ。セレブごとに専用のモバイルアプリを構築することで、スポンサーシップ、サブスクリプション、コンテンツ、e コマースなどから収益を上げることができる。

CEO の Jakko Lai(頼謝元)氏は次のように語る。

私たちと契約するセレブは、ファンと触れ合うのと同時にお金を稼ぐことができます。

5ヶ月前に誕生したばかりの同社は、すでに台湾でトップ10に入るネットセレブ3人と契約を結んでプラットフォームを提供している。同社によると、 30日間のリテンションレートは40%(20%が合理的な目標とされている)だという。

50万米ドルの調達を予定しており、すでに27万5,000米ドルを確保している。

Pixtory

ホームスクリーン(スマホのホーム画面)を変更するプロセスを自動化する格好いいホームスクリーン統合ソフトウェア(ただし、現時点では Android でのみ利用可能)を提供するスタートアップ。

設立者兼 CEO の Karumbaiah B K 氏はピッチの中でこう語っている。

ユーザが携帯電話を開くたびに、「Pixtory」が美しくパーソナライズされた体験を提供します。私たちは壁紙を利用してこれを実現しています。

インドを拠点とする同社は、面白いマネタイズのアイデアを持っている。気に入った画像があれば、ユーザは2本の指で画像をタップすれば記事を見ることができる(Pixtory はスポンサー付きコンテンツを提供することができる)。さらに、左にスワイプすると、パーソナライズされたコンテンツのフィードが得られる(ここでも広告をつけることができる)。

Karumbaiah 氏によると、壁紙や「プレミアム壁紙」のテスト版を利用した人の75%が興味深い結果を報告しているそうだ。

50万米ドルの調達を予定しており、すでに15万米ドルを確保している。

<関連記事>

【via e27】 @E27sg

【原文】

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Chinaccelerator(中国加速)を運営するSOSVが、世界の〝次の40億人〟市場をターゲットにするモバイル専門アクセラレータ「MOX」を台湾に設立

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Chinaccelerator(中国加速)を支援するベンチャーキャピタル SOSV(旧称:SOS Ventures)は本日(原文掲載日:12月16日)Mox を発表した。Mox は台北を拠点とする新たなアクセラレータプログラムで、南・東南アジア、南アメリカ、アフリカ、東ヨーロッパでプレゼンスを拡大しようとしているスタートアップ向けに作られたものだ。 このアクセラレータは〝次の40億人〟市場、つまり…

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Chinaccelerator(中国加速)を支援するベンチャーキャピタル SOSV(旧称:SOS Ventures)は本日(原文掲載日:12月16日)Mox を発表した。Mox は台北を拠点とする新たなアクセラレータプログラムで、南・東南アジア、南アメリカ、アフリカ、東ヨーロッパでプレゼンスを拡大しようとしているスタートアップ向けに作られたものだ。

このアクセラレータは〝次の40億人〟市場、つまり世界でいまだインターネットに接続できていないオフラインの状況にある人々をターゲットとしている。プログラムに参加が認められるスタートアップは、モバイルのみのビジネスを展開していることが求められる。

SOSV の投資パートナーで Mox のマネージングディレクターでもある William Bao Bean 氏は Tech in Asia に次のように語った。

タイやインド、南アメリカには多くのローカルプレーヤーがいます。私たちは彼らに国内市場から世界を目指す機会をもたらしたいと考えています。私たちは次の40億人〟にリーチできていない欧米の企業にもワンストップサービスを提供しています。

ローカルパートナーシップ

Mox をローンチをするにあたって、SOSV は台湾のモバイル広告およびインターネットサービスプラットフォーム GMobi と提携した。このプログラムに参加するスタートアップは、GMobi の広告インフラだけでなくモバイル決済 SDK も利用できる。

これらの地域は断片的なので、ターゲットにするにはこれまでかなり困難でしたし、決済インフラを整備するのも難しいことです。私たちの決済SDKは50ヶ国以上で利用できます。(Bean 氏)

Mox ネットワークにはパートナーと投資家が豊富にそろっており、300人以上のメンターもいる。その中には前 Mozilla アジア参画部門のリーダー金井玄氏もいる。彼は Chinaccelerator と 500 Startups でメンターを務めていた。

Mox に参加が認められたすべての企業は、最初の無料広告プロモーションに50万米ドルを受け取り、ターゲット国でのマネタイズに活用できる。引き換えに、Mox は各スタートアップの普通株6%を取得する。

8週間のアクセラレータは1月4日に1回目のバッチを開始予定で、3月3日が最初のデモデイだ。第1回目のプログラムは8社がローンチ予定だ。

世界中からスタートアップの参加申し込みがありました。アメリカ、ヨーロッパ、イスラエルからです。しかし、まだ数社分の空きがあります。

訂正:本稿では当初、金井玄氏を Mox のメンターというよりはむしろ投資家としていた。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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