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AI特化アクセラレータZeroth、第4期修了チームなど世界の29チームが東京でピッチ——日本・中国・東南アジアの企業との業務提携も明らかに

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香港を拠点とする AI(人工知能)分野に特化したスタートアップアクセラレータ Zeroth は18日、第4期「Z04」の修了に伴うデモデイを兼ねたイベント「ZEROTH AI CONFERENCE 2019」を都内で開催した。 このイベントには、香港拠点(採択10チーム中6チームが登壇)、インド・バンガロール拠点(採択8チーム中6チームが登壇)、日本・東京拠点(採択9チーム中9チームが登壇)の採択…

Zeroth 設立者の Tak Lo 氏
Image credit: Masaru Ikeda

香港を拠点とする AI(人工知能)分野に特化したスタートアップアクセラレータ Zeroth は18日、第4期「Z04」の修了に伴うデモデイを兼ねたイベント「ZEROTH AI CONFERENCE 2019」を都内で開催した。

このイベントには、香港拠点(採択10チーム中6チームが登壇)、インド・バンガロール拠点(採択8チーム中6チームが登壇)、日本・東京拠点(採択9チーム中9チームが登壇)の採択チーム合計27チーム中21チームが登壇。さらに、第1期「Z01」〜第3期「Z03」の卒業生8チームを加え、合計29チームがイベントに華を添えた。

イベントで登壇した Zeroth 設立者の Tak Lo 氏は、第1期から第3期までのファンド回収額が投資額の6倍に達していることを明らかにした。3週間後には中国の大手交通会社との提携(現時点で名前非開示)、1週間後には東南アジアの大手工事会社との提携(現時点で名前非開示)を予定しているという。

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シルバーエッグ・テクノロジーの Thomas Foley 氏
Image credit: Masaru Ikeda

昨年以降、Zeroth が支援するスタートアップは、Zeroth の戦略的投資家である Animoca Brands の複数のオフィスに活動拠点を得て、Animoca Brands が持つリソースや専門知識へのアクセスや、Outblaze などのパートナーへのアクセスも得ることができるようになっている。

また今回、大阪に拠点を置き最近香港に子会社を設立した、レコメンドエンジンなどパーソナライゼーション大手のシルバーエッグ・テクノロジー(東証:3961)が、Zeroth と提携することも明らかにされた。具体的な提携内容については不明だが、日本市場エントリやスタートアップが大企業にアプローチする過程を支援するとみられる。

第4期「Z04」から輩出されたチームのメンバー(一部)
Image credit: Masaru Ikeda

第4期から輩出されたスタートアップ27チームは次の通り。

<香港拠点>

  • BestShot(アメリカ)………スマートウォッチやコンパニオン端末を通して、コーチのようにテニスのアドバイスを行えるようなアプリを提供する、スマートウォッチで試合のデータを取得、携帯端末上で試合に関する詳細データの分析を行い、機械学習に基づいたアドバイスを受け取ることができる。
  • Dapp.COM(香港)………世界で最も大きい分散型アプリ(dApp)のマーケットプレイス。分散型テクノロジーとは何か、それをどのようにして世界に発信するのかを誰でも簡単に理解できるような作りになっているのが特長。人々が新しいテクノロジーを理解し、創り、楽しめるような世界を目指す。
  • Deeptrace(オランダ)………Deepfakes とは、顔意識などのディープラーニング技術に対し、意図的に誤認識を促す画像・映像加工技術のこと。金銭的詐欺、個人情報の流出、フェイクニュースなどに繋がるこの問題を解決するため、Deepfakes を検出するサービスを提供。
  • Docpack(アメリカ)………重要資料を送るためのより良い手段を提供。60秒以内に資料、画像、ビデオなどの読み込み、リンクの送信、誰がその資料を受け取ったかをかくにんすることができる。資料は美しく分類され、送りたい特定の相手にだけ届けることができる。
  • Easychat(香港)………e コマース業者向けの、高いマーケティング ROI の実現、ユーザエンゲージメントの工場を目的とした会話型 AI。様々なチャットプラットフォーム上で動作するオールインワン型技術を提供。
  • Graychain(香港)………仮想通貨が乱立する世界において、ユーザが相手のことを信用できるか否か識別できるようクレジットスコア算出システムを提供。
  • Rumblemonkey(アメリカ)………リアルマネープレイを e スポーツに適用する P2P 型ソフトウェアを提供。現実世界のスポーツ試合に合わせ、マネーの全ての詳細を追跡することができる。実際のゲームとは完全に独立していて、インテグレーションなどは必要ない。
  • Sharpsense(イタリア)………センサーを扱う開発者やエンジニアに、簡単に取り扱える人工知能を提供。橋、パイプ、発電所などの重要インフラを保護し、周辺環境の状況管理を支援する。見落としがないよう、大規模かつ自動的にデータ分析を行うのが特徴。
  • Srtint/雲風速(中国)………さまざまなデータソースから取得されたストリーミング情報を統合し、データウェアハウスやアナリティクス基盤などのデータ分析アプリケーションへ流す技術を有する。また、それらのデータ状態をリアルタイムに把握し、運用上のリスク特定、軽減、最適化の方法を可視化するアナリティクスを提供。
  • Veremark(イギリス)………採用や人事の現場において、候補者のリファレンス情報取得を支援。
展示ブースには、日本企業との業務提携や、シリーズ A 調達を求めるスタートアップが多かった。
Image credit: Masaru Ikeda

<インド・バンガロール拠点>

  • Codeplay Labs(インド)………ユーザと、スマートフォンや iOS デバイスのインタラクションを容易にする音声アシスタント技術「Bolo」を開発。音声を通したデバイス制御を可能にする。訛り、地域特有の言葉の違いなども認識し、個々のユーザに合わせたシステム提供が可能。
  • Deepsight AI Labs(インド)………CCTV(防犯カメラ)から送信されたリアルタイム映像ストリーミングから危険を察知できる画像解析プラットフォーム「SuperSecure」を提供。設置済カメラのソフトウェアをアップデートすることなく、そのまま技術を提供できるのが特徴。
  • Deepsync Technologies(インド)………Alexa や Google Home など音声ドリブンのアプリ開発者が、簡単にアプリのカスタマイズや音声クローン作成ができる開発プラットフォームを提供。教育アプリ、エンタメ系アプリなどへの応用を想定。1時間の録音でボイスプロファイルを作成できる。
  • Kvinna(ニュージーランド)………女性に適切な医療アドバイスを提供することを目標に、人工知能、機械学習など活用したヘルスケア製品を提供。妊婦の死亡率は、先進国では10万人中10〜15人であるのに対し、インドでは10万人中167人と高い。これは医療知識が不足しているためだ。Kvinna はユーザに合わせた医療知識を提供する。
  • MikeLegal(インド)………法律実務の効率化、法律文面をより理解しやすい形に変換することで、ユーザにとって戦略立案の手助けとなるリーガルアシスタントのシステムを構築・提供。大企業から法律事務所まで、サービス開始から1年の間に40以上の顧客にシステム導入している。
  • The Solar Labs(インド)………ソーラー発電におけるパネルレイアウトの分析・最適化を行う SaaS プラットフォーム。最大15%の発電効率向上が望める。建物毎の発電量を割り出し、地域全体の太陽光発電量を計算することもできる。
  • Unreal AI(オランダ)………画像解析モデルをエッジデバイスに展開しやすくする。
  • Vizzbee(インド)………飛行データをもとに、自動運行ができるドローン運行サービスを開発。緊急応答とラストマイルデリバリーの分野に特化している。
日本から参加した Cotobox によるピッチ
Image credit: Masaru Ikeda

<日本・東京拠点>

  • Anytech(日本)………化学センサーを使わず、カメラからの映像だけで液体や水の異常を検知できる AI ソフトウェア「DeepLiquid」を開発。これまでは、経験のある研究員が、液体や水の濁りや泡沫を見分けする必要があったが、DeepLiquid の導入により、給水施設、飲み物工場、化粧品工場での作業の一部を自動化できる。
  • Clocksmith(アメリカ)………環境と経済データの因果関係を学習することで、未来の風景を写真のようにリアル描写する可視化ソリューションを提供。GAN(敵対的生成ネットワーク)を使った機械学習アルゴリズムを利用している。
  • Cotobox(日本)………商標検索と商標登録ができるサービスで、弁理士の仕事を再現したような画面検索 AI を導入している。従来の方法よりも低コストで世界中の商標を対象とした調査が可能となる。
  • Finhay(ベトナム)………東南アジアのミレニアル世代を対象に、操作が簡単で少額投資ができるロボアドバイザーアプリを提供。
  • Generalized Intelligence/泛化智能(中国)………エンドツーエンドのレベル5自動制御ができる、産業用ドローン向けソフトウェア開発プラットフォームを提供。
  • MatarStars(シンガポール)………物流企業のビッグデータを活用し、運用の最適化とコスト削減を目的としたソリューションを提供。
  • Roboken Co.(日本)………人間の表情を読み取り可視化する技術「NeuroAI」を開発。特に人材分野への応用に特化している。面接で本当のことを言っているか、作り笑いではないかの見極め、従業員満足度やモチベーションを可視化することで、個々人の精神的ストレスなどを分析。問題の早期解決に繋げる。
  • Rosetta.ai(台湾)………中小規模 e コマースサイト向けユーザエンゲージメント向上ソリューション。API 接続が可能で、ポップアップ、E メール、チャットアプリ、電話など、さまざまなチャネルを通じてユーザとの接点を維持することを支援する。
  • Sapiens Technologies(香港)………金融商品の販売に携わるリテールバンカーやプライベートバンカーらが、顧客の感情特性やリスクに対する敏感性などを分析できるようにする自然言語処理エンジン。

なお、次期バッチとなる「Z05」の募集要項と受付開始について、Zeroth では近日公開するとしている。

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香港拠点のAI特化アクセラレータZeroth、DEEPCOREと提携——日本とアジアでAIスタートアップ育成、投資誘致で相互協力

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香港を拠点とする AI(人工知能)分野に特化したスタートアップアクセラレータ Zeroth は19日、東京を拠点とするソフトバンク系 AI 特化 VC 兼インキュベータの DEEPCORE と戦略的提携を締結したと発表した。両社はこの提携を受けて、ディールフローの共有、アジア市場における投資関連知識の共有、双方の起業家コミュニティの連携などを行う。 Zeroth は以前 TechStars でニュ…

Image credit: Masaru Ikeda

香港を拠点とする AI(人工知能)分野に特化したスタートアップアクセラレータ Zeroth は19日、東京を拠点とするソフトバンク系 AI 特化 VC 兼インキュベータの DEEPCORE と戦略的提携を締結したと発表した。両社はこの提携を受けて、ディールフローの共有、アジア市場における投資関連知識の共有、双方の起業家コミュニティの連携などを行う。

Zeroth は以前 TechStars でニューヨークおよびロンドンのディレクターを務めた Tak Lo 氏の手により、2016年に香港でローンチしたアクセラレータだ。これまでに3回のバッチを通じて33社を輩出、日本からは Foxsy や Laboratik といった AI スタートアップが同アクセラレータに参加している。過去輩出チームの累積調達額は今年6月の段階で3億円超。

Zeroth パートナーの Tak Lo 氏は THE BRIDGE とのインタビューで、今回の提携により Zeroth が DEEPCORE から物理面およびリソース面で支援を受けるとしたが、DEEPCORE から Zeroth への出資の有無については明らかにしなかった。

Zeroth は現在、第4バッチの参加スタートアップを募集しているが、この期からは従来の香港に加え、東京とインド・バンガロールでもプログラムが開始される予定。東京でのプログラム展開やデモデイの開催には、DEEPCORE のインキュベーション施設「KERNEL HONGO」の利用が有力視される。

Tak Lo 氏
Image credit: Zeroth

今回の提携に先立ち、日本の AI スタートアップであるシナモンの CTO 堀田創(はじめ)氏が先ごろ、Zeroth のパートナーに就任したことが明らかになっている。彼は Zeroth の設立当初からメンターとして参加していたが、東南アジアを股に掛けた知見やネットワークを生かし、Zeroth の運営全般にも関与することになるようだ。

堀田氏は THE BRIDGE とのインタビューで、Zeroth と DEEPCORE の提携したことにより、日本国外のスタートアップにとってはビジネス開発や機会の観点から日本市場にリーチしやすくなる点、日本のスタートアップにとっては海外に進出しやすくなる点で価値を生み出せるだろうと語ってくれた。

堀田氏に加え、Zeroth は複数の有名投資銀行を経て、ソウルや香港を中心に投資活動を行う Paul Pheby 氏を新たにパートナーとして迎えたことも明らかにした。

DEEPCORE が WeWork とのコラボで運営する「KERNEL HONGO」
Image credit: Deepcore

報道声明で DEEPCORE CEO の仁木勝雅氏は、次のようにコメントしている。

Zeroth との今回の提携は、我々の力を拡張する重要な一歩だと考えています。AI の力を使って世界的な重要課題に取り組む必要性を日本の起業家に想起してもらう上で、Zeroth の国際的な視点は重要な優位性を提供してくれるでしょう。Zeroth とビジョンを共有し追求できることをうれしく思います。

Zeroth CEO の Tak Lo 氏は、次のようにコメントしている。

AI の未来、AI がテクノロジービジネスにもたらすインパクト、AI を使って人類の大きな問題を解決する機会を DEEPCORE と共有し協業することに恐縮しています。ビジョンの実現、そして世界中、とりわけ日本の AI 起業家を支援すべく、我々は密接に協力していきます。

Zeroth は昨年12月、香港を拠点にモバイルゲームとサブスクリプション製品を提供している Animoca Brands (オーストラリア証取:AB1)から最初のラウンドで76万6,000米ドルを調達。今年に入って Animoca Brands は Zeroth の運営法人 Venture Classic Limited の株式67%を取得(事実上の買収)し、一方で分離された Zeroth の投資法人 Zeroth SPC に200万米ドルの出資を約束した。香港の金融コングロマリットであるサンフンカイ(新鴻基)は、Zeroth SPC またはその出資先スタートアップへの直接的出資を行う覚書を交わしている。

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アジアのAI特化アクセラレータ「Zeroth.ai」がプログラム第3期を修了、8カ国10チームがピッチ——過去輩出チームの調達総額は3億円以上に

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香港を拠点にアジア地域の AI スタートアップに特化したアクセラレーションプログラムを展開する Zeroth.ai は1日、第3期「Z03」の修了とあわせデモデイを開催し、卒業する8カ国出身10チームがピッチを披露した。イベントの冒頭、香港特別行政区の前金融長官 John Tsang 氏が次のようにあいさつした。 香港が持つ将来への道のりは、若い人々の賞賛の前に広がっていると心から思う。彼らに明る…

Image credit: Yat Siu, CEO of Outblaze

香港を拠点にアジア地域の AI スタートアップに特化したアクセラレーションプログラムを展開する Zeroth.ai は1日、第3期「Z03」の修了とあわせデモデイを開催し、卒業する8カ国出身10チームがピッチを披露した。イベントの冒頭、香港特別行政区の前金融長官 John Tsang 氏が次のようにあいさつした。

香港が持つ将来への道のりは、若い人々の賞賛の前に広がっていると心から思う。彼らに明るい未来を楽しむ機会を与えられるよう、世界最良の大学によって香港で育てられた人材が自由に活動できるようにしたい。

Zeroth のアクセラレーションプログラムに選ばれたスタートアップは、6% の株式拠出と引き換えに12万米ドルを受け取る。Zeroth は3ヶ月間にわたり、トレーニング、ガイダンス、オフィススペース、開発支援、投資家へのアクセスを提供する。参加チームは、Zeroth の戦略的投資家である Animoca Brands の複数のオフィスに活動拠点を得て、Animoca Brands が持つリソースや専門知識へのアクセスや、Outblaze などのパートナーへのアクセスも得ることができる。

Zeroth の設立者である Tak Lo 氏は、次のようにコメントしている。

本日卒業するスタートアップは、アジア、北米、ヨーロッパ、アフリカなどからやってきた、これまでで最も多様に満ちたチームだ。Zeroth が、明日の世界を形づくりつつある企業に貢献できることは喜ばしい。

我々が AI スタートアップに資金を供給し、彼らを加速させるという先進的にな仕事は、Sensetime や Alibaba から資金を投入された AI ラボの発表を始め、近年の発展でその価値が明らかになっている。この分野の拡大と、それがもたらすイノベーションを歓迎する。

Image credit: Yat Siu, CEO of Outblaze

今回卒業した10チームは次の通り。

  • Mathcognify(香港):仮想通貨のマイニングを最適化する、次世代アルゴリズム技術を開発。
  • Metrix(ロシア):デジタルコンテンツを顧客毎の動機や価値観に自動調整することで、デジタルプラットフォームの効率を上げる AI SaaS エンジンを開発。
  • Planto(香港):ミレニアル世代が貯金計画するのを支援する金融支援アプリを開発。
  • Scribe Intelligence(香港):金融と法律に特化して、さまざまな企業が音声コンテンツの価値を広げるのを支援する技術を開発。
  • Seoul Robotics(韓国):LIDAR センサーを活用した自動運転技術のためのソフトウェアを開発。
  • Tru Luv(カナダ):ゲームをしないモバイルユーザ28億人向けに穏やかながらも互いにつながれる環境づくりを目指して、リラクゼーション手法とニューロサイエンスの研究に基づいたインタラクティブな体験を開発。
  • Utu(ケニア):ユーザ同士が関係性と文脈的要因に基づいた信用プロフィールを作ることができる、機械学習型の信用エンジンを開発。ユーザ同士が互いに売買する、さまざまなマーケットプレイス事業の改善を支援。
  • Valareo(オランダ):仮想通貨による商品やサービス購入を一般化させる音声ハードウェアを開発。仮想通貨コマースを皆のものに。
  • Lily(ベトナム):東南アジアの健康インフラに特化して、女性の日常活動や健康状況を記録することで、女性の健康を予測できるプラットフォーム「Lily」を開発。
  • Fasal(インド):作物の収穫や品質を向上するための、人工知能を使ったソフトウェアプラットフォームを開発。
Image credit: Yat Siu, CEO of Outblaze

なお、2017年の Z01(第1期)卒業生の動向については、次の通り。

  • Impress.ai、120万米ドルのラウンドをクローズ(まもなく発表)
  • Mate Labs、50万米ドルのラウンドをクローズ
  • Aniwear、20万ドルのラウンドをクローズ
  • Botimize、H30 により買収

また、2018年の Z02(第2期)卒業生の動向については、次の通り。

第3期の修了とあわせ、Zeroth.ai では第4期「Z04」に参加を希望するスタートアップの募集を開始した。第4期で募集対象となる領域は、物流、サイバーセキュリティ、音声認識、自然言語処理、農業テック、医療テック、ロボティクスだ。

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AIスタートアップアクセラレータのZeroth.ai、香港のモバイルゲーム開発大手Animoca Brandsから76万6,000米ドルを調達へ

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モバイルゲームとサブスクリプション製品を提供している Animoca Brands Corporation(オーストラリア証取:AB1)は、香港を拠点とする人工知能と機械学習のアクセラレータである Zeroth.ai に対し、現金で100万豪ドル(76万6,000米ドル)の投資を行うことで合意した。 投資は一つにつき25万豪ドル(19万1,000米ドル)で計4つのトランシェで支払われる。最初のトラ…

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モバイルゲームとサブスクリプション製品を提供している Animoca Brands Corporation(オーストラリア証取:AB1)は、香港を拠点とする人工知能と機械学習のアクセラレータである Zeroth.ai に対し、現金で100万豪ドル(76万6,000米ドル)の投資を行うことで合意した。

投資は一つにつき25万豪ドル(19万1,000米ドル)で計4つのトランシェで支払われる。最初のトランシェは拘束力のあるタームシートにサインした際に、その他は翌年に Zeroth.ai が行うその後のコホートへの投資に沿って支払われる予定。

その戦略的投資の条件の下、Animoca は Zeroth.ai のスタートアップへの最初の投資で出資額に応じた持分を受け取ることとなる。加えて、Zeroth.ai は Animoca Brands と同じ建物に会社を設置し、その建物の賃貸料を支払う。

この投資によって Animoca Brands は業界をリードする AI と機械学習のノウハウと、Zeroth.ai の投資ポートフォリオへの自己資金投資に直接的にアクセスすることができるようになる。また、新たな流通の機会を通じて利益を得ることにもなる。Zeroth.ai とダイレクトな協力関係を築き、技術の発展において最もエキサイティングでディスラプティブな分野の一つに直接関わることができるのだ。

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Zeroth.ai の設立パートナーである Tak Lo 氏は次のように述べた。

Animoca Brands からの投資は頼りになる投資パートナーというだけではなく、モバイル開発において私たちが活用できる豊富なリソースと経験を提供してくれるものです。最も刺激的な AI 企業数社は Animoca Brands の本社と同じ場所に共同設置される予定であり、このパートナーシップによって生み出されるアイデアや製品を楽しみにしています。

Zeroth.jpg

Techstars の前ディレクターであった Lo 氏が設立した Zeroth.ai は AI とマシンラーニング(ML)に特化したアジア初のアクセラレータである。高いポテンシャルを持ったスタートアップを選出し、プレシード資金を投資して運営や戦略、ネットワークなどの面で彼らをサポートしている。

Zeroth.ai はこれまでに dishq、FANOlabs、Laboratik を含む23のスタートアップに投資を行っており、現在は3番目のコホート Z03の候補者へ面接を行っている最中である。

加えて、Animoca は高度な機関投資家へ約5,500万の新たな株式を割り当てることで71万5,000豪ドル(54万7,000米ドル)を調達したと発表した。投資の一部分は Zeroth.ai への投資の最初のトランシェ資金に充てられる。

【via e27】 @E27co

【原文】

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アジアのAIスタートアップ特化アクセラレータ「Zeroth.ai」がプログラム第2期「Z02」を修了、13社のピッチと共に新パートナー5人の就任を発表

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香港を拠点にアジア地域の AI スタートアップに特化したアクセラレーションプログラムを展開する Zeroth.ai は25日、第2期「Z02」の修了とあわせインベスターデイを開催し、卒業する12チームがピッチを披露した。あわせてこの日、新たに5人の Zeroth.ai のパートナー就任が発表された。 今回パートナーにするのは、次の方々。 Jung Hee Ryu 氏……韓国の AI ディープテック…

香港を拠点にアジア地域の AI スタートアップに特化したアクセラレーションプログラムを展開する Zeroth.ai は25日、第2期「Z02」の修了とあわせインベスターデイを開催し、卒業する12チームがピッチを披露した。あわせてこの日、新たに5人の Zeroth.ai のパートナー就任が発表された。

今回パートナーにするのは、次の方々。

  • Jung Hee Ryu 氏……韓国の AI ディープテックスタートアップ Future Play のパートナー。自身の画像処理スタートアップをインテルに売却してイグジット。
  • Spencer Yang 氏……シンガポール政府、MSIG、Zalora などの顧客を抱えるチャットボット・プラットフォーム「KeyReply」の共同創業者。以前は Twitter に在籍し、e スポーツ暗号通貨スタートアップ Unikrn のアジア太平洋地域責任者を務めた。
  • Rui Ma(馬睿)氏……500 Startups の前中国担当パートナー。
  • Daniel Saito 氏……Facebook の早期投資家であり、MySQL のアジア太平洋地域における責任者を務めた。現在は暗号通貨領域の起業家支援を担当。
  • Jude O’Kelly 氏……香港を拠点とするアーリーステージファンド Mount Parker Ventures のパートナー。ロジスティクス領域を担当。

また、第2期「Z02」に参加したのは次の13社だ。

  • Fanolabs(旧名:Accosys、香港)……企業のカスタマサービスを支援する人工知能技術を開発
  • Automorph(イギリス)……ソフトウェア開発とビジネスプロセスを自動化する人工知能を開発
  • Dishq(インド)……食料科学と機械学習を組み合わせ、オンラインフード業界向けにパーソナライゼーション技術を提供
  • Emotics(香港)……ウェブカメラや機械学習を活用し、従業員をエンゲージするための客観的かつデータドリブンな洞察を提供
  • Etymo……人工知能研究・開発のためのサーチエンジン
  • FamFit(香港)……エクササイズができる人工知能ベースのマルチプレーヤーゲームで、家族がより健康になるのを支援
  • Foxsy(日本)……話題や関心に基づいて、新しい友達が得られるマッチメイキングサービスを提供
  • H30(旧名:H20、台湾)……バーチャルキャラクタのパーソナライゼーションエンジン
  • Laboratik(日本)……企業の組織問題克服を支援する、スマートな生産性向上ボット「A;」を開発
  • Marax(インド)……機械学習を使って、Eコマースの解約率を低減
  • Pingpad(アメリカ)……Slack を使ってチームが持つ知識を活用し、より素早く行動できるようにする、Slack ボット兼コラボレーションウェブアプリ
  • Scry(シンガポール)……予測をする人をトレーニングし、将来を見据えた決断方法を変えるプラットフォームを提供
  • SmartPeep(マレーシア)……コンピュータビジョン(画像認識)エンジンと告知システムを開発

第2期の修了とあわせ、Zeroth.ai では第3期「Z03」に参加を希望するスタートアップの募集を開始した。第3期で募集対象となる領域は、物流、サイバーセキュリティ、音声認識、自然言語処理、農業テック、医療テック、ロボティクスだ。

Marax(インド)
Laboratik(日本)
H30(旧名:H20、台湾)
Foxsy(日本)
Fanolabs(旧名:Accosys、香港)
FamFit(香港)
会場となった、香港のコワーキングスペース「The Wave」
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人工知能スタートアップ特化アクセラレータ「Zeroth.ai」、第2バッチ採択の13チームを発表——日本からはFoxsyとLaboratikが参加

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香港を拠点に、アジアの人工知能・機械学習スタートアップに特化したアクセラレーションを展開する Zeroth.ai は7月31日、第2回バッチ「#Z02」に参加する9カ国13チームを発表した。13チームのうち、日本からはパーソナルマッチメイキング・ボットを開発する Foxsy と、Slack でのやりとりからチームエンゲージメントを可視化するスマートボット「A;(エー)」を開発する Laborati…

香港を拠点に、アジアの人工知能・機械学習スタートアップに特化したアクセラレーションを展開する Zeroth.ai は7月31日、第2回バッチ「#Z02」に参加する9カ国13チームを発表した。13チームのうち、日本からはパーソナルマッチメイキング・ボットを開発する Foxsy と、Slack でのやりとりからチームエンゲージメントを可視化するスマートボット「A;(エー)」を開発する Laboratik が参加する。

<関連記事>

第2回バッチ「#Z02」に選ばれた参加スタートアップ13チームは次の通り。

  • Accosys(香港)……企業のカスタマサービスを支援する人工知能技術を開発
  • Automorph(イギリス)……ソフトウェア開発とビジネスプロセスを自動化する人工知能を開発
  • Dishq(インド)……食料科学と機械学習を組み合わせ、オンラインフード業界向けにパーソナライゼーション技術を提供
  • Emotics(香港)……ウェブカメラや機械学習を活用し、従業員をエンゲージするための客観的かつデータドリブンな洞察を提供
  • Etymo……人工知能研究・開発のためのサーチエンジン
  • FamFit(香港)……エクササイズができる人工知能ベースのマルチプレーヤーゲームで、家族がより健康になるのを支援
  • Foxsy(日本)……話題や関心に基づいて、新しい友達が得られるマッチメイキングサービスを提供
  • H20(台湾)……バーチャルキャラクタのパーソナライゼーションエンジン
  • Laboratik(日本)……企業の組織問題克服を支援する、スマートな生産性向上ボット「A;」を開発
  • Marax(インド)……機械学習を使って、Eコマースの解約率を低減
  • Pingpad(アメリカ)……Slack を使ってチームが持つ知識を活用し、より素早く行動できるようにする、Slack ボット兼コラボレーションウェブアプリ
  • Scry(シンガポール)……予測をする人をトレーニングし、将来を見据えた決断方法を変えるプラットフォームを提供
  • SmartPeep(マレーシア)……コンピュータビジョン(画像認識)エンジンと告知システムを開発

<関連記事>

「#Z02」のに選ばれたスタートアップには、それぞれ2万米ドル(投資家持分率6%)規模の投資、3ヶ月間のワークスペースの支援、専門家グループとのオンライン/オフラインでのメンタリングの機会が提供されるほか、第1回バッチ「#Z01」の卒業生である botimize(台湾)、Clickful(香港、Designjar から改称)、Metalabs(インド)、Rocco(アメリカ/香港)らが支援。Zeroth.ai 参加スタートアップには、AI スケジューラの Evie.ai が無料クレジットを提供するほか、AWS、Google Cloud、Cooley、Stripe Atlas、Nvidia がパートナーとして協力する。また、香港地下鉄を運営する MTR は、監視カメラデータを Zeroth.ai 参加スタートアップに開放する。

なお、前回の #Z01 には10チームが参加していたが、彼らのアップデートについても公表された。

#Z01 参加チームうち60%のスタートアップが次の資金調達に成功している。銀行向けのチャットボットを開発する Clare.ai(香港)は Fidelity との PoC 開始を今週発表、DT42(台湾)は人工知能を使ったエッジアプリを設計・開発するためのクラウドサービスを立ち上げた。コーディング不要で学習できるマシンラーニング(ML)のプラットフォームを開発する Metalabs(インド)は IFTTT と提携。稲の発育状態を分析し、生産量を予測するプラットフォーム Sero(ベトナム)は、既に6,000以上の農家で使われている。

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香港の人工知能・機械学習スタートアップ特化アクセラレータZeroth.ai、スタートアップ・スタジオのMind Fundと資本業務提携

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香港を拠点に、アジアの人工知能・機械学習スタートアップに特化したアクセラレーションを展開する Zeroth.ai は3日、同じく香港を拠点とするスタートアップ・スタジオ Mind Fund と資本業務提携したことを発表した(調達金額は非開示)。Mind Fund は、Zeroth.ai のアクセラレーション・プログラムを卒業するスタートアップなどに対して出資を行う。 Zeroth.ai は、以前 …

香港を拠点に、アジアの人工知能・機械学習スタートアップに特化したアクセラレーションを展開する Zeroth.ai は3日、同じく香港を拠点とするスタートアップ・スタジオ Mind Fund と資本業務提携したことを発表した(調達金額は非開示)。Mind Fund は、Zeroth.ai のアクセラレーション・プログラムを卒業するスタートアップなどに対して出資を行う。

Zeroth.ai は、以前 TechStars でニューヨークおよびロンドンのディレクターを務めた Tak Lo 氏のリードにより、昨年7月に香港で開設されたスタートアップ・アクセラレータだ。第1回のアクセラレーション・バッチが終了し、先ごろ、このバッチを卒業した10チームがインベスターデイでピッチした

一方、Mind Fund は、かつて伊藤穰一氏が設立した VC 兼インキュベータのネオテニーでビジネス開発を行っていた Adam Lindemann 氏が、2010年に香港で設立したスタートアップ・スタジオだ。Mind Fund は今年1月、デジタルガレージ(東証:4819)傘下の DG インキュベーションから資金調達を実施しており(調達金額非開示)、ブロックチェーン・人工知能・FinTech を活用した決済分野において、デジタルガレージ・グループと共同でスタートアップのアジア展開を支援することを表明している。

今回の Zeroth.ai の Mind Fund からの調達により、間接的ながらデジタルガレージからの資金が Zeroth.ai にも還流されることになり、特に Zeroth.ai が強みとする人工知能分野のスタートアップについて、アジア・日本・アメリカへのビジネス展開にも有効に機能することが期待できるだろう。

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ヨーロッパ市場でも通用するかもしれない、東南アジアの人工知能スタートアップ3選【ゲスト寄稿】

本稿は、パリと東京を拠点に世界各地のスタートアップへの投資を行っているベンチャー・キャピタリスト Mark Bivens によるものだ。英語によるオリジナル原稿は、THE BRIDGE 英語版に掲載している。(過去の寄稿) This guest post is authored by Paris- / Tokyo-based venture capitalist Mark Bivens. The …

mark-bivens_portrait本稿は、パリと東京を拠点に世界各地のスタートアップへの投資を行っているベンチャー・キャピタリスト Mark Bivens によるものだ。英語によるオリジナル原稿は、THE BRIDGE 英語版に掲載している。(過去の寄稿

This guest post is authored by Paris- / Tokyo-based venture capitalist Mark Bivens. The original English article is available here on The Bridge English edition.


この前の金曜日、私は、香港を拠点とする人工知能スタートアップ特化型アクセラレータ Zeroth.ai の最新バッチのピッチデイの、リモートウェブキャストに参加する機会を得た。

このイベントについては、THE BRIDGE 上でより包括的なレポートが掲載されると思うが、それとは対照的に、私はヨーロッパ市場でも合致するかもしれないと感じた人工知能スタートアップ3社について言及しようと思う。

Rocco.ai – 人工知能によるソーシャルメディアマネージャーだ。Rocco の売りは、多くのプラットフォームが飽和状態にある環境において、数多くのソーシャルメディア・キャンペーンの管理の手間を向上できることにある。使ってみる価値がありそうだ。しかし、私は既に他のキラーアプリのことを思い出していた。そのアプリは、Rocco のボットを多くの南ヨーロッパのビジネス環境に共通する、生産性を阻害する数知れないミーティングで苦しめるかもしれない。

Impress.ai – 人工知能による雇用主向け採用候補者スクリーニングツール。ヨーロッパの強みの一つは、職探しをする人々の多様性にある。失業率が高い国々では、採用担当マネージャーは、数多く寄せられる履歴書の山に溺れている。Impress.ai のツールは、こういった採用プロセスの最適化の助けになると感じた。この種のボットに対するオープンな質問の一つとして挙げられるのは、人間の持っている偏った考えが、人間が作る人工知能ツールに反映されないように、どう保証できるかということだ。

Sero.ai – ディープラーニングを使って、田んぼの米収穫高を改善するアプリだ。育てている米に使う殺虫剤、肥料、水、エネルギーの使用量を最適化するために、農家はスマートフォンを使い田んぼの写真を撮影することで、リアルタイムで人工知能による分析と病気の診断ができる。ここから感じたのは、ぶどう畑に使える似たようなアプリは存在するか、ということだ。そうすれば、虫食い対策について人工知能が教えてくれることで、ぶどう農家は殺虫剤の使用を最小限に抑えられるかもしれない。あるいは、収穫時期も最適化できるかもしれない。フランス、イタリア、あるいは、ドイツの主要なワイン生産地域から生まれたスタートアップなら、この分野で通用するものを作れるように思う。

これまでに書いた予測記事でも述べてきたように、私は2017年が人工知能アプリの導入でブレイクする年になると考えている。つまりそれは、人工知能スタートアップが、消費者認識のキャズムを超えて人工知能をもたらすべく、期待管理やソーシャルエンジニアリングのプロセスを習得し始めたということだ。これは、投資家の立場から言って、私を非常に興奮させてくれる事実だ。

ちなみに、東京で人工知能関連の起業家が集う、私のお気に入りの場所は、原宿の Deus Ex Machina だ。自然の流れでそう名付けられた(ラテン語で「機械から現れた神」の意)この店は、カフェの機能を持ったサーフショップとも言えるし、または、サーフショップの機能を持ったカフェとも言える。

もし、あなたが人工知能に感謝するなら(あるいは、人の手によって淹れられた、バランスのよいジブラルタルコーヒーに感謝するなら)、Deus に立ち寄ってみる価値があるだろう。あなたが私にそこで会うことがあれば、私はおそらくそこで人工知能関連の起業家に会っていると思うので、自己紹介してほしい。しかし、Deus の店員は私をカリフォルニアのサーファーだと思っているので、そこでは VC として追い出さないでほしい。

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人工知能スタートアップ特化のアクセラレータ「Zeroth.ai」が初回バッチ参加の10チームを発表、香港を中心に活動を開始

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Zeroth.ai は、以前 TechStars でニューヨークおよびロンドンのディレクターを務めた Tak Lo 氏のリードにより、香港で設立されたアジア地域向けアクセラレータだ。人工知能(AI)とマシンラーニング(ML)分野のスタートアップ支援に特化しているのが特徴である。 <関連記事> Techstars元ディレクターのTak Lo氏が人工知能ビジネス特化の資金提供プログラム「Zeroth….

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Zeroth.ai は、以前 TechStars でニューヨークおよびロンドンのディレクターを務めた Tak Lo 氏のリードにより、香港で設立されたアジア地域向けアクセラレータだ。人工知能(AI)とマシンラーニング(ML)分野のスタートアップ支援に特化しているのが特徴である。

<関連記事>

第1回バッチ「#Z01」に選ばれた参加スタートアップ10チームは次の通り。

  • aniWEAR(香港)……バイオセンサーと人工知能により、ペットの行動、心理状態、習慣などの生体情報を24時間追跡し、ペットへの理解を深め関係を改善するのに役立つテクノロジー
  • botimize(台湾)……マシンラーニング(ML)と自然言語処理(NLP)を通じ、開発者がチャットボットのパフォーマンスを追跡、試験でき、最適化を支援する統計プラットフォーム
  • Clare.ai(香港)……銀行の顧客サービスのためのホワイトラベル・チャットボット・ソリューション
  • DesignJar(香港)……専門家レベルのマーケティングのためのグラフィックデザインをすぐに提供するサービス
  • DT42(台湾)……軽量化したディープランニングモデルとして、実生活に必要な経済的でありながら高品質の人工知能ソリューションを提供
  • Impress.ai(シンガポール)……企業の採用面接のプロセスに活用することができる人工知能チャットボット
  • Metalab(インド)……コーディング不要で学習できるマシンラーニング(ML)のプラットフォーム
  • ObjectAI(オーストラリア)……人工知能ベースのイメージや映像で物事を検出する技術
  • Rocco(アメリカ)……ポストプロダクション・公開など、ソーシャルメディアマーケティングを支援する人工知能アシスタント
  • Sero(ベトナム)……人工知能技術で稲の発育状態を分析し、生産量を予測するプラットフォーム

「#Z01」のに選ばれたスタートアップには、それぞれ2万米ドル(投資家持分率6%)規模の投資、3ヶ月間のワークスペースの支援、Jaan Tallin 氏(Skype の共同創設者で、現在は Google の Deepmind のアドバイザー) 、Rodolfo Rosini 氏(TechStars 2015年バッチ卒業の Weave.ai 共同創業者)など、専門家グループとのオンライン/オフラインでのメンタリングの機会が提供される。

「#Z01」に選ばれたスタートアップへの投資には、韓国のテックスタートアップ・アクセラレータ FuturePlay も参加する。

【原文】

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

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Techstars元ディレクターのTak Lo氏が人工知能ビジネス特化の資金提供プログラム「Zeroth.ai」を始動——アジアから世界の高みを目指す起業家を募集開始

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ここ1年くらい、アジアの随所で、ほぼ毎月のように出くわす人物がいる。香港を拠点に、スタートアップへのメンタリングや投資活動を行う Tak Lo 氏だ。2月に開催された THE BRIDGE Fes では、アメリカのデジタル広告代理店大手 R/GA の Stephen Plumlee 氏に登壇いただいたが、これがきっかけで、R/GA のアジアにおけるスタートアップ・アクセラレーションを統括していた …

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ここ1年くらい、アジアの随所で、ほぼ毎月のように出くわす人物がいる。香港を拠点に、スタートアップへのメンタリングや投資活動を行う Tak Lo 氏だ。2月に開催された THE BRIDGE Fes では、アメリカのデジタル広告代理店大手 R/GA の Stephen Plumlee 氏に登壇いただいたが、これがきっかけで、R/GA のアジアにおけるスタートアップ・アクセラレーションを統括していた Lo 氏が THE BRIDGE Fes を訪れていた。

以降、ここ数ヶ月でも、Open Network Lab のデモデイ(東京)、彼がメンターを務めるエストニアの学習プラットフォーム「Lingvist」の楽天からの資金調達と日本オフィス開設(東京)、SLUSH ASIA 2016(東京)、ASIABEAT 2016(中国・アモイ)、RISE 2016(香港)など、SPH Plug & Play のデモデイ(シンガポール)など、アジア地域で開催される主なスタートアップ・イベントには必ずと言っていいほど顔を出している人物だ。

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Tak Lo 氏

彼はロンドンを拠点に、世界的なアクセラレータである Techstars でスタートアップに投資やメンタリングを行ってきたが、昨年末に香港へ戻り、アジアでアクセラレーションを行う活動を準備していた。そうして生まれたプログラムが「Zeroth.ai」だ。

zeroth とはゼロの序数であり、first よりも先んじていることを意味する。Zeroth.ai では、世界市場に打って出るアイデアを持った、人工知能や機械学習のシードステージのスタートアップを募集し、彼らに資金を提供する計画だ(基本的なケースでは、Tak Lo 氏が投資対象のスタートアップの6%の株式を取得し、2万ドルのシード資金を提供)。

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アジアでは、ドローン、IoT、AR/VR に特化した投資ファンドやアクセラレータはいくつか生まれているが、人工知能や機械学習の分野については、まだまだこれからというところ。一方で、これからの5年間で最もホットになる領域は、人工知能や機械学習の分野であると Lo 氏は確信しており、日本から Atomico の岩田真一氏をはじめ、世界の投資家や人工知能スタートアップを営む起業家をメンターに迎え、有望な人工知能スタートアップに世界進出の機会を提供したいとしている。

プログラムは今年11月に開始される予定で、先ごろ、参加を希望するスタートアップの募集が開始された。インタビューやメンタリングはオンラインでの実施が主だが、実地メンタリングやイベントを行う場合は、Lo 氏が活動拠点とする香港で開催することになるだろうとのこと。人工知能系のサービスは市場の地域特性の影響を受けにくいので、優れたアイデアと露出機会を確保できれば、世界市場を奪取するには好都合かもしれない。我こそはという読者は、この機会にぜひトライしてみてほしい。エントリの締切は9月25日だ。

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