元マイクロアド東南アジア担当の⼗河氏と⼩堤氏、スマートTV向けアドネットワーク運営会社AdAsiaを設立

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.4.7

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左から:AdAsia Holdings 共同創業者兼 CEO ⼗河宏輔氏、共同創業者兼 COO ⼩堤⾳彦氏

シンガポールに拠点を置く AdAsia Holdings は7日、アジアのスマートTV向け広告プロダクトの事業開発に着手すると発表した。同社では、アジアの地上波テレビ・衛星テレビなどを受像するスマートTV視聴者向けに、インターネットを介した動画広告を配信・掲載していくとしている。

AdAsia Holdings を設立するのは、日本最大級のアドネットワークを運営するマイクロアドの東南アジア各国の現地法人の CEO を歴任した⼗河宏輔(そごう・こうすけ)氏と、2011年に KDDI 傘下の mediba に買収されたアドネットワークであるノボットの海外事業展開に関わり、マイクロアドのベトナム現地法人の COO を務めた⼩堤⾳彦(こづつみ・おとひこ)氏だ。

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両氏はともに数年以上にわたって、東南アジア各国でビジネスに従事。同地域の GDP と広告市場の成長が著しいにもかかわらず、スマートTV の普及が始まろうとする中で効果的なマーケティング・キャンペーンを企画・運用できる会社が少ないことに可能性を見出した。これらの地域の地上波や衛星波の通常広告枠は、日本と同様に、既存の広告代理店や現地のテレビ配信オペレータに独占されているが、スマートTV の動画広告についてはホワイトスペースと言える。

日本では、博報堂DYメディアパートナーズらが、東芝の「レグザ」・シャープの「アクオス」・パナソニックの「ビエラ」などのスマートTV上で動画広告の配信を開始しているが、現時点でこのようなスマートTV向けの動画広告が本格的にスタートしている地域は、世界的にも限定的だ。一方、韓国・台湾・中国などのアジアではチャンネルが200以上あることが一般的で、チャンネルが多いのに比例して広告在庫が多く、視聴者の多くがスマートTVに転じるにつれ、それだけビジネスチャンスが大きくなるという解釈ができるだろう。

<参考文献>

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