わずか4ヶ月で閉鎖した、第一子を迎え入れる新米パパママとのためのパーソナルアシスタント「Hiro Baby」

SHARE:

<ピックアップ> Hiro Baby’s personal assistant for new parents helps you survive baby’s first year

第一子を迎え入れようとする新米パパとママのためのパーソナルアシスタント「Hiro Baby」。2016年10月頭にサービスローンチしたばかりだったが、早くも今年2月にサービスを閉鎖した。閉鎖については特に記事になっておらず、自社ブログでも明確な理由は明かされていない。

Hiro Babyは、赤ちゃんの成長段階(1歳になるまで)に応じて「そろそろハイハイし始める頃なので、家の中に危険な角などがないか、チャイルドプルーフしましょう」といった具合にアドバイスをくれるパーソナルアシスタントだった。

赤ちゃんの成長段階に応じたアドバイス

また気になったことを質問することも可能。例えば、「娘がなんでも口にいれてしまって困っている」と投げかければ、安全な玩具兼おしゃぶりを見つけてきて教えてくれる。これらの回答は、学術的記事や小児科医や栄養士による意見をもとに、人間とAIが回答を導き出しているという。

北米では年間400万人の赤ちゃんが生まれており、子どもが1歳になるまでに両親が使う金額は1.2万ドル(1ドル100円換算で120万円)に及ぶ。将来的には、商品のレコメンデーション機能でこの市場に入り込む目論見だったのかもしれないが、初期のビジネスモデルはフリーミアムだった。

プレミアム版は、月額20ドルとかなり高額だ。プレミアム版では、専門家とやり取りできたり、商品の注文などにも対応していたようだ。

共同創業者はHiro Baby以前にも事業を興しており、調達額のどこまでがHiro Babyに使われたのかは定かではないが、12人の投資家から540,000ドル(1ドル100円換算で5400万円)を調達していた。

via. TechCrunch

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する