まとめ:6/13は「ウェブ大手出身CEOのスタートアップ」をお送りしました

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我々の活動に賛同いただいている Microsoft BizSpark 様のご協力をいただき、スタートアップ・デイティング1年目となる今回は、品川のマイクロソフト本社で開催させていただきました。

「ウェブ大手出身CEOのスタートアップ」と題したパネルには、スタートアップ・コミュニティでも有名な3人の創業者をゲストに迎え、自身も大手企業のご出身である 株式会社Cerevo の岩佐琢磨氏にモデレーターをお願いしました。

終身雇用は崩壊したとはいえ、依然、人がうらやむ大企業のポストを捨てて、自らのチャレンジ・スピリッツだけを頼りにスタートアップの大海原に飛び込むのは勇気のいるものです。そして多くの場合、この決断は片道切符。 ─いろんな不安を打ち破って、どうやって起業につなげたか、今何を考えてビジネスをしているか─ 普段は経営者としての顔を崩せないパネリストも、本イベントではフランクに私情を吐露してくれました。今後の起業を模索している人も少なくない参加者に向けて、異口同音に「みんな、こっちへおいでよ」と起業を薦めていました。

チャンスはリスクを取る者に訪れる、と言われます。また、日本は、スタートアップにとって、リスクヘッジがとりにくいという声もあります。でもこれは、スタートアップをやらない理由には、もはやならないのですね。日を追うに連れ、起業の方法や選択肢は増えているし、何より皆がスタートアップをやることの積み重ねが、エコシステムやコミュニティを醸成させていくからです。彼らの後に続く人が、一人でも多く増えることを願ってやみません。

後半は、スタートアップ10社によるピッチを実施しました。アメリカからの2名のゲストを含め、計4名の豪華な顔ぶれに審査員として参加いただきました。なにぶん時間の制約で、個別に十分なコメントはいただくことはできませんでしたが、どうぞご容赦ください。個人的な経験から言ってもピッチは場数だと思うし、何よりライバルと肩を並べてピッチできた方が互いに切磋琢磨できるというもの。今後も折にふれて、ライトニング・トークやピッチの機会を作っていきたいと思います。

ピッチャー (in order of appearance)

ピッチ審査員 (in alphabetical order)

ピッチ・セッションの構成にあたっては、Microsoft BizSpark および Startup Tokyo の協力を得ました。

最後に、審査員として参加しれくれた、SF New Tech Japan Night のオーガナイザーで、Btrax CEO/Founder の Brandon Hill がステキなリポートを書いてくれましたのでご紹介します。もう読んだ人も多いと思いますが(なぜなら、我々の記事アップの方が遅いから、トホホ…)、謝意を評してリンクを張っておきます。

第9回イベントの会場、フード、ベバレジは、マイクロソフト株式会社/Microsoft BizSpark にご提供いただきました。Ustream の中継は、株式会社Cerevo の提供でお送りいたしました。皆様ありがとうございました。

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