スタートアップ・リーダーシップ・プログラム、中国に上陸

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【原文(中国語)】

中国におけるスタートアップ・エコシステムは、北京でのスタートアップ・リーダーシップ・プログラム(以下、SLPと略す)の始動により、さらに活性化されることだろう。SLP はアメリカに端を発し、やがて世界へと広がった、起業家・創業者・リーダー養成プログラムだ。ボストンから始まり、シカゴ、ニューヨーク、シリコンバレー、サンディエゴ(以上、アメリカ)、ロンドン(イギリス)、バンガロール、ムンバイ、ニューデリー(以上、インド)、そして、中国は北京と香港に上陸した。

北京の同プログラム・リーダーを務めるトニー・アン氏によると、このプログラムの特徴は、多くのことが学べる世界中に広がったネットワーク、経験を分かち合うことができ、刺激を与えてくれる仲間、そしてサポートをしてくれるベテランのメンターがいることだ。SLP はこれまで、合計資金調達額 8,800万ドル(=約69億円)を擁する、100のスタートアップをキュレートしてきた。

SLP から輩出された企業には、オンライン・フィットネス・コミュニティ/アプリケーション・ベンダーのRunKeeper、オンライン共有ツールの Shareholic 、パーソナライズ情報ネットワークの Pinyadda などがいる。このプログラムのテーマは、主に生命科学、テクノロジー、クリーンテクノロジー、社会事業のような分野であるが、革新的な考えや、既成概念を打ち壊すようなアイデアは常に歓迎される。

SLP は世界中で、AccelWI HarperLongworth Venture Partners などの一流のベンチャー・キャピタルとパートナーシップを構築している。

SLP の会員らは、産業別のエキスパート、プロのVC(ベンチャー・キャピタル)から指導を受け、世界各国にまたがる仲間とともに、自らのアイデアを新たなレベルへと引き上げようとしている。現状、選ばれた会員らは、VC から出資の機会を得ているが、SLP 自らも最良と判断した案件には投資を検討する。

世界規模のネットワークの一員になり、インスピレーションを受けたい方は、SLP のウェブサイトから参加を申し込むことができる。

また、これまでにお伝えしているように、天使湾創投訳注1) や中国加速訳注2)のように、中国には同様のプログラムやチャンスがどんどん増えている。これは中国で高まり続ける起業家精神にとって、良い影響をもたらすだろう。

【via Technode】(@technodechina)

訳注1:天使湾創投(TiSiWi)…中国・杭州市に本拠地を置くベンチャー・キャピタル。中国の3D地図検索ポータル「E都市」を創業した 龐小偉(パン・シャオウェイ)氏が設立した。

訳注2:中国加速(China Accelerator)…デイブ・マクルーア氏率いる500スタートアップや、テックスターでメンターを務める、エンジェル投資家サイリル・エバスウェイラー氏が立ち上げたインキュベータ。本拠地は大連。スタートアップ・デイティングのオーガナイザー Hero Maeda もメンターを務める。


著者紹介:ベン・チァン

チァンは Technode のライターであり、5年前から PC World 中国版や BNET 中国版に寄稿してきた。英語編集者としてキャリアをスタートし、工夫をこらしたインターネット・プロダクトで、人々の生活を向上させたいと願っている。ソーシャル・ネットワーク、ソーシャル・ゲーム、ユーザ志向型のインターネット・プロダクト・デザインの分野で、スタートアップや上場会社のさまざまな職種に勤務経験がある。ピーター・モーヴィル著「Search Patterns(邦題:検索と発見のためのデザイン ― エクスペリエンスの未来へ)」、マーティー・ケイガン著「Inspired」の中国語版の翻訳を担当。北京在住、中国スタートアップ、中国人起業家に関心が高い。

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