初開催のスタートアップ・ウィークエンド・台北が昨夜閉幕し、地元のグルメ紹介サイトFoodJing.comが優勝した。説得力のあるプレゼンと将来性のあるウェブ/モバイルアプリ試作品で審査員の心を掴み、FoodJingのチームは6万台湾ドル(2,100米ドル)を手に入れた。
創業者Adarsh Menon率いるFoodJingは、台北中のレストランのメニューを網羅し、そこで何が食べられるのか、深く詳しく伝えることを目指している。また、投票形式を含めたユーザーレビューも取り入れるつもりだ。
今のところ、MenonのチームがどのようにFoodJingをマネタイズするか、もしくは競合となるVapon、Foursquare、Jiepangといったゲーム感覚の位置情報(LBS)サービスのようにどのような方法でソーシャルに取り組むかはまだ未定だ。
ワン・パス転送は、私達が先週注目した東南アジア志向のアプリManooに続くことになるだろう。それは、メニューリスト、ロケーション、NFCまでもマッシュアップし、インドネシアに38,000の位置情報を持つことになる。
台湾のスタートアップサイトTechOrangeは、フィナーレをライブツイートするなど、台北のスタートアップウィークエンドイベント全体において最高の仕事をしてくれた。
そのチーフブロガーであるJeremy Brand Yuanは、創始者であるMenonのバックグラウンドをレポートしている。
FoodJingのAdarsh Menon氏は、投資の状況次第で、事業をさらに拡大する可能性があると話す。「この具体的なアイデアを売り込んでいる・・・なぜなら、そのアイデアはもっと大きなチームと投資家判断にふさわしい、より大きな資本を必要とするプロジェクトだ」(同氏)
台湾在住のMenon氏は英語を教えるために台湾にやって来たが、自身のコンピュータ・サイエンス学位を利用して始めた語学学習サイトがFoodJingの技術的、起業家としてのバックグラウンドに役立ったそうだ。
台北でのイベントの全結果を見るには、元のリンク先をクリックしてほしい。そして、Killing Me Softlyの曲に合わせたFoodJingチームによるちょっと洒落た紹介ビデオもぜひご覧頂きたい。
【ソース:TechOrange】
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