中国のマイクロブログWeibo(微博)は近隣の人とつながるクールなローカルネットワークになれるか

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Weibo-LBS
以前の記事で、シリコンバレー近辺に住むアジア人移住者を検証しながら、Sina Weibo(新浪微博)やTencent Weibo(騰訊微博)のモバイル「近隣確認」機能について少し触れた。その時はメッセージアプリWeChat(微信)とZaloを使用していた。今度は、Twitter風のWeiboにフォーカスしようと思う。

Sina Weiboや、忘れられがちなマイクロブログのライバルであるTencent Weiboは、こうしたチャットアプリよりも「ハイパーローカル」なツールを持ち合わせている。Sina Weiboの公式モバイルアプリにはたくさんの近隣用オプションがついている。オプションには、地元周辺の割引情報、共同購入、食品、映画、バー、ホテル、その他名所などのおすすめカテゴリーがある。ほかにも、近隣のユーザに投稿された写真のギャラリーもある。

画面をさらに下にスクロールすると、場所タグ付きの投稿がある。ここには、私のいる現在地(カリフォルニア北部)の500メートル以内にある53件の投稿があった。

私は近隣のユーザーのコンテンツに関するコメントに「いいね!」をすることができた。だが、こうした投稿は主として近隣に住む人以外を意識しているのは明らかだった。例えば、「今アメリカに住んでるの?」とか「アメリカの食べ物はどう?」など、多くのコメントがあった。ほとんどは私が現在いるところからではなく、中国の友人からのものだ。

ローカルなつぶやき

Weibo-as-a-hyperlocal-network

基本的に、モバイルWeiboの投稿はすべてデフォルトで位置データを含んでいるため、Sina Weiboはこの種のローカルニュースのフィードを集めることしかできないようだ。

一方でTencent Weiboには、2つのコアといえる「近隣」機能がある。「近隣の人情報」と「近隣の投稿」だ。Tencentの投稿もいくつかはモバイルアプリのデフォルトの位置設定に従って集約されているが、Tencent Weiboには単純な機能が1つある。それは実に革新的な中国のハイパーネットワークへの可能性を示している。

Tencent Weiboの「近隣投稿」は、近隣のユーザを直接対象にしたコンテンツオプションを提供しており、テキストボックスで「周りの人に一言どう?」と促してくる(上図参照)。これにより、Sina Weiboが切り捨てた部分と効果的に連携をとり、人々はローカルコンテンツの生産・消費ができるようになる。

理論的には、Tencentはこの機能を中国初になるかもしれないハイパーローカルネットワークに適用するかもしれない。アメリカベースのNextdoor.comおよびその近隣ネットワークにやや似ている。あるいは、拡張中のWeChatの機能に組み込むことによりTencentを国際化させることもできる。

こうした気鋭のマイクロブログがさらにハイパーローカル市場の開拓をするのだろうか、そしてそれは中国国内、それとも国外で起こるのか――それは時が経てばわかることだ。しかし、考えてみるのも一興だ。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】