Flipboard、中国進出にみられる好機と困難

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

iPadで読書体験を提供するFlipboardは昨年、Appleにとって2番目に大きなマーケットである中国に進出して事業を開始した。中国人はiPhone、iPad、iPodなどのAppleの商品を購入し始めている。巨大なマーケットを作り上げ、ライバルとなるアプリが多く存在しているが、Flipboardは中国でのeリーディングマーケットにおける険しい道程で困難に直面する一方で、好機にも恵まれている。

タブレットで”画期的な”読書体験を象徴する「iPad App of the Year」は、当初はソーシャルネットワークのコンテンツ(TwitterのフィードやFacebookの更新状況)を個人のデジタルマガジンに変えることを目的としていた。

右から左へとページをめくって読めて、まるで本のページをめくるような感覚が再現されている。個人のソーシャルマガジンには従来の出版社の多くが参入している。それには出版業界のコングロマリットであるConde Nast、New Yorker、Wiredや旅行誌出版のLonely Planetなどが含まれる。

Flipboardは、Renren (中国版 Facebook) や Sina Weibo (Twitter のようなサービス) といった中国のソーシャルネットワーク大手2社と提携し、昨年12月6日にこのアプリの中国語バージョンをリリースした。 Flipboard Chinaの責任者であるAlvin Tse氏は、年内にiPadアプリの中国語バージョンの500万ダウンロード達成を期待していると述べている。

現在スタッフ数は55人、Palo Altoに本社があるFlipboardは6,050万米ドルの資金調達をしている。中国のモバイル市場への新規参入というだけでなく、中国版Flipboardのようなアプリをリリースしている企業(名前を上げるとXianguo Lianbo、Zaker、NetEase Reading、Tencent iCare)にも刺激となっており、Flipboardは中国市場参入の初日から激しい競争に直面している。

まず、 Flipboardの中核に負担を与えているものは、従来の優雅な雑誌のようなEリーディングの形式と、ソーシャルマガジンのコンテンツを個人用にアレンジできる点を放棄したことで、こういった部分は既に中国でコピーされてしまっている。

この点では、スタート地点は同じである。一方で、こうした国内のプレーヤーで、いち早く行動を起こして市場に参入した人たちは、質の高いコンテンツを提供するために、多量の国内の出版物と提携している。

Flipboardがこうした媒体に追いつくにはそれなりに時間がかかることは明白である。その上、こうした中国国内のライバルの多くは、iOSとアンドロイドの両方をカバーしているため、幅広いユーザー層を取得できる。

”アメリカでは市場をけん引しているが、中国では新人みたいなものさ “とAlvinは語った。また、アメリカと中国の読書用アプリの違いについての彼の考えは、”アメリカのアプリは、それぞれ独自性を持ち合わせているのに対し、中国は模造品ばかりだし、中には我々のソースコードをそっくりそのまま使っている連中もいる。この件に関し、アップルと申し立てを行うか検討している。”というものだった。

さらに彼は、自国にサーバーがあるので接続の速さに優位な中国勢について言及し、もし同じことをすれば莫大な投資が必要になるとも語った。そのため、Flipboardのサーバーを直ちに中国にもってくる計画は今のところない。コンテンツに関しては、ライバルの中国勢がより多くのコンテンツを持っていても、その質はFlipboard Chinaほどではないと彼は思っていた。Flipboard Chinaはコンテンツの質をより重要視している。

またAlvinによると、現時点では収益計画はなく、Flipboard Chinaとしては、中国で利益を上げる検討する前に、すばらしいユーザー経験を活かした良い製品を競合が多く厳しいマーケット向けに開発したいそうだ。 中国市場は色々困難も多いが、良い結果に結びつくチャンスも多い。

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FacebookやTwitter、Google Readerなどと連携し、雑誌を読むような感覚で情報を閲覧できるsocial magazine.

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