東南アジアに拡大しているAirbnbを利用して、フィリピンへの楽しい旅を

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【原文】

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Airbnbは東南アジアでのサービス展開に注力し、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシアにサービスを拡大している。

フィリピンが行う最新の観光事業キャペーンでは、「フィリピンはもっと楽しい」と謳っている。遠く離れた常夏の島に行こうが、クラブのパーティーに出かけようが、あるいは、歴史的な場所を訪れようが、旅行するには素晴らしい国だ。特に、現地の人は心温かく、価格も手頃だ。だが、時には宿泊料金がそんなに手頃でないこともある。高級ホテルやリゾートにいく時には特にそうだ。

Airbnbは、不動産の持ち主にどんなタイプの建物でもレンタルできるようにして、この問題を解決しようとしている。Airbnbはフィリピン国内のすべての人を対象に既にサービスを提供しているが、今回、さらにターゲットを絞ったサービスをローンチした。

「マニラは旅行先として人気が高まっていますし、フィリピンの人は前よりも頻繁に海外旅行にでかけています。ですから、成長し続けている当社にとってフィリピンは重要な市場になると確信しています。」とAirbnbの共同設立者でCTOのNathan Blecharczyk氏は語り、フィリピンでの不動産短期レンタルサービスの需要が高まっていることを強調した。

事実、Airbnbは同社のフィリピン市場の実績で2012年末に前年対比345%増を記録している。このほかにいくつかの統計を紹介しておこう。

  • ・Airbnbを利用してフィリピン旅行に来た人は世界67ヶ国に及ぶ。
  • ・Airbnbを通じてフィリピンのホテルに予約された宿泊総日数は2012年だけで345%アップした。
  • ・フィリピン人がAirbnbでホテルを予約した宿泊総日数は2012年に263%増加。最も人気のある旅行先は、香港、ニューヨーク、パリ、シンガポール、マニラ、ローマ、ソウル、バルセロナ、フィレンツェ、ロンドン。
  • ・Airbnbはフィリピン国内で975件以上の物件を紹介し、そのうち530件はマニラの物件。

実際には、Airbnbは現在、東南アジアの3つの国にターゲットを絞っていて、その前はマレーシア、タイ、インドネシアに力を入れていた。同社は東南アジア地区の事業責任者として新たにOle Ruch氏を起用した。

同サービスは、別荘・一戸建て・城・アパートなど、ほとんどどんなタイプの物件でも提供していて、パソコンそしてモバイル機器でも利用ができる。同スタートアップは世界192ヶ国30,000都市でサービスを提供し、不動産物件の持ち主が余っているスペースで副収入を手にすることができ、それらの物件を世界の人に紹介することのできる簡単なツールだと評価されている。

【via e27】 @E27sg

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