中国国外の個人や組織団体が中国語圏のネチズンと交流するために、Sina(新浪、NASDAQ:SINA)のWeibo(微博)マイクロブログプラットフォームをいかに利用しているかについては過去にも記事に取り上げてきた。有名なセレブ(トム・クルーズ、エマ・ワトソン、ブラッド・ピット)であろうが、政治家(オーストラリア、イギリス、日本)であろうが、もしくはブランドであろうが、Weiboはこの上ないメディアのようだ。
そして、Weiboを使った最新の実例が、大学への学生呼び込みだ。デューク大学のプラット・スクール・オブ・エンジニアリングが最近、Sina Weibo(新浪微博)ページでグループチャットを行っている。同校の修士課程に関心のある学生が寄せる質問に答えるためだ。
そのグループチャットには、合計で150人が参加し、1時間という短時間で80件の質問が投稿された。同修士課程の卒業生そして在学生も質問に答えるために参加した。どのような質問がされたのかはこちらを参照してほしい。
デューク大学はRenren(人人)も積極的に活用し、中国のソーシャルメディア戦略をかなり推し進めている。
学生を呼び寄せるためにソーシャルメディアツールの助けを求める大学が最近ますます増えていることは驚くことではないが、アメリカの大学が中国人の学生を呼び寄せるために中国のプラットフォームにアカウントを持つというレベルにまで達しているのは興味深いところだ。それと比べて、中国の大学は学生の呼び寄せにソーシャルメディアをどのくらい積極的に活用しているのだろうか?そもそも、積極的なのだろうか?
いくらか関係のあることとしては、私たちが最近取り上げたものに、インドの一流ビジネススクールIIM-Aが学生と企業を結びつける支援としてLinkedInと提携したという記事もある。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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