スタートアップキャリアを主流のキャリアと同様に魅力的にすることを目指す「Startup Jobs Asia」

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【原文】

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Startup Jobs Asiaは人事専門家のBen Chew氏が生み出したサービスで、同氏は求職者にとってスタートアップの仕事がより魅力的なものになることを目指している。

Ben Chew氏はエンジェル投資家であると同時に、自身の人材コンサルティング企業を運営する起業家でもある。HungryGoWhereの売却など、国内スタートアップのサクセスストーリーに刺激され、同氏はシンガポールでスタートアップへの代替的な投資を模索することに決めた。

エンジェル投資家として活動している6か月間に、同氏は出会ったスタートアップから同氏の人材ビジネスを通じてデベロッパーや共同設立者などを見いだす支援ができないかと尋ねられていた。メディア業界のベテランである友人から励まされ、Chew氏は思い切ってStartup Jobs Asiaを立ち上げることにした。

Startup Jobs Asiaは「1つずつ、アジアに世界一流の企業を築ていく」という目標を掲げ、スタートアップのための単なる人材雇用ポータルではなく、それ以上のサービスになることを目指している。同サービスはスタートアップが人材を探す時にさらなる支援を彼らに提供しようと考えている。

同オンラインポータルに同氏の人材雇用スキルを組み合わせ、スタートアップがそれぞれの仕事をもっと魅力的なかたちで紹介できるよう支援し、人材そして企業世界に属する人さえも魅了して彼らがスタートアップで働くことを考えるようになればとChew氏は思っている。オンラインポータルは始まりにすぎない。同氏は同サービスをオフラインの取り組みとつなげることを検討している。

Chew氏は現在、同氏を含む4人で、スタートアップ向けの人材資源エコシステムの育成に取り組んでいる。今のところ、メンバーの1人がマレーシアとインドネシアの取り組み拡大に注力し、もう1人が中国を担当しているという。同チームはまもなくタイでもサービスを展開する予定。タイにおける同サービスの事業展開に関心のある提携候補がいるからだ。

Startup Jobs Asiaの進捗とシンガポールにおけるスタートアップの人材資源について、Chew氏は次のようにコメントをした。

Startupjobs

「オフラインの取り組みを始める前にサービスの成功を確実にするには、シンガポールは重要な国だと考えています。シンガポールはスタートアップにとって素晴らしい国の1つで、資金調達、助成金、メンターシップ、コワーキングスペースなどすべてのインフラが整っています。

ここは人材が豊富です。ただ雰囲気と人的資源のエコシステムが整っていないのです。人が一般的な仕事に就きたいと思うのと同じように、スタートアップで仕事をしたいという能力のある人材がいて初めて、スタートアップはさらなる成長を図ることができ、海外への進出も可能になるのです。そして、海外への進出によって、シンガポールの起業家精神に関するサクセスストーリーがさらにもたらされるのです。

その良い例の1つがシリコンバレーです。シリコンバレーでは、スタートアップの仕事は一般的な仕事と同じくらいか、もしくはそれ以上に魅力的だと思われています。要するに、私たちはこのギャップを埋めたいと思っているのです。そして、スタートアップが資金調達をした後に経験する次の最大の課題が人材だと思っていますし、そう信じています。」

Startup Jobs Asiaは、東南アジアでは言葉が大きな障壁となっていることを理解している。そのため国内にパートナーを持ち、地元の文化、言葉、知識をよりよく理解したいと考えている。

「個人的には、すべてのことを自分たちだけで成し遂げることはできないと思っています。e27などのメディア企業と提携したのと同じように、National Research FoundationやiJAMインキュベータなどの団体と私たちが提携したいと思っているのもそういう理由からです。」

とChew氏は言う。

Startup Jobs Asiaには現在、ローンチ以来、約50件の求人情報が掲載されている。これには約2週間の精力的な活動が伴った。 Chew氏と同チームが今まで広告や促進キャンペーンをする必要がないことからも、国内のスタートアップコミュニティは同サービスを支持しているようだ。

Startup Jobs Asiaでの体験について、ゲーミフィケーション・スタートアップGametizeのKeith Ng氏は次のように述べている。

「Startup Jobs Asiaは、スタートアップ業界のファンにターゲットを絞るには素晴らしいサービスと思います。ですから、求職者と面談するときには、その人が企業世界で働きたくないということが確実に分かります。企業世界はスタートアップ業界とはかなり違いますから。こういうサービスはシンガポールでは初めてではありませんが、私が知っているなかでは初めての無料サービスです。とてもいい候補者にも数人会うことができました。」

【via e27】 @E27sg

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