寄付プラットフォームの運営ノウハウをクラウドファンディングに

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shootingstar-logo昨日、新たなクラウドファンディングサービスのリリースが発表された。「ShootingStar」という名前の同サービスは、企業・事業・クリエイターなどを対象としており、「JustGiving Japan(ジャストギビングジャパン)」という寄付プラットフォームを運営しているJGマーケティングによって運営される。

「Just Giving(ジャストギビング)」はイギリスで2001年に誕生したインターネットを活用したファンドレイジングサイト。NPO、NGOなど非営利団体が資金調達をするサイトとして使用され、2012年時点で、イギリスのJust Givingは1200万人が利用し、980億円の寄付が集まっている。

JGマーケティングは2010年から日本版の「JustGiving Japan」を運営し、リリースから3年で総額10億円の寄付を集めてきたという。同社はJustGiving Japanでの寄付活動で得たノウハウをShootingStarに生かしていくそうだ。

Just Givingの仕組みは、チャレンジャーと呼ばれる人が自分が挑戦することと、寄付をしたいNPO、NGOをサイト上に掲載する。サポーターと呼ばれる他のユーザは、その人のチャレンジを応援したいと思ったら、その人に寄付をすると寄付の全額が、チャレンジャーが選んだ支援先団体に寄付される。

Just Givingと、ShootingStarではその仕組み、ターゲット、お金を出す側のモチベーション、インセンティブなどが異なってくる。この違いをどれくらいカバーできるのかが個人的には気になるところだ。

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