車の相乗りプラットフォームのTripidがモバイルアプリを新たにローンチ

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Tripid top

相乗りプラットフォームのTripidが新しいバージョンを発表した。iOSとAndroid向けのネイティブアプリも続いてリリースされる。さらに、ユーザは内蔵型の決済システムを利用できる。

交通手段は、生活にとって不可欠なものの一つだ。都市部、あるいは離れた郊外のどちらに住んでいようと、信頼できる通勤手段を町中に持つことが必要不可欠になる。特に、目的地に心地よくおしゃれに到着したい場合には重要だ。マニラでは、ひどい交通渋滞(多くの場合、特に悪天候)によって、20分のドライブが地獄の2時間に変わる。渋滞を緩和できると私が思う方法の一つが、相乗りだ。これがまさに、現地のスタートアップTripidが行っていることなのだ。

以前行ったインタビューにおいて、Tripidの共同設立者兼CEOのMichael Ngo氏は、既存のリソース、すなわち自家用車の利用率を上げていくことを基本的に目指していると語っている。

ドライバーが一人だけで街の通りを行き来しているのをよく目にする。これはつまり、十分に車が活用されていないということを意味する。一方、通勤者たちはMRTやバス、ジープニーで他の乗客と空席の取り合いを強いられている。タクシーを利用できる人は利用すればいいが、現実を見ると、毎日職場の行き来にタクシーを利用するのは高くついてしまう。

Tripid

Tripidでは自家用車を相乗り・共有できるよう、車の所有者と通勤者とのマッチングを試みている。ドライバーは同乗してくる利用者に席を提供し、利用者はガソリン代としてわずかな額を支払うが、その額はタクシー代を払うよりは確実に安い。もちろん個人の車に乗るので、信頼ができ定期的に同乗できる相乗り仲間をもし見つけることが本当にできれば、より安全で楽しい道中になるという付加価値が付いてくる。

Tripidは、初めウェブ用のアプリケーションとしてローンチされ、スマートフォンやタブレットユーザにはウェブ版をモバイル用に最適化して提供していた。同社はこの最新版をローンチし、今ではAndroidやiOS向けのモバイルアプリに力を入れたことで、ユーザは関単にルートの作成や、出先でも相乗り予約ができるようになった。

Tripid Wallet

リリース初期のTripidでは、ドライバーと乗客の間で直接支払いのやり取りがされていた。しかし今回の再ローンチ版では決済システムが内蔵され、ユーザはもっと簡単に支払いのやり取りができるようになった。ユーザはアカウントに100、300、500、1000フィリピンペソ(それぞれ2.28、6.85、11.42、22.84米ドル)単位でトップアップ(チャージ)できる。

トップアップ決済にはPayPal、G-Cash、Dragonpayが利用できる。共同設立者のNgo氏はe27に対し、モバイルクレジットベースのシステム開発にも取り組んでおり、このシステムによって携帯電話料金やプリペイドクレジットでの支払いが可能になる、と話した。

現在直接支払いが奨励されていない一方で、ドライバーは自分のTripid Walletから簡単にPayPalアカウントへ自分の収入を払い戻すことができる。Ngo氏は、より便利にトップアップや払い戻しができるよう、お財布機能をモバイルアプリに組み込んでいる最中だと語る。

ここへ来て、Kickstart Venturesが支援するスタートアップの、相乗り収入から小さな利益を得るというビジネスモデルが結実した。需要と供給を一致させることで、ドライバー・乗客間の最適な自家用車の共有レベルを導くことになる、と言えるだろう。これが今のところ、Tripidを私のお気に入りの地元スタートアップに入れている理由だ。特に実利的で、実用的で、環境に優しいからこそ、好きなのだ。

ウェブサイトiTunes App StoreGoogle PlayでTripidをチェックしてみてほしい。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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